【感想・ネタバレ】ティーンズ文学館 今日もピアノ・ピアーノのレビュー

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Posted by ブクログ

塾に空手にスイミング、小学生の海斗はとても忙しい。けれどどれもどこか中途半端な自分に気づいてもいた。そんなある日、海斗は駅でストリートピアノを弾いているおじいさんに出会う。
なんとなく日々を過ごしていた海斗の世界がこの出会いによって大きく変わる。

やりたいことに出会い、真摯に向き合う姿は本当に美しいと思う。そして、海斗にピアノを教えてくれる青柳さんのスタンスがまた素敵で、良き指導者に巡り会えたことが、海斗くんの幸運のひとつでもあったのだろう。
素直に感動できる本だった。

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2024年03月31日

Posted by ブクログ

誰のためにピアノを弾くのか
ピアノに限らず、なんでも、自分のためって堂々と答えられたらいいなぁ。
小学校高学年向けの本だけど、私たち大人こそ読むべきだと思いました。

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2024年01月25日

Posted by ブクログ

5.6年から。塾に習い事に気持ちの入らない海斗が出逢ったのは、駅のストリートピアノをひくおじいさん。ピアノの音に魅了され、おじいさんとの出逢いが海斗の何となくな生き方を変えていく。
言葉がとても優しいリズムで紡がれていて、読んでいて心が安らいでいく。物語も大人も子どもも変わりなく通じる出逢いや音楽の良さ、ピアノ・ピアーノのに含まれるメッセージも心に沁みる。

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2023年12月10日

Posted by ブクログ

ピアノピアーノとはイタリア語でゆっくり、のんびりを意味する言葉。人生もゆっくりのんびり焦らず、自分の道を考えていけばいいんだと思わせてくれる。子どもだけでなく、大人の心にも響く物語。

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2024年05月06日

Posted by ブクログ

ストリートピアノ弾ける環境と勇気。好きなことを周りに認めてもらう事の難しさ。たとえ趣味の範疇だって夢中になれる事がある人生はキラキラしてる。

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2024年01月21日

Posted by ブクログ

評価を⭐︎3にしたが、物語が面白くないわけではなく、今の私の読書欲にマッチしない内容だったという意味だ。

小学校中学年、高学年あたりが読みやすい物語と字数ではないかと思う。現に、主人公も小学校6年生だ。なかなかに真面目な少年が、今となってはあり得ないであろう「見知らぬ人」と親しくなる話だ。

もしかしたら、この「今では普通にあり得ない」見知らぬ人との出会いの話というシュチュエーションそのものが、今の子どもたちにとっては真新しいことなのかもしれない。

入学したばかりの中学一年生あたりにも、おすすめ。軽く手に取れる分量と内容の話だと思う。

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2023年12月22日

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