感情タグBEST3
Posted by ブクログ
途中まではどうなる?
誰が?などなど
非常に面白かった。
しかし、途中から
「子供の事を思えば
そっとしておいてあげれば良いのに」
「子供を持てずに苦しみ抜いた人の
気持ちをもっと汲んであげれば良いのに」
等々犯人や犯行を許せない若い医師に対して
妥協も必要だよ~という気持ちに傾いてきてしまった。
結局は全てが闇の中で
皆今有る目の前の道を進んでいく・・・
映画にし易そうな内容だった。
Posted by ブクログ
若手の外科医師である健吾は、ある日の当直で飛び込みの産気づいた患者を診ることになる。子供は無事助けたが、母親は無くなってしまう。
しかしこの出産劇には、さまざまな陰謀があった。代理出産をめぐるミステリー作品。
様々な登場人物たちのそれぞれの心の葛藤が描かれていて、とても繊細な作品だった。善と悪のバランスがグラグラと揺れ動き、少しだけ許した悪が、とても大きな悪になってしまう。
Posted by ブクログ
そうまでして子供が欲しいか。
子供はずっと子供ではない。許されていない方法で誕生したと知ったら、その人間はどれほどの衝撃を受けるのか。
あまりにも利己的な人間たちに嫌悪感しか持てなかった。
物語の展開の仕方はとても上手いと思う。
Posted by ブクログ
お話としては真相が明かされる面白さがあるのだけれど、冒頭の「私は、だまされていたんです。」が主要な登場人物の誰にも当てはまり、それだけにスッキリしない感がある。また、章ごとに3人の視点の一つで話が進められるが、視点の転換に素直についていけないところがあった。
12-110
Posted by ブクログ
あまり評価がよくないですね。私は楽しめました。
「代理出産」
日本では認められていない。
お子さんに恵まれない人にとっては、大きな壁。
何としてでも自分の子供を手に入れたい圭子の気持ちはよくわかる。
ストーリーとしてはもうひとつか。そのへんで評価が低いのかな。
Posted by ブクログ
ドラマ見てたなぁと思いながら読みました。
出てくる人みんな自分勝手というか。一部分だけ取り出してみれば正義でも、それは本当に正義と言えるのか?!人のためとか言いながら、それは自分のためかもしれない…。
サクサクと読めたけど、後半は説明っぽい記述が多くてクドく感じてしまった。
Posted by ブクログ
登場人物全てがそれぞれの立場で狂気じみている。読んでいくうちに、それは誰しもが抱えているものであることに気づいた。良心と保身の間に誰もが揺れ、護るべきもののために嘘を嘘で塗り固め後戻りできなくなる。そんな人間の部分をありありと見せつけられた。
作品として後味がいいとは言えないが、この終わり方は好き。
Posted by ブクログ
連続ドラマ化されてる作品の原作。
オチ的なとこは予想できなかったし、
おお!こう来たか!って感じだけど
全体的に薄っぺらい感じで、
読み終わったときに物足りなさを感じてしまったー
連ドラでどれぐらい話が膨らんでるのか
ちょっと気になるー!
Posted by ブクログ
いろんな登場人物の思惑が重なって、嘘に嘘が重なって、最後あんまり救われる終わり方ではなかった。真実を知ること訴えることが必ずしも幸せなことではないと思った。
Posted by ブクログ
「代理出産」がメインの話。
飛び込み出産の妊婦を手術し、子供は無事、母親は死亡。このことを巡って、関わる人すべてが「聖職者」でありながら「怪物」になる。
不妊治療をしている、もしくはしていた人からすれば、この母親のとった行動については頭をよぎるかも知れないのでは。それほど、自分の子供が産めないというのはその人を最悪狂わせるかもしれないほど辛いものだから。
でも、全体的に重みがないというか・・・
Posted by ブクログ
どうなるんだろうってドキドキしながら読んだけど、終わり方がいまいちだったなと思った。
「怪物たち」とあるからそれぞれが怪物なのだろうけど、そこまで怪物さは感じられなかったな。
Posted by ブクログ
読後感がスッキリとしない作品だった。
最初の出だしの文章は、結局誰に向けて、誰が言った
言葉なのだろう。
登場人物全員に当てはまるような、当てはまらないような。。。
微妙。
ラストも綺麗に収まるところに収まり、少し物足り
なかった。
Posted by ブクログ
登場人物が全員嘘をついていて、
その嘘で全員が均衡を保っていて、、、
代理出産を中心にして
その周辺を私利私欲や
正義感、保身その他諸々が
渦巻いてる。
代理出産がどういうものなのか
代理出産を望む人、臨む人、関わる人が
どんな気持ちなのかがわかる本。
Posted by ブクログ
代理母出産という難しい問題ですが、どこかで同じようなことが起こってるのではと感じる内容でした。日本ではまだまだ厳しい問題ですが、訴えるべき内容が多い作品でした。
Posted by ブクログ
そうなるか、という結末だった。
現在、連続ドラマを放送中だけど、登場人物の描写はドラマとは少し違っていた。けれど、大まかなストーリーの流れは同じなので、先は大体予測が出来た。
それぞれが、少しずつ罪を犯していて、それらが噛みあって大きな罪のようになってしまっていて、どこにも完全なる善人はいかなった。
罪が無いとしたら、生まれて来た赤ちゃんだけではないかと思う。
登場人物たちが、この先抱えていく罪。表に出せばどうなるか。表に出さぬまま、それぞれの心に秘めたまま生きていくのか。隠し通せるのか。
もしも、少しでも綻びを見せたら、傷つくのは、何の罪もない、あの赤ちゃん(子供)だろうと思う。
正義とは一体なんなのだろう、と少し考えてしまった。
Posted by ブクログ
ドラマ化を機に読んでみた。ドラマと少し違っていた。ドラマはよりドロドロな展開で原作はやや易しい。どんな人にも自らを守る為には悪になることもありえるなぁと思わされた。
Posted by ブクログ
う~ん…
この作品は正直言うとドラマの方が分かりやすい気がする。
ストーリーは面白いのだけど、心情とか機微みたいなものはドラマの方が丁寧で腹落ちしやすい気がした。