【感想・ネタバレ】初めて語られた科学と生命と言語の秘密のレビュー

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Posted by ブクログ

碩学の2人による対談語り下ろし。かなり濃い話題をしろうとにもわかりやすく努力しているけど、やはり知らないことはおおいなあと感じる1冊。

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2023年11月19日

Posted by ブクログ

難しい・・・何を言ってるのかわからん・・・けど面白い!?という不思議な本。
少し前にも津田一郎先生の『心はすべて数学である』を読んだけど、こちらも難しくてよくわからないのに面白く読めてしまう(しかし全く理解できた気はしない)不思議な本だった。
本書もよくわからないけど読めてしまう・・・ので、少し頑張って精読はしてみたのだが、やっぱりわからない、汗。
それでも面白く読めてしまうのは、「生命の起源」や「言語の起源」といった大きなテーマについて、お二人が読者に忖度することなく、持てる知識を総動員して大真面目に議論されているからだと思う。まあ、私は思いっきり置いてけぼりにされているわけだが、熟練したアスリートの走りにほれぼれするような感じなのだろうか。
印象に残っているところは色々あるが、p.152津田,ジョン・ニコリス共同論文の話が出てくるあたり。津田・ニコリスによれば人間が瞬時に記憶できるチャンク(文節)数は7±2の範囲とのこと、だから「物語」を持つと非常に大きな容量のカテゴリーが記憶できるとある。
そんなこと考えたこともなかったけど、原始社会で文字などの記録ができない社会では、情報の伝達手段として「物語」があったというのはありうるかもなあ、と思った。そして当然口承であり、旋律やリズムがあれば音楽の起源もそこにあるのかも、と思ったり。

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2024年02月18日

Posted by ブクログ

難しすぎて大部分ついていけなかった。カオスや複雑系をよく理解してないと何のことやらよくわからない記述が多い。その中でも時間、生命の発生、神経の統合と物語理解の話、誤読による進化や発展、最も美しいものはよく練られた逸脱、意識はマイナスの操作というあたりは面白かった。

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2024年04月25日

Posted by ブクログ

数学 ~意識と意識外のものをつなぐ(津田)
 デジタル化で周りとの関係性「場」が失われる。
 原子の速さは光の速さ、人間は1秒1m程度。租視化し、時間を圧縮。
 生命はエントロピーを食べている。「自己組織化」

物語る
 太古の人類は文字を持たないためナラティブ情報に 歴史を遡れるのは文字の後
 少しだけ間違える 新しい意味が生成される
 構成要素 ストーリー、シーン、キャラクター、ナレーター、ワールドモデル
 最終状態のための初期値の選び方 抽象的な拘束条件

文字
 文字の初期は音読のみ 写本の転移力  音読はリニアな展開軸 黙読は映像的

脳 
 記憶 情報をためる 学習と編集 視/聴/臭/体性感覚情報の統合=物語編集
 神経は筋肉と同じ 負担をかけると力を発揮する
 ツイッター 脳に負担をかけない

宗教
 スピリットとゴースト 組織で説明できないこと 宗教で

意識
 in/form 形作る →information 情報
 =A-B:整えられた情報を作るために引かれた部分Bが意識 

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2024年02月04日

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