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Posted by ブクログ
今まで読んできたシリーズの中で一番面白かったです。
何度も岬さんの過去は描かれてきましたが、回想で少ししか出てこなかったこともあって、なかなか興味深かったです。
あんなに自衛官に復帰するのを嫌がっていたはずなのに、あっさり復帰してしまうところも岬さんらしい。
それと、誰よりも人を救いたいと願う彼女の口癖が「殺すぞ」なのも良いですね。
終わり方も好みで、最後まで面白かった!
Posted by ブクログ
上巻の回想が中心の話から一転、ストーリーはいっきに加速します。
過失事故の真相から、伊吹の精神鑑定を請け負おうとするアルタミラ精神衛生会社の正体、そして中国からの麻薬船とそれを警護する戦闘機との対決とエピソード満載!
とくに戦闘シーンは圧巻の迫力で引き込まれます。伊吹の心理面の描写も非常に巧みです。
Posted by ブクログ
伊吹が自信を取り戻し気持ちを整理するためにあえて出撃させる美由紀は培ってきた自衛隊の心理と伊吹自身を信じていたからで、最後は無事に作戦成功させて基地を去るところは安堵と空虚が両方あっただろうなと。途中途中誰か支えてくれたらいいのにとか、伊吹とよりを戻してくれたらいいのにとか岸本今じゃなくていいから残るようなひとこと言ってあげてとか期待してました。最終巻は幸せになってくれるといいんですが。
Posted by ブクログ
戦闘機の戦闘シーンの描写は相変わらずの迫真ものでしたが、やはり小学館版を読んでから間もない為、ネタがわかって読んでいるようなもので面白味も半減。
改めて、完全版って何?
たとえば、防衛大入学式の回想シーンがって、
・小学館版では、「総理大臣の訓示が緊迫したものでなかった」
・本書では、ニューヨーク同時多発テロと相前後した為、「うって変わって、緊迫したものだった」
と、時代考証のつじつま合わせしている程度の印象しかないなぁ。。。
ということで、完全版の続編を読むことは、しばらく休止することとします。
(2009/6/4)
Posted by ブクログ
2018/10 6冊目(2018年通算139冊目)。読み終わった感想は、ちょっと話に無理があるなという感じ。空自の所だけでも十分話としては面白かったのだけど、その後の話の部分は書く必要があったのかなと読んでいて思った。巻末の批評では「傑作だ」と書いてあったが、自分はそうは思わない。読んでいて混乱した。でもせっかくシリーズを全部そろえたので、引き続き読んでいきたいと思う。