【感想・ネタバレ】おわかれはモーツァルトのレビュー

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Posted by ブクログ

音楽とサスペンスが合わさった本シリーズは、いつ読んでもワクワクする面白さがあります。今回は盲目のピアニストの周りで起こった殺人事件。殺人事件が起こるまでのストレスフルな出来事を、殺人によって読者に「快感」を感じさせる構成はこっちもドキドキします。それから様々な容疑が浮上する中、絶体絶命のピアニスト人生を救うべく現れる岬先生の推理ショーは圧巻でした。

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2024年04月07日

Posted by ブクログ

サイン入りと読むように2冊購入したが単行本も買おうかと迷うくらい面白かった!!
今回の犯人は全く予想がつかなかったなー

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2024年01月21日

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岬洋介シリーズの第7弾(スピンオフ作品は除く)。
第3弾 ポーランドのワルシャワで開催されるショパンコンクールが
舞台となった「いつでもショパン」が種となっている。
岬洋介がショパンコンクールで出会った、戦友とも言える若き盲目のピアニスト
「榊場隆平」がコンサートツアーを開催するというところから始まる。

若き盲目のピアニストと聞いて、某人物を思い浮かぶ人も
いるでしょう。さらに、数年前の某作曲家の再来と言われた・・・
おっと、そんなオマージュを入れ込んでいるのも見どころ。

初読ではなく単行本ですでに読んでいるので、感想に関しては
つたないが、そちらも読んでください。

2度目ということでの感想は、大まかに覚えていても、思い出しつつ
読んでいて、タイトル回収で(´;ω;`)ウゥゥ。
2023年12月の時点で最新作の第8弾「いまこそガシューウィン」
こちらも第3弾での入賞者が主人公で、岬洋介も絡んでいく物語。

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2023年12月20日

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復讐するのに身代わりを立てて自分は罪を逃れようなんて、そーゆー発想をするお巡りさんは徹底的にやっつけないといけないと思う。

そんな犯人の細工にまんまと嵌って身代わりにされた容疑者を責め立てるお巡りさんも同様、徹底的にやっつけないといけないと思う。

ということで、岬洋介は優しすぎるのではないだろうか。

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2024年03月30日

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non tanto ad lib ノンタント アドリブ
~あまり自由でなく~/
ancora amarevole アンコーラ アマレーヴォレ
~一層苦しげに~/
molto dolente モルト ドレンテ
~非常に痛ましげに~/
dorammatico agitato ドラマティコ アジタート
~劇的に引っ掻き回す~/
quieto coda クイエート コーダ
~静かなる終わり~/
エピローグ

ショパン・コンクール 2位に優勝したのは盲目のピアニスト。
殺されたのは彼に絡んでいたフリーライター。
疑われたピアニストを救うのは……

曲を想像し、救い方を想像し、楽しい時間でしたよ ♪♪

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2024年03月26日

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音楽シリーズなので、もちろん音楽がメイン
ってことで、ちょっと物足りない感じは否めない
岬くんも出てきて、あれ?みこーしばさん?みたいな雰囲気もあったけど
意外となんだかあっさりというか、そこですよね・・・って感じの種明かし
このシリーズはこれでいいんだけど、なんか前回がかなり大盛りあがりだったから
その後のちょっとした小休憩って感じが否めませんでした。

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2024年02月27日

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衝撃を受けた「さよならドビュッシー」の作品を読んで以来、
10年以上ぶりに 中山七里さん作品を手に取った。
岬洋介シリーズになっていたとは知らないまま、時は過ぎていた…。

今回の「おわかれはモーツァルト」は7作目になるらしい。
全盲のピアニスト榊場は、ショパンコンクールで入賞はしたものの、
フリーライターに「盲目は芝居ではないのか!」と執拗な嫌がらせを受ける。
あっという間に拡散されてしまうが、フリーライターは殺害され、疑いの目が榊場に向けられる事になってしまうのだが…と、そこへ現れたのが。。。
という展開である。

以前読んでいた「さよならドビュッシー」ではピアノ講師だった岬洋介。
ただならぬ観察力と推理で事件を解決した。今回はそのインパクトはさほどないものの、クラシック音楽と推理の融合は壮大で、音楽ミステリー劇の様なのであります。
今回の作品は、4作目の「いつまでもショパン」の後のストーリーになっているらしい。ショパンのほうも読まなくては。

しかし、中山七里さんの音楽の表現力は専門的で
少し難しい部分もあり少々ついていけない面もありました。
しかしクラシック好きにはとてもいい勉強になります。

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2024年01月21日

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そうか。
踏み台使わなくても見えるのか。
その感覚がわからない。ピンとこない。
想像はできても、自分のこととして実感するのが難しい。
そして彼らには私の感覚がわからない。

私たちは自分の持つ体で周囲のものごとを認識していて、自分以外の体を使うことができない。
そして想像できるのも、せいぜい自分の頭の中にある範囲だけだ。

岬洋介シリーズ第7作目の本書は、岬がかつてショパンコンクールで競ったピアニストにスポットを当てている。
盲目の天才ピアニスト、榊場(どこかで聞いたことがあるね)。
彼が、母をはじめ支えてくれるマネージャーやプロデューサーたちとともにモーツァルトのみの曲で構成されたリサイタルを準備している最中。

現れたのはあやしげなライター。
某週刊誌に雇われ、記事を書くという。
ライターはあろうことか、実は盲目というのは嘘で話題づくりのために偽装しているのではないか?(これもどこかで聞いた話)という言いがかりをつけてくる。火のないところに煙を立てては相手を強請る、最悪の記者だったのだ。これまでにもその毒牙にかかった芸能人は多く、引退した人はおろか死者まで出ているという。

そんなライターが、彼の練習室で殺されているのが発見され、彼に容疑がかかるが…というストーリー。

岬洋介は中盤過ぎるまで登場せず、話は進んでいく。それも当然、岬は海外公演中なのだ。
リサイタル本番を前に動揺し、延期を余儀なくされるがそれだけで済むのか…。

今回は、あまりびっくりするような仕掛けはなく、中山七里作品としてはすっきりとシンプルだな、という感想。そして中山先生、世の中で話題になったトピックを作品に取り入れるのが巧みである(ただ、時間が経てば"元ネタ"も忘れられていくのであろうが)。

二人が舞台の上で競演するシーンは圧巻。
私は楽器を弾かないので文字で表現されたものからイメージするしかないのだが、いつもの通り演奏シーンの美しさはそれ自体が流れる音楽のようだ。

ピアノ弾けたらいいなあ。
しかし身長に難がある私は指の長さや掌の大きさにもやはり難がある上、超絶不器用人間なのだった。
鍵盤の上で指を操るってどんな感覚なんだろう。

わからないこともまた、想像する楽しさをもたらしてくれるのかもしれない。

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2023年12月23日

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こちらもお気に入りの「岬洋介シリーズ」第8弾?♪〜

ねえ、まだあ?岬洋介はまだなの〜?

世界を渡り歩く天才ピアニストが、残り三分の一頁目にやっとこさ、登場!
もう、ずっと待っていたんだからね
途端に読むペースが速まる♪(´ε` )

登場は遅いが、救世主は呼んだら駆けつけるのが速いのさっ=3
の人生は、人並外れた数多の才能をほぼ他人を癒やし救うために使っている

殺人事件が起こり、盲目の天才ピアニスト榊場隆平が疑われ事態は難航していたが、彼の登場で空気が一転する

ショパンコンクールで出会った二人の日本人天才ピアニスト
榊場のコンサートに飛び入りでゲスト出演し、二人のアンサンブルに観客も読者も心が躍る♪

「才能とは神様からの贈り物
だから、どう使おうが個人の自由」

そんな言葉を一度でいいから言ってみたい

今回も岬洋介のスケールの大きさに感銘を受けた
やっぱり良いわ(≧∀≦)
でももっと長く貴方と時間を共有したかった!

単なるアイドルを追い求めるようなレビューになってしまった。。。笑

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2023年12月23日

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盲目のピアニストの榊場隆平。
そんな彼が、殺人事件の容疑者にされてしまい、そのピンチに、かってショパンコンクールでファイナルに名を連ねた岬洋介が颯爽と登場するというストーリー

物語の中盤になって岬洋介が登場するけど、榊場が最大のピンチに陥った時の登場場面が本当に格好良いと感じました。親友のために、公演スケジュールをキャンセルするって格好良すぎでしょう。

盲目であることは、ハンディでなく大きな武器かもしれませんが、相手の気持ちを踏みにじってお金儲けしようとふる人物に対しては死んでも同情できない。

最後のふたりのビアノ共演は、小説の世界の話かもしれませんが、嬉しいの一言。
音楽で人を救う岬洋介は、やはり格好いいですね。

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2023年12月20日

Posted by ブクログ

他の方も書かれていますが、主人公の岬洋介が登場するのが遅い。終わる頃に登場する。ということで、今作は推理が少なめ。音楽を聴いていないと、作品の大半を占めるモーツァルトの作品解説が全く理解できずに終わってしまう。
犯人は違和感を感じていた人だったので、得意のどんでん返しが無くて残念。岬洋介が友人のSOSに応じて即登場するのには感動する。もっと岬洋介の演奏シーンが読みたかった。

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2023年12月14日

Posted by ブクログ

久しぶりの岬洋介シリーズ!

時間設定は、前作の直後ぐらいかな?友人助けるために、海外ツアー全部キャンセルした後っぽいし。

また、今回も凄いタイミングで(笑)、友人が助けを求めて来るんやけど。
盲目のピアニスト 榊場隆平が、自身にかかった殺人容疑に!

しかし、岬さん、登場して来るのが、遅い〜!もう、半分くらい読んだ辺りから登場やん!
出て来たら、全てを持って行くという、おいしい人やけど。
中山七里さん、最古参のシリーズだけあって、他のシリーズの主人公らもお願いだけで呼び出せるし、さすが!
相変わらず、言葉だけのピアノ演奏なんやけど(小説やから、当たり前か^^;)、凄い演奏を聴いている気分になる。まぁ、実際に聴いても、ちんぷんかんぷんで違いが分からんのやけど。
今回も、友人を助けて、プライベートは良い感じやけど…
岬さんは、これから借金返済に大変そうやけど、続編は、返済後の話になるんかな?(単行本出てるから、悩ましい…)





『与えられた才能は自分のみならず自分以外の人間のために行使すべきだという考えですね。それが正しいかどうかは別として、僕はその考えがとても好きなのですよ。』

どんどん下さい〜!

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2023年12月10日

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このシリーズを読むとクラシックが聞きたくなります。他の作品の主人公も出てきて、アベンジャーズ見たいで面白かったです。

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2024年04月27日

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中山七里『岬洋介』シリーズ第7弾。
ひさしぶりの『岬洋介』シリーズ、前作の『合唱 岬洋介の帰還』から時間がたちすぎており、前作の記憶が…

ショパン・コンクール2位の全盲のピアニスト・榊場隆平。
しかし、『榊場隆平の全盲は芝居では⁇』とスキャンダラスな記事を書くフリーライター・寺下が、隆平のピアノ室で遺体で発見される…
一転、容疑者となった隆平。

そんな、隆平の前に現れた岬。

岬は、隆平の容疑を晴らすために奔走する。

しかし、フリーライター・寺下のでっちあげはひどい。何を書いても許されるのかと。
最近の芸能スキャンダルがだぶる…
そこまで書かなくてもと。
売れればいいのかと。

警察の捜査もずさんすぎて…
隆平が容疑者だというなら、硝煙反応は…

しかし、岬の登場後のスピード感はすごい。
岬の爽やかさも相まって、あっという間に…
あっさりしすぎて…
もうちょっとひねりがあっても。

『犬養勇人シリーズ』捜査1課・犬養の登場や、『御子柴礼司シリーズ』の弁護士・御子柴の名前だけ登場は、中山七里ならでは。

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2024年03月09日

Posted by ブクログ

ピアノ小説といえば「蜂蜜と遠雷」、それと比べるとピアノ描写や迫力が足らず、ちょっとマニアックな情報の羅列でついていけず。謎解きも普通でアッサリ。
ただ、こういう犯罪者がいたらどうする?という恐怖心はあった。安易に殺さず別の解決法があればもっと良かったのかも。

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2024年03月05日

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ショパンコンクール…の回は読んだと思うんだけど…
もう一度読み返してみよう…

犯人は捕まってみるとソウナンダーという感じですが、コンサートの事情とか、炎上騒ぎとか今時のありそうな話だなぁと思いながら読みました。

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2024年03月05日

Posted by ブクログ

音楽ミステリーのシリーズ物として楽しく読みました。ただ今回はややミステリーの部分が少なく、あれもう解決したのと言う感じでした。
 演奏の描写、モーツァルトの曲の解釈もクラシック音楽の全く知識のない私にはいつも通り新鮮な驚きがありコンサートに行きたくなりました。

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2024年02月29日

Posted by ブクログ

岬洋介のヒーロー感が好きでクセになる。クラッシックをあまり知らない私でも、描写が美しいので情景が広がる。シリーズを読み返したくなった。

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2024年01月14日

Posted by ブクログ

思いがけずサイン本が購入できてワクワクしながら読みました。岬洋介が出てくるのけっこう後半で待ち遠しかったです。今回そこまでの意外性はなかったものの演奏の描写は立派です。モーツァルトは好きな作曲家の真ん中くらいですが久しぶりに聴きたくなりました。

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2024年01月13日

Posted by ブクログ

お久しぶりの岬洋介シリーズ。
こちらは、いつもながら素敵な音楽を読ませていただく作品です。
ショパンコンクールファイナルを岬と競った盲目のピアニスト。彼にまとわりつくフリーの悪質ライターが、彼の練習室で殺される。当然、彼と周囲に殺人容疑が降りかかる。
今回は、ミステリーより、過去クラシック界で話題になった聴覚障害偽装事件、盲目のピアニストの活躍やそれを支える人達の活動の様子が主体のお話かな。
岬洋介後半登場で、事件も解決、コンサートも成功して、次作をお待ちします。
音楽用語からの各章のタイトルを毎回上手く考えてきますよね。各タイトルにストーリーがピタリと収まっている。

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2024年01月06日

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