感情タグBEST3
Posted by ブクログ
とある病院の近くに深夜だけ営業するカフェ・ポラリス。そこへ訪れる人は何かしら心の重さを持っていて…
病院に付き添う人、先生など、ポラリスに訪れ、店主の朱里の料理を食べて再び前を向く事が出来る。ひと時の癒しの時間が優しくて、お気に入りです。
是非シリーズ化希望です!
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どのご飯もすごいおいしそうでよかった!
朱里の勘の良さは本当にすごいし、こんなふうに相手を労って親身になってアドバイスをしてくれるのはありがたい存在だと思う。
こんなカフェが近くにあったら私も行ってみたい!
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お節介で勘の鋭い女の子(わたしから見れば)が営んでる、真夜中カフェ。
真夜中にご飯は絶対食べないけど、美味しいお茶なら飲みに行きたいと思いました❤️
元気のいい女の子は、それだけで気持ちいいし、どちらかというとわたしも、お節介おばちゃんなので、会話が弾みそう‼️
とても楽しく、サクサク読めました。
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深夜カフェ「ポラリス」の朱里さんの聞き上手なところとその人に合わせたお料理の提供上手なストーリー5話。どれもよかった。心が癒される~~~
「明けない夜」が好きだったかな。
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疲れて夜ご飯を作る気になれず、かと言って夜更けにコンビニに行っても食べたいものが見つからず…
適当にカップ味噌汁を買うかもしれない。
お腹は空いているのに何するのも億劫で、何が食べたいかもわからない…そんなとき深夜に営業している小さなカフェ、ポラリスがあったなら良いなぁと思えた。
店主の温かい料理と人柄が癒してくれる。
入るなり、元気のいい声で「いらっしゃいませ!カウンターへどうぞ」の声。
…てか、カウンターしかないやん⁈ってなるのだがこれも愛嬌。
とにかく入ってきて座るなり、店主はお客さんの悩みがわかるというか…とにかく食べたいものがわかる、というよりこれを食べれば元気が出るという食事を提供する。
もちろんメニューにはない店主のアレンジで格安で!
あんまり、探られるのは嫌だけどそう感じさせないところが良い。
そっと受け入れてくれてお腹も満たされるって最高かも。
5つの短編集。
[夜更けのぬくもり]
入院中の子どもに付き添うシングルマザー
[明けない夜]
二浪している予備校生
[妻の決断]
家事をせず、仕事に理解のない夫
[通院患者の迷い]
病気より仕事が気になる社長
[医師の悩み]
店主の友人でもある医師は、患者の家族のことも気になる
[妻の決断]のなかの挑み続ける人間の寿命はきっと長い。やり直す時間なんていくらでもあるよ!という店主のことばが一番心に残った。
Posted by ブクログ
こんなご飯屋あればいいなあ、と思うけど、
実際、こんなご飯屋あったら恐いかもとも思う。
自分の人生、見透かされてる感じ。
でも、本当に本当にしんどい時は
こんなご飯屋あったら救われるだろうなあ。
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/_/ 感想 _/_/_/_/_/_/
休み中にたくさん本を読む予定が、まったく読むことなく、だらだらと過ごしてしまいました…
この作品は、私の好きな連作短編集だったので、それだけでもよかったですが、展開の仕方がシンプルで、素敵な感じの人たちが集ってくるのが、またまたよかったです。
全話に登場する朱里さんがとても優秀。明るくて、洞察力があって、料理も上手。こんな店主のいるお店に行ってみたいな、と、新たな夢ができてしまう感じでした。
いろんな言葉が心に響く感じでした。
この作品を通じて、今年は目の前の食事を、より感謝していただこうと、思いました。
/_/ あらすじ _/_/_/_/_/
ポラリスに迷いを抱えた人たちが吸い寄せられて足を踏み出します。そこで、朱里たちと会話する中で、新たな一歩を踏み出す勇気を手にします。
/_/ 主な登場人物 _/_/_/
■ポラリス 晩御飯を食べ損ねた人のためのお店
@朱里 あかり、店主、明るい、20代後半から30代前半ぐらい
■夜更けのぬくもり
@古村美和
@古村智也 息子、病気で入院、喘息もち
■明けない夜
@竹田大和 やまと、受験生、医学部を目指す
■妻の決断
@斉藤果穂 家事をしない夫で価値観のずれに悩む
■通院患者の迷い
@池山勇治 67歳、大野溶鋼社長
■医師の悩み
@琴音 ことね
Posted by ブクログ
深夜に食べ残った人向けに定食を出す店。やって来た客が何を求めてるかの察知して食事を出し、悩み事を聞いてくれる。
家庭内の問題や受験生の悩みなどをほどよい距離感で解決する。癒やし系小説、なかなか良かった。
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「夜更けのぬくもり」
「明けない夜」
「妻の決断」
「通院患者の迷い」
「医師の悩み」
五話収録の連作短編集。
病院のすぐそば、ビルの三階にある深夜営業のカフェ『ポラリス』。
店主の朱里が、其々の客に見合う料理を提供しながら、悩みに寄り添い、的確なアドバイスで心身をほぐしてくれる。
客の振る舞いや言動から相手が抱えている悩みを見透かす朱里は占い師か超能力者さながら。
美味しい料理と楽しい会話で一休みして店を後にする客達が羨ましい。
北極星を意味するポラリス。
旅人の目印となるこの星の様な存在のカフェ・ポラリスと朱里に癒される。
Posted by ブクログ
初読みの作家さん。
病院の近くにある深夜営業のカフェ・ポラリス。
カフェと言っても、しっかりとした和食、洋食の定食をお安く食べさせてくれる。本当にこんなお店があったら、めちゃくちゃ人気が出るだろうなと思う。作中では、空いているんだけど(笑)
店主の朱里の勘が鋭すぎるところが少し引っかかったけど、ご飯がとても美味しそうで、お客さんが元気になっていくのも納得!
Posted by ブクログ
深夜営業の「カフェ・ポラリス」…大きな総合病院の近くでひっそりとこぢんまりと、朱里(あかり)という女性が営業している。このお店のコンセプトは、忙しい時ほどおろそかにしがちな食事を誰かが作ることでゆっくり楽しんでほしい…というもの(…でいいのかな)。5編の短編が収録されています。
身体も心も疲れているときほど、あったかくておいしい食事したくなりますよね!そんな希望を叶えてくれる場所が「カフェ・ポラリス」なんでしょうね♪メニューはなく、来店したお客さんの様子で提供するお料理を決めるなんて…和食か洋食かは選べるみたいです。店主の朱里の洞察力、勘の鋭さにはドキドキさせられます。それが原因で朱里から離れていく人もいるようですが、ストーリー上の登場人物にはいい方に働いています。ちょっと不思議な存在の朱里、もし次作があるのなら朱里のこれまでの生活とか読んでみたいですね。
『みんな北極星は動かないと思っているけれど、本当はちょっとずつ動いているんだよ。どんなに固い信念の人でも時にはぶれる。そこがいいし、それでいい』
作中友人と朱里が店名のことで話した会話の一部です。なんか、そのままでいいんだと言ってくれているようで心に残りしました。
※追記)表紙の装画は満月珈琲店でおなじみの、桜田千尋さんが手掛けていることを知りました。素敵だなぁ〜って思ってました!!
Posted by ブクログ
「夜更けのぬくもり」の次が「明けない夜」なんだけど、むしろ1話目が明けない夜はないよと伝えているような気がした。3話目はタイトルそのまま(笑)5話目は自分が子供の頃、すごい偏食だったから、それを思い出した。給食で無理に食べているうちになんでも食べられるようになったけど。