【感想・ネタバレ】推しは自分です。のレビュー

主人公は、3人の女性。
死に物狂いの努力で垢抜けて初恋をやり直す美容女子、彼氏からモラハラを受けて過激なダイエットに走るぽっちゃり女子、美容系インフルエンサーとして活躍するバリキャリ女子。
一人目の主人公、馬場 茜(ばば あかね)は、高校時代の初恋の人ノアくんを未だに想う23歳OL。
ですが、高校時代の彼女は「バケモンの馬場さん」と呼ばれていました。
それが悔しかった彼女は死に物狂いでお金を貯め、ダイエットや歯列矯正、肌治療、メイク、美容医療とできる限りの努力をし、見事誰から見ても美しいと言われるまでになりました。
そしてノアくんと再会するのですが、高校時代の同級生であることを隠し初対面として接するのです。
しかし、ふとしたキッカケで彼女が「バケモノの馬場さん」であることがバレてしまい…

VOCEウェブサイトで連載され大人気となった今作。
描くのは山科ティナ先生。
女性の心の些細な機微を鮮烈に描きます。

「バケモノの馬場さん」であることが周りにバレ、「整形した?」と揶揄された時に茜が言った
「化粧して課金して綺麗になる努力をして ようやくマイナスを0に戻していってるの」
「わたしの容姿をとやかく言う筋合いはない!」
というセリフに、よく言った!!!と思わずにはいられませんでした。

他にも茜の友達のブリちゃんは、モラハラ彼氏のせいでダイエット沼へ…。
ノアくんのビジネス繋がりで茜と知り合った白鳥 エレナは美容インフルエンサーとして活躍する女社長。あらぬ噂により中傷を受けることに…。


登場する女性陣が、女性が憧れる女性でありつつも、自分と照らし合わせて「ありえる…」と思うシチュエーションばかり。
そんな彼女たちが必死に生き、幸せを掴もうとする姿に励まされます。

エレナの「誰もが自分自身を愛せる世界にしたかった」というセリフは、全女性に贈りたい言葉です。
この作品を読んで救われる方もいらっしゃるのではないでしょうか。
美しくあることが全てではありませんが、自己評価を他者にゆだねないことの大切さを教えてくれる作品です。

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感情タグBEST3

匿名

無料版購入済み

すき!!

主人公も努力家で好きなんだけど、それ以前にノアくんがかっこ良すぎて好きになっちゃう…これからストーリーが展開していくにあたって性格が悪くなっていったらやだな…

#胸キュン #癒やされる #憧れる

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2024年02月07日

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