【感想・ネタバレ】東大入試で遊ぶ教養 世界史編 増補改訂版のレビュー

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Posted by ブクログ

 東大二次試験の世界史の問題を取り上げて、それらの問題の「解き方」と「解答例」、問題の背景となる歴史の流れを追う「歴史の勉強」で1章、全部で20章で構成されている本。
 教科書で習った各々の事柄をつなぎあわせ、どのように思考を深めて立体的に歴史を捉えるか、という作業を、東大の解答例を作成しながら行うことができる。「解き方」、「解答例」、「歴史の勉強」で3回、同じ内容を読むことができるので、それなりに頭に入りやすい。また、「自由貿易」の「自由」の意味や、複数の国と不平等条約を結ぶことで自国を守ることになる、などの解釈が新鮮で面白い。おれは受験で世界史を選ばなかったので、受験用の参考書としてどのくらい使えるのかは分からないが、一通り世界史を勉強した人ならこの本は面白いと思えると思う。(10/03/30)

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2010年04月01日

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