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Posted by ブクログ
柔らかくて、熱くて、ポジティブで、切ない「ゲームセンターあらし」の作者の少年から青年への季節。個人の物語でありながら、時代の物語になっています。すがやみつるさんのディテールの記憶力ハンパないです。そのひとつひとつが男の子ゴコロのツボをついて、同世代じゃないのに胸キュンでした。きっと時代も青春してたんでしょうね。たぶん、こんな前向きな個人史の集積体が高度経済成長時代だったのだと思いました。もう一つ感じたのは、マンガが時代のエンジンだったこと。天才と天才に憧れる少年たちの熱い思いが日本のクリエイティビティを花開かせていったのだと思います。マンガが産業とかシステムになる前の熱気にグッと来ました。絵は好きじゃないけど、すがやみつる、カッコイイ!