【感想・ネタバレ】星を編むのレビュー

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Posted by ブクログ

「汝、星のごとく」の続編ということで読みたくなった。

人の内側が、水面に揺れるように描かれている。

「汝、星の如く」で登場した人たちの過去や未来が見れた。読むのが止まらず、物語のなかに引き込まれた。
誰でもなく、自分の人生を生きることがどれだけ尊いか。

人が何を抱えているのか、どういった過去があったのかなど、わかっているようでわかっていない。ただその人が見せている一面を見ているだけで、その人自身のことを知った気になって、本質的な部分は見えていないのかもしれない。

間違えてもいい、誰のためでもなく、自分のために生きる。抱えているものは人それぞれある中で、みんな自分の人生を生きている。

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2024年05月20日

Posted by ブクログ

『汝星のごとく』の続編。
それぞれの人生に物語があり、愛の形も様々。
2冊を通じて、何人もの人生への向き合い方を見るとこができた。
至高の2冊。

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2024年05月19日

Posted by ブクログ

『汝、星のごとく』の続編。3つの話が綴られている。
「春に翔ぶ」は、櫂と暁海の二人を支えた北原先生の知られざる過去について。北原先生の生き方は懐が深すぎて自分には理解できなかった。
「星を編む」は、病死した櫂の小説を出版しようと全精力を傾けた二人の編集者の熱意を描いた話。
「波を渡る」は、大切な人、櫂を失った暁海と彼女を支えた北原先生の愛の物語。
誹謗、中傷、陰口などを嫌というほど浴びてもじっと耐えたあとの穏やかな暮らしを読んで、よかったなと思うと同時に心がじわーっと温かくなった。

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2024年05月17日

Posted by ブクログ

「月に一回夫は愛人に会いに行く」
心を大きく揺さぶられた「汝、星のごとく」のスピンオフと言われる本作を読むことを楽しみにしていました。
一行目からこれは北原先生のことだとは分かるのに、その状況を理解するまで数ページ必要でした。
読むほどに苦しくて、ページをめくる手が止まらず、夜寝る前、仕事の合間、信号待ちでも本書を取り出しては「春に翔ぶ」「星を編む」「波を渡る」をそれぞれ一日ずつ、三日で読み終えました。
読み始めは苦しくて、それでも読むのを止められなかったのに終わりに近づくにつれて不思議と心が満たされていく感覚と共に終わってしまうのが勿体なくて読むスピードをゆるめたほどでした。
「汝、星のごとく」の背景に、後日譚に、こんな濃密な物語があったなんて。
本の中でさえ人のイメージを読み手が勝手に作り上げている。現実は言わずもがなだからこそ、自分が自分の人生を生きることの大切さや、それでも人は間違えながら、もがきながらも前を向いて生きていくんだと思いました。

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2024年05月17日

Posted by ブクログ

スピンオフではなく2巻という感じ
読み応えあった
先生と結ちゃん、奈々さんの関係、そういうことだったのね
自分の選んだ道を生き、隣を歩いてくれる人がいればそれで幸せなんだなぁ

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2024年05月16日

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ネタバレ

汝、星の如くを読む前に読んでしまったことを後悔している。
凪良さんの小説がこんなにも読みやすいものだと思っていなかった。
次回戻ってきた時に、自分にささった部分をここに残したいと思った。
「金星にはいろんな名前があるのよ。夕星、一番星、宵の明星、明けの明星、赤星」
「そんなにあるの?」
「そう、たくさんあるし、どう呼んでもいいの」

暁海さんが微笑んで夜空を見上げ、ぼくも釣られて見上げた。
時間は蛇行する川のようにゆるやかに、あるいはごうごうと流れていく。川幅は次第に広くなり、やがて海へと辿り着く。波間から顔を出すと、頭上には煌めく夜空が広がっている。
生きていくということが、そんなふうであるようにと願う夜だった。

素晴らしい小説に出会えたことに感謝です。

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2024年05月14日

Posted by ブクログ

様々な愛のかたちをみれたような物語だった。
1つ目の北原先生と明日美さんの境遇は違うしそれぞれ側からみたら幸せと思えるけれど自分の意思選択が後回しになっている点では同じで共感し合える部分があったからこそ、北原先生はとっさに嘘をついてでも守りたいと思ったのだと感じた。またお金持ちの生きにくさは描いたものはみるが、北原先生の親がいい人であるがために犠牲になってきたことや、研究成果を手渡すときのお金を要求することにより相手を楽にさせるというなんというやるせなさ、もやっとが残る気持ち。
北原先生には報われてほしいと願うばかり。

2つ目の植木さんと渋柿さんの編集者としての話も、仕事している人からみれば完璧な仕事ぶり、しかし家庭の面からみるとある意味家族を犠牲にしている部分がある描き方と女性に対する偏見への描き方、どれも共感できるけど糸口がみつからないなと思った。しかし途中で植木さんの前に進み続ける考え方にすすむしかないのだと感じた。また本をだすにも各所根回しだけでなく編集者の熱意があってなりたつものなんだと知った。

3つ目の

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2024年05月14日

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ほっこりするお話しでした。
三章の主人公が、互いの存在の大きさを認識して、"愛""海のような存在"と気づくシーンが良かった〜
一章から二章に進むと登場人物が、子供から一気に大人になるので繋がりを理解するのに苦労しました。
小説に出てきた汝星の如くも読みたいです

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2024年05月14日

Posted by ブクログ

▼感想
・先月に前作の『汝、星のごとく』を読み終えて以来、本作を楽しみにしておりました、読み始めると時間も忘れて没入し、一日で読み終えました。

・時折、「あぁ、そういことだったのか!」と、前作ストーリーと紐づく内容が頭の中で繋がった時の気持ちよさに、何とも言えない幸福感を感じました。二作ともいつか改めて読み返したいと思います。

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2024年05月13日

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「汝、星の如く」を読んだ方には絶対に読んで欲しい一冊。

まさか北原先生の過去にあれほどのものがあったとは思ってもよらず、衝撃を受けました。
私たちが「汝、星の如く」で見た世界はあそこで終わってしまっていたけれど、暁海たちの人生はまだまだ長いもので、私たちはほんの1部の物語を読んでいたに過ぎない、と改めて思わされました。
みんなが幸せそうな姿を見れて、良かった。
最高でした。

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2024年05月13日

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汝、星のごとく
の続編。

そういうことだったのね。本当に読んでよかった。

自分の人生の舵は自分でとりたい。

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2024年05月12日

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両親、環境、文化など、世間に深く影響されながら形成された暁海のアイデンティティは、「こうしなくちゃいけない」とか「普通」だとか、暁海の認知や行動に繋がっていたと思います。
人との出会いや別れ、経験から、暁海は自分と他人との境界線を明確にしたアイデンティティを再構築して自分らしく生きていく、そんな暁海の人生を寄り添い歩いた気持ちになれました。

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2024年05月12日

Posted by ブクログ

『汝、星のごとく』から、少し間が空いてしまったが、すぐにストーリーに入っていけた。登場人物の心理描写はさすが!と引き込まれた。もう一度、『汝、星のごとく』をも読み返したくなった。人生迷いながらも、自分で決めて納得できるような生き方をしなくてはと思う。清々しい気持ちになる本。

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2024年05月11日

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前作での謎だった事、その後の事がわかりとてもスッキリした。全員のキャラ構成がしっかり立っていて、それぞれの心情が全くブレなくてほんとしあわせ。読み終わって彼らの元から離れるのがとても辛い。

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2024年05月09日

匿名

購入済み

汝、星のごとくの続編。
大きく3つの短編に分かれていて、前作の登場人物の過去や想いなどが明かされるので、前作を読んでいて疑問に思った点の答え合わせもでき、より一層深く物語に入り込むことができる。
特に最後の章は主人公のその後の老後までについて書かれていて、既に思い入れを持って読み進めてきた主人公だったこともあって尚更感情移入しやすく、心温まる場面も多い。
世間一般でいう「普通」から外れた登場人物達が自分の幸せの形を探していく姿はとても素敵で、勇気づけられる。最後はすとんと腑に落ちる終わり方でとても気持ちの良い作品だった。

#切ない #感動する #癒やされる

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2024年05月07日

Posted by ブクログ

ネタバレ

汝、星のごとくのスピンオフ。凄く楽しみにしてました。前作では謎だった北原先生の過去には親やお金のこと考えた。優しい親なら子供は幸せなのか、裕福なら幸せなのか、人のためにしたことが良い形で返ってくるのか。自分に当てはめて考えました。
それから編集者さんの話も胸が熱くなった。こんなにも想ってもらえることは、作品を生み出す人達にとって幸せだと思う。
汝、星のごとくと星を編むを通じて、世間体とか人は周りの普通をどこか気にして生きているけれど、そんなことはどうでも良くて。当事者以外の人達はいとも簡単に意見をコロコロ変えるということ、その意見が人を不幸にすること。人それぞれの考え方や幸せの形があって、それを大切な人達が分かってくれていればそれでいい。

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2024年05月07日

Posted by ブクログ

すごく面白かった。
『汝、星のごとく』の前と後の話。

汝、星のごとくを読んだ人には絶対に読んでし欲しいし、本当に読めてよかった。
もう一度あの本を読み返して、再度読みたいくらい。

編集長2人の話も先生の話もどちらもとても良かった。あの話の続きがこんなに長く読めることが嬉しかった。

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2024年05月07日

Posted by ブクログ

『汝、星のごとく』のスピンオフ。

「家族」「家庭」「正しさ」などに縛られつつも、「自分らしく生きる」ことを諦めず模索し、時には葛藤し、何かを犠牲にしながらも自らの人生を選び取っていく登場人物たちの姿は、心に深く刺さった。

現実は物語のようにきれいごとばかりではないから、「自分らしく生きる」という言葉すら重荷に感じるときもあるだろう。
それでも、自分らしさを失わずに自分だけの人生を精一杯生ききることの価値の重さを、丁寧で繊細な心情描写や登場人物たちの生き様やつながりによって語りかけてくれる。


櫂を失ったあとも暁海の人生は続いている。
物語のラストシーンは、波が岸辺にゆったりと押し寄せてくるような感動を与えてくれた。
櫂との恋愛、北原先生との日常を経て暁海が辿り着いた「愛情」の境地は、かくもあたたかく、かくも至高のものであったのか…。
作中の表現を借りるならば、わたしにとって『汝、星のごとく』は「火花」のようであり、『星を編む』は「海」のようだ。


人生の道標となる二冊に出会えたことを幸せに思う。

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2024年05月07日

Posted by ブクログ

「春に翔ぶ」
汝、星の如くで北原先生が大好きだったけど、過去を知ってもう神様レベルでいい人すぎました。他人にも優しすぎる両親の血を完全に引いてます。側から見ればいい人だけど、他人の借金のためにはお金を貸すのに、息子の学費は出せないなんて、やっぱり腑に落ちない。なんとなく、北原先生は少しぽっちゃりした人をイメージしてます。

「星を編む」
作家を支える植木さん(男)と二階堂さん(女)という2人の編集者の話で、凪良ゆうさんの編集者に対する想いもあるのかなぁ。
ジェンダー問題として、二階堂さんの離婚に至る旦那さんの言い分は、なんかスッキリしないというか、女性のことを考えているようで、実はすごく冷酷でやられた感。
亡くなってもなお、櫂くんを慕ってくれる編集者がいることで、読者の心も救われる。

「波を渡る」
互助会という結婚をした北原先生と暁海。だけど年月を重ねていくうちに、普通の夫婦になれた2人が可愛らしくてほっこり。北原先生やっぱり好きだわ。娘の結ちゃんや孫のセレーナ、さらに暁海の父と瞳子さんや、暁海の母親も再婚。もう血のつながりがどこにあるのか複雑すぎる暁海の親戚関連。血のつながりよりも、分かり合える関係にじんときました。

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2024年05月06日

Posted by ブクログ

「汝、星のごとく」は若い2人が切なくて儚くて美しかった。
「波を渡る」は、1人残された暁海ではなく、北原先生と共に歳を重ねていく暁海がいた。お互いを思いやり歳をを重ねていく大人の2人の愛の形も美しく、穏やかな気持ちで本を閉じた。

表題「星を編む」はあの当時の担当編集者2人の話。
彼ら編集者がいなければ、素晴らしい才能も私たち読書のもとには届かない。
「星を編む」…なんて素敵なタイトルなんだ。

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2024年05月05日

Posted by ブクログ

続編かーとかそんな気持ちで読んで本当にごめんなさい。とても面白いです。
後付け設定とかじゃなくてただ本編に入れれんかっただけなんやなって強く思います。
辛いことを乗り越えた後の話って感じで本編ほど苦しい部分はなかった。

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2024年05月05日

購入済み

幸せばかりでは無い純愛

お互いが大切で必要な存在であるが故に、
起きてしまう切なさや悲しさ、辛さがリアル。

各々の視点で感情、感じ方が描かれており、
本来の恋愛では見えないはずの、
相手の気持ちが見え共感出来てしまう。

最後までみんな頑張れと自然と応援してしまう作品でした。

#切ない #感動する #共感する

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2024年01月24日

Posted by ブクログ

『美しく理想どおりに整った愛などない。歪こそが愛の本質なのである。』

『物語は不思議だ。内容は同じなのに、自分の気分や状況によって胸に残る場面や台詞が変わる。以前に読んだときはあまり好きではなかった人物をなぜか好きになったり、苦手なままだけれど気持ちを理解できたりする。』

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2024年05月20日

Posted by ブクログ

汝、星の如くのスピンオフだとは全く知らずに…読んでいるうちにアレアレ?と。結ちゃんってそうだったの!と驚き。植木さん達の努力で、作品が日の目を見るようになって良かったし、平和な生活になっててホッとした。

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2024年05月19日

Posted by ブクログ

汝星のごとくの続編と言うことで手にしました
前回から離れてしまったので情景を思い浮かぶまで時間がかかりましたが、過去の出来事、その後の流れを普通じゃない普通って何だ互助会結婚って思いながらも、なかなか面白く違和感なく読めました

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2024年05月18日

Posted by ブクログ

「裕一が持つ穏やかさと冷ややかさ。それに違和感を覚えるときもあれば、今のように合理的だとありがたく感じるときもある。自分にとって都合がいいか、そうでないかで受け止めようも変わる。人は身勝手だ。」
「恐怖で指先が冷たくなっていく。裕一に対してではなく、他者の心の内など本当のところはわからないのだという単純な現実に。」
「本当に強い人はもっとしたたかに、しなりながら新しい自分を作り直す。わたしは、しなったら折れてしまう気がする。だから必死で曲がらないよう踏ん張るしかない。負けるな、負けるなと自分に言い聞かせて。」
「人と人との関係に永遠はあり得ない。」
「仕事と子育てをひとりで担うことは想像していたよりも大変で、暮らしのあらゆる場面が手抜きになった。できないことがあって当たり前という感覚が普通になり、それは他者への優しさになった気がする。」

就職して、自分でお金を稼いで、好きな人と生きていく、ということは、普通なようでできない人もいる凄いことなんだ。
二つ目の、「星を編む」が特に響いた。何の前触れもなく、サイコパスな夫に離婚を言い渡されたボロボロな夜、「1番しんどい今夜を乗り切る力をくれた人たちに感謝したい。」という言葉に、誰もが1番しんどい夜があって、それを私も乗り越えてきたなぁと思い出した。裏切らない、生き甲斐の仕事があって羨ましいけど。そんなものが一つでもあれば、充分じゃないかとも。
現代的な理想の夫、何の相談もなく決断だけ突きつけてくるのは酷いと思ったけど、何ども子供の話をしていて、そこで言ってた妻を尊重する気持ちは嘘じゃないし、でもその話題を何度も出すということがSOSだったことに、気づくべきだったんだろう。考えさせられた。表面的な言葉の意味が全てじゃなくて、そこに乗っていない感情を蔑ろにしたらいけないんだなぁ。

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2024年05月18日

Posted by ブクログ

「汝、星のごとく」スピンオフ。北原先生ってなんて自己犠牲な人なの。と思ってはいけないのでしょうね。結ちゃんとも親子になる事ができたことはほんとに良かったのかも。悲愴的な悲しみを感じることのなかった今作は時の流れをゆっくり感じれてよかった。

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2024年05月09日

Posted by ブクログ

前作から気になっていた北原先生の過去が明らかになり期待通りで安堵しました。
間の編集者の話は個人的に要らなかった気がします。最後もあんなに長くしないで北原先生としあわせになったところで終わりで良かったかな〜

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2024年05月06日

Posted by ブクログ

ネタバレ

「汝、星のごとく」のスピンオフ(北原先生のそれまでの人生、編集者二人の話、暁海と北原先生のその後の人生)。
なるほどと納得できた一方で、全てが書かれすぎた感じも…。
始まりから終わりまで全てネタばらしされ、余韻というか物語の余白のようなものを感じる隙がなかった。

自分のしたいことをして自分の人生を生きる、という話なのだが、その上で周りの人への気配りという点が欠けていて違和感。
自分は自分、他人は他人、でいいのだが、一人では生きていけないんだからやっぱり周りを思う気持ちは必要だよね?と思うのは、私が真面目過ぎるんだろうか。
人のためではない、自分のための人生なんだと言われればそれまでなんだけど。

結局のところ幸せにはいろんな形があるし、人の幸せの形をとやかく言う権利は誰にもないんだなと達観したような気持ち。
一方で、複雑な家庭で育った子はやはり複雑な人間関係を築く大人になるんだなという悲しさややるせなさも感じた。
決して暁海の幸せを否定するつもりはないんだけど…。
自分で言うのもなんだが、私が真っ当で真面目な人間だから、この物語の愛の形を全ては受け止められなかったのかも。
文章は読みやすかったし表現はすっと入ってきたが、自分の中でどこかモヤモヤした気持ちが最後まで消えなかった。

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2024年05月17日

Posted by ブクログ

櫂と暁海を見守り、支えた教師・北原の生い立ちと過去。櫂の作品を世に残そうと尽力する二人の編集者の情熱。櫂亡き後、暁海と北原が積み重ねていった月日…。『汝、星のごとく』で描かれなかった人々の思いと、その後の物語。
それぞれに辛くやりきれない過去を抱え、もがきながらも懸命に生きる彼らに心打たれる。世界はあまりに理不尽で残酷で、それでもきらめく瞬間や穏やかな凪のような日も訪れるから生きていくことをあきらめられない。圭くんや瞳子さんなど、登場人物たちのその後が描かれたのも嬉しかった。

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2024年05月12日

Posted by ブクログ

読む順番を間違えた為、予備知識なし。
後日、読み返したい一冊。

汝、星の如く
から読んでみようと思います。

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2024年05月12日

Posted by ブクログ

汝,星のごとく
の続編。なんだけど、
汝、星のごとくの内容を朧気にしか覚えていなかったので、失敗したと思った。

星3つなのは、物語としての面白みが少なかったから。最初の「春に翔ぶ」だけが面白かった。
その後の物語もつまらない訳ではないし、
心に残る文章も沢山あったし、
登場人物の葛藤や感情を読むのはとても面白かった。

凪良ゆうさんの作品の好きなところは、
血縁ではない関係の人々が
お互いを求め合い、大切に想い合う所が好き。

かわいいという言葉について書かれていた箇所があって、私の友人にも「かわいいって見下されてるよね」っ言う子がいたけど、私は、自分がかわいいと言う時は、心が跳ねたり、愛おしくなった時にしか言わないから、ネガティブな単語ではない。
以前「女子高生たちは何を見てもかわいいと言うがそれは、1番の褒め言葉で自分が言われたいから。」
みたいな文章を読んだ時は、書いた人いぢわるだなと思った。

小説にもあったように、言葉の捉え方というのは
人それぞれなので本当に難しいと思う。
ちなみに、私は「さすが」って言われると、
とても不愉快で見下されてる気分になる。

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2024年05月06日

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