感情タグBEST3
Posted by ブクログ 2024年03月10日
久々に世界史の勉強をやり直したいと思った本。綽名のついている西洋の王様のそれぞれの一代記を元に、その時代の説明が施されているが、中世の混乱がよく伝わってくる。
私は、日本史では応仁の乱の前から戦国時代の手前まで、14世紀から15世紀くらいの混乱期、日本が今の日本のイメージになっていく時代が一番好きだ...続きを読むが、西洋ではこの混乱が、その何倍もの時間に、何倍もの広さで行われていったということがよく分かる。もっと本格的に勉強していきたい。
Posted by ブクログ 2024年03月17日
日経に連載してた頃から好きだった王の綽名。新聞連載毎回一人の王のエピソードを短めの分量にまとめないといけないから、端折ってわかりにくいところもあるけど、綽名を通して王の治世とその後の評価を読み解いていくのは面白い。青歯王デンマーク王ハーラル一世、ヴェール・ギャランアンリ四世とか好きだなあ。
Posted by ブクログ 2024年01月18日
『デンマークとノルウェーのような離れた場所を、見事に結び合わせた青歯王ハーラル1世に因んで命名されたのが、無線通信の規格「ブルートゥース」だ』
Posted by ブクログ 2024年04月11日
王や王妃たち,さらには王子たちが、あまりにもたくさんいて,誰が誰やらわからない時にあだ名は役にたつ.性格や功績を表したのはもちろんのこと,不本意なあだ名であっても.作者のコメントも面白かったしヨーロッパの歴史をおさらいしているようなところもあって勉強になりました.勉強ついでに家系図のようなものがあれ...続きを読むばさらに良かったです.
ブラジル皇帝ペドロ1世、全く知らなかったけれど、一番好感が持てました。
Posted by ブクログ 2024年04月09日
ルイ一四世の太陽王とか、エリザベス一世の処女王などの馴染みのあるものから、「禿頭王」「大口女伯」とか、ただの悪口では?と思えるものまで、王、女王、時の権力者に付けられた渾名と、それにまつわるエピソードが綴られている。学生の頃に出会っていたら、世界史を覚える手助けになったのだろうか?
Posted by ブクログ 2024年02月13日
王様(主にヨーロッパ)につけられたあだ名を紹介した本です。ヨーロッパの王や皇帝って同じ名前が多くて、何世って言われてもいまいちピンときませんが、そこはあだ名をつけることによって区別するという合理性(?)
でもあだ名だけあって意外と辛辣な名前だったりもして、ついた理由にも納得だったり。でも何よりへ~っ...続きを読むと思ったのは青歯王でした。ついた理由とかではなく、今現在使用されている”blue tooth”の命名はそこからっていうところにビックリ。
Posted by ブクログ 2024年01月23日
西洋史を学んでいた当時「~~王」が多いなぁと思っていたけれど、実際はもっとたくさんいたようで。
発想は面白く、これを日本史版でも読んでみたいけれど、一冊の書籍としては前半がつらいことつらいこと。家系図や肖像画、国の位置など、わかりやすくするためのあれこれが一切ないのは考え物だ。