感情タグBEST3
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"一緒にいるときは幸せな時間が過ごせても、日常に戻ると振り出しになる。"
"女の子はよくわからない。怖かったり、かわいかったり。脆かったり、逞しかったり。"
"本当に強い人ってのは、個性って言うか、自分の芯がちゃんとあって。それで、さらにそこに色んな新しいものを取り入れていける人かもしれないですね"
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いくつかの物語が,
最終的にはうまくまとまっていて
読んでてとても心がほっこりしました。
ショッピングモールで勤務経験がある方は
読んでて楽しいかもしれません♪
どの登場人物も,例え最初「ん?」と思っても
愛おしいキャラクターになっていきました。
飛鳥井さんは人間の小さな機微など
描くのがとても上手だと思います。
なので,読んでてとてもリアルだし
「なんで分かるのー」って感じる事が多い。
男性にも読んでもらいたいなぁと
この作品は思いました。
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登場人物たちが皆んな前向きに進んで行くのが良かったです。名前を全然覚えられない人間なので「こいつ誰やっけ...?」と何回も前のページに戻りました。
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デパート”タイニータイニーハッピー”が舞台。狭い世界の中で、人間関係に悩みながらも生きてる登場人物たちに寄り添いながら読めた。今いる場所で頑張ろう、って思わせてくれた本。
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ショッピングモールが舞台の小説。身近な施設で私自身大好きで頻繁に利用しているが、取り上げられた小説に出会うことが少なく、新鮮な気分で読んだ。
ショッピングモールで働く人々とその周辺人物で構成された、20代の恋愛を描いた連作短編集。何冊かに1冊は日常を描いた小説が読みたくなる。ドンピシャの世代ではないけれど遠い昔の記憶というほどでもなく、読んでいて心地良かった。聞いているようで聞いていない夫の話は頷きながら読み、最後の「ワイルドフラワー」で妻側もちゃんと話を聞けていないことに気づくシーンで同じくハッとした。読み進むうちに小山さんが少しずつ好きになっていった。
勝手に最近出た小説かと思っていたら、センター問い合わせという表現に違和感を感じ、およそ10年前の作品と知る。もうメールという言葉が懐かしいなんて。
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すごく好きなお話だった。凄い事が起こったり、スピーディーさはないけど、ほっこりして、和めて、明日も頑張ろうって思える。またいつか読みたいなぁって思う。このツリーが私も見てみたい。
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日常の小さな幸せがテーマの短編集。
デパートで働く男女の恋愛物語がメインで読んでてすごい面白かった。
幸せってなんだろ、周りと比べて自分はどうだろ、強さって何、好きって何、
そんな大人の恋愛物語盛りだくさんで共感と気づき満載でした。
芯がしっかりした女性になりたいと思った。強くかっこよく生きたい。そして出来れば幸せになりたい。温かい家庭、笑顔がある家庭で過ごしたいな。
飛鳥井さんの小説は強い女性がテーマな気がしてすごく読んでて元気出る。他の作品も読んでみたい。
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読みやすかった。
章ごとのタイトルも良かったし、毎回視点が変わるのも面白かった。間を開けて読んだりすると、誰だっけ?となったりしたけど、読み返したりしてくうちに記憶にも残った。
個人的にドックイヤーの意味を知れて勉強になりました!
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相手の話を聴くってのはコミュニケーションの基本やと思うけど、常に自身にとっての100%で応えられるとは限らないよなぁと。相槌うってても、自分が話したいことや考え事、目の前のテレビとかに気を取られたりして、一瞬前の話の内容すら思い出せないことはしばしば。。
話を聴く姿勢が愛かなと感じた。…違うかな?
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タイトルの通り、小さな幸せがたくさん詰まっていました。
ちょっとだけ特別な何気ない日々が、ショッピングセンターの雰囲気と合っていたと思います。
登場人物の呼び名が色々あって、ちょっと混乱しますが、そこまで嫌な人物も出てこず、どれもハッピーな結末なので安心して読めました。
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一人一人の登場人物が、タニハピと愛されショッピングモールを舞台に、日常生活の中で起こったライブイベントを繰り広げる。
暖かな世界観に繰り返し読みたくなります。
文章も読みやすく、一気に読めました。
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最初と最後の徹と実咲の2人の話が
なんだか自分と少し似てるかなーなんて
思い上がってしまったよ。
長い期間の付き合いからの結婚。
お互い正社員での共働き。
(実咲みたいに料理は好きじゃないけど…)
相手の話を最後まで聞いてない部分は
「私もそうだ。最後まで聞けてない。」
って、思ってしまった。
自分の悪い癖だから、直そうと思うのに
よく旦那に叱られる。
でも、旦那だってそうなのに…。
あれ?本の感想じゃない…( ゚ロ゚)!!
いや、とっても読みやすかったよ!!
いろんな人が繋がっていて、おもしろかった。
人はそれぞれ考えてることも違うし、
だからこそ、些細なことが幸せになるんだよね。
タニハピだね。
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一つのショッピングモールにまつわる温かい話で、とってもすんなり読めました。人はそれぞれいろんな思いを持っていて、視点が変わるだけで全く違った人に見える。小さな幸せを大事にすることってほんとうに素敵だなと思った。
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東京郊外の大型ショッピングセンター「タイニー・タイニー・ハッピー」で交錯する8人の男女の恋を描く物語。それぞれ自分の思う人で悩み、幸せを求めて葛藤する。素敵な話だった。
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ショッピングセンター、タイニー・タイニー・ハッピーでの恋愛模様。季節ごとに変わるシンボルツリーを想像しているとなんだかタニハピに行った事がある様な気分になった。ありふれた日常的な恋愛模様だけど登場するみんなが小さな小さな幸せをちゃんと見つけて読んでいて気持ちがやわらいだ1冊。
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大型ショッピングモールの、タイニー・タイニー・ハッピー(通称タニハピ)で働く人々の連作短編集。人間関係の難しさ、恋愛関係の拗れ、結婚出産と仕事の両立とか、大人ならではの悩みがリアルに描かれています。平成のお話なので、まだメールだし、時代背景はもちろん言葉の言い回しとかも、とても懐かしさを感じました。
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ドッグイヤー
北川徹
北川が勤めている商社が経営する大型ショッピングセンター「タイニー・タイニー・ハッピー」の名付け親。略して「タニハピ」。本社の商品管理。
川野
タニハピのオープニングスタッフに選ばれて移動になるまで、本社で机を並べていた同僚。
北川実咲
徹の妻。タニハピ内のメガネ屋の店員。
大原
かつての北川の上司。総務課長。
小山理恵
関西支店から異動。寝具売り場担当。
森崎純一
実咲の同僚。ジュンジュン。
ガトーショコラ
ゆう
結城香織。高校三年間はファストフードでバイト、大学四年間はファミレスのウェイトレス。レストラン経営の会社に就職して、イタリアンレストランに配属になり、そこでもウェイトレスを四年。
ジュンジュン
森崎純一。斜め向かいのメガネ屋。
みぃちゃん
北川実咲。斜め向かいのメガネ屋。
カズ
相原。ゆうの彼氏。都内のデパート内にあるアパレルショップに勤めている。タニハピの店舗に異動。
朝子
ゆうと高校時代からの腐れ縁の友達。
ウォータープルーフ
智佳
大女。同棲している彼氏とケンカして、兄の家に泊まりにきた。
小山理恵
川野と同期入社。思ったことをそのまま口にする。無神経。
川野
智佳の兄。飲み屋の帰りに理恵を家に誘って、キスしようとしたら顔を引っぱたかれた。
大原
智佳の彼氏
イタリアンレストランの調理師。
ユータ
智佳の彼氏の弟。十九歳の大学生。彼女を妊娠させ、中絶費用二十万を彼女に請求される。
酒井
旅行品コーナーの責任者。
ウェッジソール
真壁笑子
製紙会社で事務をしている。
森崎純一
笑子の彼氏。
藤井加奈子
笑子の親友。笑子とは高校と大学がエスカレーター式の女子校で同級生だった。高校生向けの塾で国語の講師をしている。
義也
加奈子の彼氏。
谷川
笑子の同期。
弓子
笑子の妹。
北川
メガネ屋さんの店員。
プッシーキャット
相原
アパレルの店長。
江藤若菜
相原の向かいの店の女の子。
菊池
若菜の店の店長。相原の店とは同じブランドのレーベル違い。カジュアル版。
香織
相原の彼女。
倉沢
相原の店の副店長。
みぃちゃん
メガネ屋。
持田
カジュアル版店員。イギリスに留学するため辞める。
フェードアウト
坂本
管理部門の女の子。
小山理恵
関西支店から十ヶ月前に異動してきた。
北川
川野
原田
紳士服売り場の後輩社員。
大原
バツ一。
理恵の姉
不動産会社の東京本社で働いている。
寛人
理恵の彼氏。理恵の姉が働いている不動産会社の関西支店勤務の後輩。
樋口
営業課の課長。
奥村
関西支店のときの小山の上司。課長。
チャコールグレイ
笑子
純一
メガネ屋。
加奈子
笑子の高校時代からの親友。
北ちゃん
純一の職場の同僚。
ゆう
レストランのウェイトレス。
ワイルドフラワー
ゆう
香織。レストランのウェイトレス。
カズ
アパレル店の店長。
みぃちゃん
実咲。メガネ屋。旧姓安藤。
斉藤
実咲の大学の同級生。
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必ずしも理想の形ではないけど、タイトルの「小さな幸せ」を感じることができる作品。甘すぎない恋愛小説で、それがリアルさを増していて、自分も今の相手とうまくやっていこう、と思える。また、生き方みたいなものも考えさせられた。
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色んな人の視点から書かれた短編集なので、ひとつのショッピングモールの中で交錯する無数の人生を覗いているような感覚になる。
ショッピングモールのシンボルである大きなツリーが、希望や癒しの象徴として何度も登場している。いつも変わらずそこにある、見守ってくれているようなツリー。そこが本当に素敵な場所であることを、想像できた。
同年代の恋愛が主な内容だったので、なんとなく、恋愛以外の要素も見たかった。
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恋愛ベースの話なので20代から30代位の女性が共感できると思います。
悪い人はでてきませんが、ハラハラするような展開もなくさらっと読める本です。
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ツリーを中心とした複合商業施設ならではの人間模様と色んな形で揺れ動く心模様が上手に描けている。
小さな幸せも気付かないと手のひらからポロっと落ちてしまうけど、ちゃんと気付いて向き合う勇気を持てばきっと心強い味方とかけがえのない幸せに繋がってくれる、そんな風に思わせてくれる作品でした。
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軽く楽しく読めました。
登場人物が多くて、ボーッと読んでいると少しこんがらがりましたが…(真剣に読めば大丈夫?!)
実際にもありそうな、恋愛&お仕事物語。
★3.5がないので★3で。
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タイニータイニーハッピーな短編集で、結局タイニータイニーハッピーな話だとネタバレされてる…という感じで読みました。
文章はわかりやすくて頭使わなくても読めます。
それぞれのキャラクターも良くわかって、楽しめました。
こんな小さな世界で悩んで笑って日々生活営んでいる人たちもそりゃいるよなぁと思うのと、そういう生活をのぞけたようで面白かったです。
Posted by ブクログ
短編だけど話が繋がってる物語だった。
いろんな人の視点から物語を読めるって面白いなって思った。恋愛全然してなかったけど、少しは踏み出してみようかなって思った。
正直感情の動きとか費やす時間とか多くて尻込みしそうだけど、それが人間らしさなのかな。もっと人になって生きていこう。