【感想・ネタバレ】エントリーシートで目にとまる・面接で「できる!」と思わせる 内定をもらえる人の会社研究術のレビュー

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Posted by ブクログ

就活で考えておくべき事の一つに、雇う側と雇われる側の立場や考える論理は全く異なるって事がある。どちらも相手に要求するものは際限なく出てくるし、折り合える決着点もない問題だって感じるんだ。ただ組織に入ったからといって、これからの時代は自発的に自立した考えで行動する力が必要になるって事は間違いない。競争社会では、これで競争は終わりですと云ったり出来ない永続性を内包している。上を目指す点においては誰であれ共通した立場にあるが。何を持って価値とみなすか、ではなく、如何なるものであっても価値を見出す考え方に切り替えておく事が必要である。自分自身を常に偏った立場において捉える事なく、反対の状況や立場にあった場合のケースも理解しておく事で、自由に判断し行動できる空気を生み出しておく。最終判断は誰でもなく己で行うしかないからね、いつでも。沈黙の中にも人の考えは流動を余儀なくされるし、何か言葉を発すれども対立する言葉は次々に降り掛かってくる。

人間集団は基本的に知的でクリエイティブな方向に向かう習性を持つ。どんな言葉もその目的の為に発せられるのであり、頭も身体も停滞してしまってる一員には、自分から創発的に動き出せる為の鋭い刺激を与えなくてはならない。防衛本能にくるまって休みこけている惰性から緊急に目覚めさせる、鋭く危険な一言を浴びせてやる必要がある。人は、危険を察知するとその状況から抜け出そうと行動し始める。よって組織を運営するには人員のモチベーションを維持し意識を高め合うようにさせる事が常に課題となる。それが上司から部下への説教となる事もあるし、部下から上司への改善要求になる事もあるだろう。よって、自己管理とは組織運営の人間管理とも共通した部分は多い。無理矢理にでも問題意識を自分に対して稼働させる必要があろう。ひらめきやアイディアは一時のものだから、それ自体には一つの状況に対する力しか持ち合わせていない。それを他の事象にも反映させる為には、ゲインとロスの双方を考え方として持つこと、大事な局面では必ず、良い面と悪い面を合わせて考えておくことが重要だ。

それでは、本書の内容とは関係ない事をつらつらと述べてきたが、ここで終わりとします。時代の変化は確かに早い。我々も成長速度を上げていかねばならない事を忘れてはならない。では、またね~。

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2015年08月20日

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