感情タグBEST3
Posted by ブクログ
アスラクラインに続く、比売神をヒロインにしたシリーズの三作目。
発端は、島本和彦氏と見られている。島本氏の作品で初の映画化作品、「逆境ナイン」で映画化を持ちかけたプロデューサーの山際新平氏の地元の神社の祭神。島本氏を中心としたグループで比売神をヒロインにしたシリーズが作られている。「逆境ナイン」の映画化の際、島本氏にとっては初めての映画化作品でもあり、同地のフィルムコミッションにとっても初めての映画であった。この為、島本氏を中心とするグループが、連作を始める事になる。既に、仲間内で話題になっているというのは「仮面ライダー龍騎」の監督、田崎氏が講演会で語った話。
それより以前に、現在、NeoAquaで共同執筆している吉田緑氏と浩祥まきこ氏が「満月の長い夜~月光少女・アンティックナナ」、「DEARS」を執筆している。前者は山際新平氏の出身地三重県志摩市大王町を舞台にした作品である。
この2作がPeach-PIT氏の参考にされ、前者が「ローゼンメイデン」(主人公とヒロイン・アンティークドールが探偵ごっこを行う)、後者が「DearS」(題名)さらに、DEARSは島本氏と「機動武闘伝Gガンダム」で親交のある今川泰宏氏の「七人のナナ」(分裂するコンセプト)の参考にもなっている。さらに「七人のナナ」のキャラクタ原案は吉崎観音氏であり、現地が舞台・ロケ地である「小さき勇者たちガメラ」で「ケロロ軍曹」をコラボレートしている。
これが、「かんなぎ」のアニメの際、DeraSのミュウとキィ、七人のナナのナナさま、ローゼンメイデンの真紅など、声優陣がこれらに関する物から選択されている。
連作の基本は比売神を中心とした物でこのコンセプトは他の作品でも殆ど変更はない。
比売神の元が「ヒカルの碁」で、原作者は名古屋在住で、名古屋市の地名(なぜか「NeoAqua」の執筆者がいる昭和区付近の地名が多い。)や志摩市の地名などが人名として起用されている。日本棋院の名古屋支部に在籍している羽根直樹九段親子を参考にしている物と思われる。藤原佐為の神様は春日社の神で、その内の女性神が比売神の社の比売神である。これを使ったのがAQUA。後のARIAとなる。姫屋が比売神の社で、晃と藍華がタギリヒメ、イチキシマヒメ、アリシアと灯里とARIA社長がタギツヒメ、さらに晃が塔矢アキラ、アテナが進藤ヒカル、あかりが灯里となる。これが、ナギ、ざんげちゃん、白亜の関係になっている。この時の主役の声優が川上ともこさん。ヒカルの碁、ARIAなどで主要な役割を果たしてきている。
さらに、アニプレックスの社長の夏目氏(かんなぎの企画者)のライフワークが加わり、「学校の怪談」の延長線の様な作品となっている。学校の怪談4のロケ地も同じ三重県志摩市。
かんなぎでは映画「学校の怪談4」(「学校の階段」と原作者が同じ)のロケ地の神社、「波切神社」とその周囲の神様が元になっている。
小津安二郎が「浮草」を撮影した事もあり、アニメの監督には小津ファンの山本寛監督が起用されている。小津のオマージュがオープニングで起用されている秋葉の監督パロディでもある。
かんなぎは、学校の怪談4(映画)、海人舟より禁男の砂(映画)、浮草(映画)、ARIA、DearS、セーラームーンS、ローゼンメイデン、満月の長い夜・月光少女アンティーク・ナナ(小説)を参考にし、これに文殊菩薩の信仰を取り入れている。
「学校の怪談4」は「ゴジラ」の本多猪四郎監督の処女作、「青い真珠」(ロケ地は同じ三重県志摩市)のオマージュ作品で、同じオマージュ作品の「海人舟より~禁男の砂~」などを流用している。
「学校の怪談4」から「白亜」(悪霊に取り付かれる処も)、「禁男の砂」より「ナギ」(ヒロイン)、「浮草」より「秋葉巡」、「逆境ナイン」より「木村貴子」、「ダンダラボッチ」が「大鉄」など全巻渡り、全員が波切神社とその周囲の神様で構成されている。
これより先に書かれたアスラクラインは同じ角川系の「学校の怪談4」のロケ地で5年後に再度ロケされた「小さき勇者たち~ガメラ~」の地元の神社の祭神を使っている。この時のヒロインの声優が戸松遥さんでもある。「夏目」は「学校の怪談4」の原作、「学校の怪談」をアニメ化したアニプレックス社社長の夏目氏の事と思われる。
第一幕は冒頭でナギの正体の1つ「比売神(タギリヒメ)」が登場し、「ARIA」、「プリティサミー」のパロディを加えている。「プリティサミー」の逆パロディが、「異世界の聖機師物語」。ナギがラシャラ・アースとアウラ・シュリフォン、さんげちゃんがマリア・ナナダン、白亜がユキネ・ナイトメア、つぐみがラピス・ラーズ、怜悧がシュリフォン王に相当する。
第二幕はナギの正体の1つ「文殊菩薩」の回
第三幕は題名が「春日社」とのパロディと「星神」の回
第四幕は神社外の祠の神の、貴子、巡、大鉄、紫乃が登場し、美術部の学生が屯する志摩市大王町の「絵かきの町」のパロディの回
第五幕は「白髭神」(毒蠍)と「学校の怪談4」のパロディの回、ざんげちゃん+白亜が登場する。
ナギの木は春日社の神木。現在は無い。ナギとざんげちゃん+白亜の社でもある春日社も合祀され、原作通り祠の跡が残っている。
ナギの正体はオマージュされた作品群のロケ地にある波切神社の主神、日天八王子社の国狭槌神で熊野那智大社の文殊菩薩でもある。
ナギは、同神社の春日社(比売神=多紀理姫と市杵島姫)、琴平社(三穂津姫と須勢理姫)、伊雑皇大神(豊受社の豊受大神)、神社外の弁財天など、信仰上の文殊菩薩の同一神を次々に演じている。
これに、豊受大神の神楽歌には月の話が出るため、ギリシャ神話のアルテミスを加え、姉妹関係にある、ざんげちゃんと白亜に各々、ペルセポネ、ディスポイナを当てている。
国狭槌神の仏教での同一神が文殊菩薩、別名妙吉祥、吉祥天と混同されやすい神様で、吉祥天も弁財天と同一視される。かんなぎではこの手の神は同一神として扱っているので、これらの同一神がナギと言う事になる。「元は一つの神」は比売神で多紀理姫、市杵島姫、多岐都姫と同一視される事を意味する。比売神は春日社の神で、春日社の神木はナギの木でもある。多紀理姫、市杵島姫がナギ、多岐都姫がざんげちゃん、白亜となる。連作の前作「アスラクライン」ではヒロイン2名が主人公に恋愛感情を持たせているため、度会神道を使っている。本作もそれを踏襲しているため、ナギ、ざんげちゃん、白亜が仁に対し恋愛感情を持っている。多紀理姫、市杵島姫は同一視される事もある神様なので、本作では一人として扱われている。多紀理姫(ナギ)、多岐都姫(ざんげちゃん)の夫が大己貴神でこれが仁である。
ナギの市杵島姫は弁財天でもある。これが先の国狭槌神(文殊菩薩・妙吉祥)と同一神と言う事になる。子猫を彼岸の岸に送り届けたのは文殊菩薩の力と言う事になる。
さらに、文殊菩薩を紐解けば、中国の文殊菩薩の神話が殆ど、三保の松原の神話と同一と言う事がわかる。
この神の同一神が、三穂津姫、豊受大神。前者の同一神が須勢理姫。大幣を使うのが三穂津姫、料理が上手いのが豊受大神、穢れているのが須勢理姫でナギはこれらを次々と演じる事になる。
ここから他の連作作品のネタばれ。
本作は複数の作家同士がお互いに意識しながら書かれた作品で、内容がリンクしている物が複数存在する。後にリンクしている他の作品は、神曲奏界ポリフォニカクリムゾンS、化物語、スタードライバー輝きのタクト、おとめ妖怪ざくろ、フラクタル、セキレイ、ISインフィニットストラトス、神のみぞ知るセカイなどである。探し方は比較的に容易で大己貴神の家族構成と同一で、声優が同一か類似の物を探せば良いだけの事である。但し、ローゼンメイデンだけは判りにくいかもしれない。この連作には必ず1個以上現地特有の物が入っている。
アスラクラインでは「ダンダラボッチ(ギリシャ神話のタロスに相当)」、かんなぎでは「白亜(灯台)」、「絵かきの学生」、「志摩の古名」、「現地で撮影された映画のヒロイン(ナギ)と歌手(貴子)、「映画(現地で撮影された学校の怪談4とアニメの学校の怪談)のパロディ」、「全員が現地の祭神」、「3つの波切神社」など。
後作の神曲奏界ポリフォニカクリムゾンSでは「タタラ」(ダンダラボッチの事)、スタードライバー輝きのタクトでは、「絵かきの学生(絵かきの岬=ヘッド)」、「現地で撮影された映画(逆境ナイン)」、「4つの神社の神と海女の伝説」、ISインフィニットストラトスでは「現地で撮影された映画(君の名は)」など、必ず、現地に絡む物が1つはいる事がお約束事の様になっている。
この他、青の祓魔師(神話的にはかんなぎの子供たち)なども「志摩」、「料理対決」などのパロディを組み込んでいる。
神曲奏界ポリフォニカ・クリムゾンSは、ローゼンメイデン、かんなぎ、ARIA、セーラームーンSを参考にし、かんなぎと同じく人物の設定に志摩市の民話と文殊菩薩の信仰とギリシャ神話を取り入れている。この場合、琴座の神の設定をギリシャ神話の音楽の神の設定になぞらえている。
スタードライバー輝きのタクトでは仁がヘッド、ナギがさかなちゃん、ざんげちゃん+白亜がソラに相当する。志摩市でロケを行った逆境ナインの作者島本和彦氏とボンズの南社長は同窓生の友人関係にある。
「神のみぞ知るセカイ」、「スタードライバー輝きのタクト」も同じ構成を使い、「神のみぞ知るセカイ」は近鉄沿線、「スタードライバー輝きのタクト」は志摩市全域に範囲を広げている。
基本は「綺羅星っ」。スタドラの綺羅星十字団の合言葉であるが、元ネタは「セーラームーンS」の「月に代わって」のポーズである。
アニメでは、かんなぎのオープニング、宇宙をかける少女のサイト、ISインフィニットストラトスの束の登場シーンで登場するが、全て繋がっている。
志摩市で販売されている月兎社の雑誌は「Nagi」で、社名が主人公の名前でもある。宇宙をかける少女の題名は「時をかける少女」、角川映画のパロディ。
ISインフィニットストラトスの束がつぐみ、箒がナギ、シャルルがざんげちゃんと言う事になる。最終話の題目が「君の名は」で現地で撮影された映画でもある。
セーラームーンSの脚本家=スタドラの脚本家でもある。
角川映画も1枚噛んでいて。当時、志摩市で撮影されていた映画が「小さき勇者たち~ガメラ~」。
ガメラの名前が「トト」。つまり「魚」。「魚切」(波切の古名)、「トト」、「かんなぎ」(魚)、「さかなちゃん」とパロディを繋げている。
この時のヒロインの姓が「西尾」で西尾維新さんのパロディ。監督が仮面ライダー555の監督の田崎監督で、ボンズの社長さんを警官役でパロディにした人。
ボンズの社長の南さん+逆境ナインの島本さん+角川映画の田崎さん=仮面ライダートリオと言う仕組み。
「化物語」のパロディが。EDの「君の知らない物語」は2番から始まり、夏の大三角形が登場する。この内の「ベガ」がナギの星。織女星。天の羽衣の三穂津姫(ナギ)が天に帰って行って星になたっと言う伝説。その星が織女星。撫子スネイク(戦国撫子=ざんげちゃん)のEDのイラストレーターが「いずみ今日子」さん。ナギの元ネタ、禁男の砂のナギ役、泉京子さんのパロディ。
アララギと同じ元ネタを使っている漫画のパロディが、オープニングのどつき漫才のコスチューム。アララギ=高千穂でナギの戸松遥さんの遥を合わせるとSF作家の高千穂遥さん。かんなぎと同じ神様(仁)を使った漫画家が安彦良和さん。この二人の合作がダーティペア。ケイがナギでユリがざんげちゃんと言う仕組み。
アニプレックスで神様が絡む作品は伊勢神宮外宮系(「半分の月が昇る空」のロケ地)の度会神道の作品が多い。本作もその一つ。
神様の関係が、日本書紀や古事記とちょっと異なるので判りにくいかもしれない。類似した作品で、天地無用シリーズも大己貴神の神話を使用されているとみられ、一部構成が酷似。かんなぎ、ARIAは度会神道を使用していますが、天地無用は別の神話での大己貴神の家族構成を使用しています。
この為、ざんげちゃん(タギツヒメ)に相当するキャラクタは登場しません。
天地無用では、天地が大己貴神、魎子が八上姫と八岐大蛇、阿重霞(ARIAのアイカの元ネタ)がタギリヒメ、砂沙美がイチキシマヒメ、ノイケがスセリヒメ、天女が三穂津姫、阿主沙と遥照がスサノオノミコト、訪希深が月読命、津名魅が豊受大神、鷲羽がクラミツハ、船穂と美砂樹が天照大御神と言う関係になります。日本海側の神話で構成され、途中で親子関係が崩れています。
これを、度会神道に焼き直ししたのが、異世界の聖機師物語と言う事になります。
Posted by ブクログ
神様が女の子でさらにAかpp(ry
主人公とほんとに神様かよくわからない女の子のドタバタコメディーって感じです。
とにかく大好きなんでお勧めします!
Posted by ブクログ
ナギ様だいすっき^^^^
女の子が皆可愛くてデレデレしてたら
仁くんも可愛くてどうしようみたいな^^^^
仁×ナギが好きなので幸せになってくれたら嬉しい・・・な!
Posted by ブクログ
かんなぎらじおで倉田さんが言ってたけど、武梨さんは脚が描きたい人なんだな。
面白いのは美少女と同居することになって辟易とする主人公が、相手を意識してしまうというありがちなシーン。これ普通相手の横顔なんかを盗み見て赤面、というのがパターンですが、これがこのマンガだと腰です。腰から脚にかけて切り取ったコマ。
あっぱれ脚マンガ。
Posted by ブクログ
作者の武梨えりさんはアンソロジーで活躍していた方のようで、絵はかなり綺麗です。「ギャグかと思えばシリアスだった。シリアスかと思えばギャグだった。」というのは、まさにそのとおり!アニメではヤマカンによるギャグの演出がどのようになるか楽しみです。
Posted by ブクログ
正直に言います。表紙買いしましたww
貧乳美少女が魔法でも使えそうなピンキーな杖を持ってるんですよ。
買わない手はありません。
でも後悔もしていません。
だって面白い!
神木が倒されて行き場がなくなった神様が、その神木で作られた女神像を依代に復活。
ただし、女神像は貧乳です。
魔女っ子アニメのおもちゃの杖に半紙を貼り付け、穢れを祓っていきます。
コメディなのか不思議な物語なのか。
今後に期待ですね☆
Posted by ブクログ
シリアスかと思ったらギャグで、ギャグかと思ったらシリアスで、いや、でもやっぱギャグなのか?表紙の魔法ステッキは魔法少女ごっこをするためのものです。
Posted by ブクログ
5巻まで読んだ。
絵が可愛くて、ギャグセンスも光っている。
登場人物のポージングの仕方や動きなども魅力がある。
線も綺麗で、読みやすい一冊。
Posted by ブクログ
女神様と同居するラブコメディ。
展開がとんでもない佳境を迎えた途端に連載休止してしまって生殺し中です。
…と思ったら連載再開早々ナギ様が援交!?…まだまだ波乱の予感です。
もうどんな形でも良いので最後まで読みたい。
Posted by ブクログ
この作品の一番の魅力はごちゃごちゃ描かないシンプルさだと思う。これがナギのキャラクターととてもマッチしている感じ。ベタ塗りが少ないからそう思うのかもしれないけど……せっかくいい作品なのに、去年のあんな騒動が起こってしまったことが今更ながら悲しい。
Posted by ブクログ
最初はアニメと比較してこなれてない感じが鼻につきましたが、
慣れてきてからは普通に面白く。
ボケに対してノリ突っ込みがあるところがいい感じですね。
Posted by ブクログ
可愛い女の子が好きです。
所謂?(と言ってしまっていいのか、ごめんなさい)萌える? 感じの絵柄の漫画は余り読まないんですが可愛い。ナギが。
そして仁のアホ毛が好き。
現在3巻まで読破。
Posted by ブクログ
絵柄と作風の濃さに難点ある作品
同じ傾向のものにゆうきまさみ作品があると思うが
コマ割りなどの細かい作法技術の違いというより
描きたいものと絵柄と作風と
それぞれの傾向があっているかは作者にもままならないものだと思う
技術はあっても描きたいものと
読むほうが快かったり感心するものとがねじれないのは難しい
Posted by ブクログ
これが噂の。。
アニメは過去の回想に入らずに終わってました。
アニメを見てるだけじゃ
「好きな人がいる」ってことしか分かりません。
個人的には綺麗なまま進めて欲しかったような・・・。
だって仮にも女神様なんだし・・・。
ざんげちゃんのギャップに萌え。