【感想・ネタバレ】Under the Rose (1) 冬の物語のレビュー

19世紀英国の伯爵邸が舞台。「冬の物語」は謎の死を遂げた伯爵の愛人の死の真相を、彼女の息子・ライナスが追う話、「春の物語」以降は伯爵邸へ家庭教師としてやってきた牧師の娘、レイチェルを中心として物語は進んでいきます。
厳格なレイチェルは当初、愛人を多数抱えるロウランド伯爵を嫌悪するものの、息子たちへ深い愛情をそそいでいるのを知り、子供たちのため、更なる家庭円満を目指すべく奮闘しますが、実はそれは伯爵邸の歪で美しい世界に光を差し込むがごとき行為であり、何度も傷つけられ、絶望を味わうこととなります。
レイチェルのがんばり具合と報われなさ(報われることもありますが)には読者としても何度も打ちのめされますが、構成や心理描写の巧みさ、抜群の絵の上手さに魅せられ、読む手が止まりません。
※同著者の『Honey Rose』は『Under the Rose』から数年後の伯爵邸が舞台ですので、ぜひ本作を先にお楽しみください。

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感情タグBEST3

Posted by ブクログ

ヴィクトリア朝時代を舞台にした、貴族ロウランド一家の物語です。
暗く、そして重い。
けれど一読する価値はあります。難点は続きがなかなか出ないところですが(笑)

2
2013年03月04日

Posted by ブクログ

続刊
感動とも驚愕とも違う。
今まで読んだことのないタイプの作品だった。
「あんまりだ!」と泣き叫びそうになるのは作者の才能だと思う。
この作品はすごい。

2
2011年12月16日

Posted by ブクログ

このシリーズ好きです。
船戸先生の絵が大好きなんです!

あんだろは魅力的なキャラクターデザイン、生々しく容赦のない凄みある展開がたまらないです。まだ読んでない人で、微エロと鬱展開に耐性のある人には文句なしでオススメしたい漫画です。

2
2011年08月24日

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読めば読むほど面白い、スルメ漫画。
どろどろした昼ドラ的関係と陰鬱な話が生々しく描かれています。
話もさながら、絵もとても綺麗で細かく、19世紀英国の雰囲気がよく出ていると思います。人物の心理描写や間の取り方も上手い。
次巻にも期待。

2
2010年12月19日

Posted by ブクログ

すさまじい。自分で描きたいとかそういうものは無いけど衝撃を受けた漫画。
持ち上げては落とし、落としては持ち上げる構成だけどずっと面白い。
はにろとあわせて読むとああーそうだったのかーと思わせられる。
絵もすごい。細かい。あと好み。
ものすごく精密な設定で分厚い物語。
ただし刊行スピードが遅くて続きが気になりすぎて参る。
貴族とか好きな人は好きじゃないかと思うけど…好き嫌いは分かれるかもしれない。
ライナスがすげえ好きだ。

2
2010年06月02日

Posted by ブクログ

黒い物語です。
何よりもこの人の描く「暗さ」は秀逸だと思う。
それは絵としての「暗さ」であり、物語としての「暗さ」でもある。

だからこそ、垣間見える幸福という光が際立つのだけれど。

2
2010年01月10日

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アンダーザローズって、秘密やナイショって意味があるそう。
まさにそんな感じのお話です。

これは英国貴族のコミック。

・・・というよりは、基本、家族マンガだと思います。
たくさんの兄弟たちが動き回る巻はとっても楽しい半面、
ライナスの苦しさ
そのギャップに
何度も読み返してしまいました。

絵もきれいで、心理描写もひきつけるものがあると思うし

ぜひ2巻くらいまで一気に読んで欲しい物語です^^
(2巻で第一章が一応終わるので・・・)

2
2009年10月26日

Posted by ブクログ

絵や表紙の雰囲気が凄く好みで買いました。
内容はシリアスでどろどろ。
どう展開していくのか気になります。

1
2011年01月20日

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すごく残酷というか、暗い物語。これを読んだ後は決してすっきりした気持ちにはならず、むしろ鬱になるかもしれないけど、面白いですわ。オススメ。

1
2009年10月07日

購入済み

以前単行本で読んでいたのですが手放してしまったので再度購入しました
以前から刊行ペースは遅かったけどまだ続いてたんですね
内容は申し分なく面白いのでちゃんと完結することを願うばかりです

0
2019年11月16日

購入済み

似てるかと言われると似てない

もう長いこと少女漫画なんか読んだことがなかったのに、妙に絵柄に惹かれて購入した。ページを繰るうちに、なんだか前にも読んだことがあるような気がしてきた。しかし、初めて読む本なのは間違いない。気がするだけでストーリーは思い出せないし、作家の名前にも見覚えはない。尋常じゃない既視感に悩まされながら3分の1ほど読み進めて、ようやく思い出した。そうか三原順か。

0
2019年02月26日

Posted by ブクログ

表紙を見て今まで読んでなかったのが悔やまれる。どんどん綺麗になる絵に深みにハマるストーリー。
ほんと。なんで読んでなかったんだろう。
でも読んでよかった!

0
2017年04月17日

Posted by ブクログ

ネタバレ

*
隨便借的~好像也是第一次看船戶明里的作品?
(因為在阿波羅找不到《依姬綺譚》vol.3或其他紺野キタ的作品@@)
原本以為是像《蝴蝶夢》(Rebecca,蕾貝卡)+《艾瑪》的感覺~
不過實際看了後~是有點像,但更像是古典的歐美懸疑推理~?
總之~複雜到很難用單一詞彙來形容,讓我詫異@@

純論話畫風就十分純熟,大概像是皇明月或山田章博那流派的吧
偏向寫實的刻圖,但是走古典路線的線條
而非裝飾風取向的笠井あゆみ(黑白頁也很玄幻)或尚月地或宮城とおこ
小孩子角色十分多,但完全不會混淆(一點也不誇張)
(紺野キタ筆下的小孩子則會完全的混淆Orz)
年長的角色也不少(尤其到家庭餐會時,有不少戲份的中老年男女風擁而至)
再加上背景設定是舊時代的伯爵家~
高度裝飾的建築、室內裝潢與餐具等生活用品~華麗的背景當然不用說
貴族當然常去私家庭園或森林散步狩獵,或小老婆的藥草原小屋等自然景物

不過因為劇情十分陰沉(各種有意無意、直接間接的惡意與結果)
角色的對白與情緒才是故事的重點,情節嚴密慎重
所以幾乎不會有「刻意表現漂亮」的場景XD(陽光下也大多藏著陰謀XD)

要說情節呢,總之就是「完整性」十分高吧!
Vol.1 ~ Vol.2前半本告一段落,就像本推理小說般
隨著從私生子男主角剛從爺爺的侯爵家 被接回父親的伯爵家開始
尋找「意外墜樓的母親」在宅邸內的足跡~兄弟與僕人的關係~層層推進
這是從短篇集到連載的作品完全無法比的地方.
當然,這也不是在責怪短篇連載的作者.
樋野茉理和草凪みずほ也是畫了10多本搞笑漫畫後,墊穩基礎~
才得以要求編輯,開始連載設定超複雜的巨幅長篇啊~

唔~懶得打了。總之,這套有點想買.
希望有機會再詳細的打完記@@(想說的點太多反而無從下筆乾脆算了Orz)

0
2013年11月27日

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冬の物語は2巻目途中まで。
ライナスの心理描写に思わず涙が出てくる。
それから、ロレンスのいじらしさにも涙が出てくる。
1,2巻はとにかくライナスの表情から目が離せません。

0
2013年05月26日

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19世紀英国を舞台に、ライナス少年が母の死の謎を追う物語。何度読み返したか分からない。ラスト1Pまで素晴らしい作品。

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2012年11月30日

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既刊前巻読破済み。
本当に好きで続きが楽しみな作品のひとつ。
スピカ買うべきか。
ちなみに出会いは平積みされてた一巻を見てのジャケ買いでした。
…そしたらこんな目にあうとは。

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2012年10月07日

Posted by ブクログ

一回読んだだけでは意味が分からなかった。
シリアスで暗い。けど後半から主人公が目的を持つからちょっとは明るくなった気がする。

絵が綺麗。人や物が上手く書かれている。

ちなみに春の章目当てにアンダーザローズ買った(笑)

二巻から春の章なので二巻見たい!

けど本屋で注文… 一巻も最寄りの本屋で注文して買ったのデース(・ω・`)

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2011年05月05日

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ヴィクトリア朝時代とかメイドとか貴族とか思春期とかメイドとか
復讐とか人間ドラマとか高い画力だとかメイドとか家族のつながりとか階級社会とかそう言うのが好きなら絶対におすすめ。

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2010年05月20日

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19世紀イギリス。
祖父のキング侯爵と古ぼけた一軒家で暮らしていた少年ライナスと幼い弟ロレンス。
母のグレースが亡くなり、父のロウランド伯爵の館に引き取られる。
美しかった母。
妻子ある伯爵の家に住んで帰らず、生んだ子は実家に置いたのだ。
初めて会う伯爵は優しげだが、何と他にも愛人がいた。
似ていない自分は伯爵の子ではないかも知れないとも思うライナス。
母はなぜどんな風に死んだのか?
その真相を知ろうとするライナス。
ぴりぴりした少年と暗い背景、美しい画面、目が離せません。

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2010年04月25日

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ずっと気になってたシリーズを表紙買い。どこかで見たような…と思ったら、流血女神伝の挿絵の人だった!傷ついた表情や、泣いた表情が素晴らしい。それにしても、表紙のメイドがまさかあんなry

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2010年01月10日

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・アンナが好きだよお。幸せになってほしいんだけどどうすればええんや…
・アーサーもスキ
・ウィリアムくん黒髪眼鏡かわい~と思っていたら脱童貞しちゃってショックです

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2013年05月17日

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カテゴリが19世紀イギリスなんですが漫画です。
これはすごい漫画だと思う。
あー、けっこうどろどろです、ていうかかなりどろどろなシリーズですが、途中でやめずに最後まで読むと、泣けるし、登場人物の心情で救われます。
幻冬舎のウェブでDLするHonny Roseは明るめの話ですが、ネタバレもありますのでご注意ください。
あんだろより後の話ではにろのほうが先に掲載されたのです。あんだろが終わってから単行本化するようです。
ちなみに、ライナス君のお話は2巻まで続きます。泣けます…

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2009年12月11日

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現在連載継続中のため、まず一巻だけ登録。
19Cイギリスの貴族の話。誰が悪いのか、何がいけないのか、どうであれば良いのか、ではなくて「誰が何を思うのか」を主軸にした話だと思う。

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2009年10月04日

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近年の英国ロマンの暗黒面をばりばりにさらけ出すステッキーな作品。
ソープオペラなんてメじゃないぜ!!

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2009年10月04日

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当時表紙買いした自分を褒めてやりたい。
ハニロ読んでから読むと空白に期間に何が!?っと気になってしょうがない。

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2009年10月04日

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薔薇のようにきれいな絵。
人生の残酷と歓喜。
心臓が疼いては止まる(かのような心地な)のです。

今のところ、アーサー・ロウランドが好きです。

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2009年10月08日

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本当に母親は自殺なのか?疑念を抱きながらロウランドへやってきた男の子ライナスが主人公。母親の死因をつきとめようと奔走するが……。

最後まで読んだけれど、どうもすっきりしない終わり方だった。子どもが大人に無理やり納得させられたような感じ。あとで「実は違いました」と言われても驚かない。そんなどろどろの家。やばい。続き読みたい。

1
2015年11月28日

Posted by ブクログ

色んな人間の思惑や疑念や誤解がぐるぐると渦巻きながら進んでいく昼ドラみたいな作品。
それはもうドロッドロ。
果たしてこの中に幸せになれる登場人物はいるんだろうか…!と頭を抱えてしまいたくなるのですが、それでも読み進めざるを得ない気持ちになるのはやはり丁寧な絵のせいでしょうか。
今はとにかく先を読みたい気持ちでいっぱいなのですが、年に1度新刊が出るか出ないかくらいのペースで話が進んでいるので、そこの部分のみ星1つマイナスにさせていただきました。

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2011年10月07日

Posted by ブクログ

タイトルと表紙買いの1冊。
話も時代背景も何もかもがツボ。
しかし友人にオススメしても誰も読んでくれない、不思議な漫画。
地元のビレバでは「友達にお勧めすると引かれます」と書かれていた。
こんなに面白いのに…。

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2010年05月12日

Posted by ブクログ

名古屋にて。あらすじがいいねー。英国貴族の愛憎劇。けっきょくなんでグレースは死んだのか。気になってしょうがない!
なんかこう、複雑な感情の機微があって、読んでるとうわー!ってなる(語彙が貧困)。人間を描くってこういうことなのかなぁ

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2014年10月18日

Posted by ブクログ

ずっと気になってたのですがなかなか書店に置いていなくて、最近やっとてに入れました。
久しぶりに読みごたえのある漫画に出会えたと思いました。

絵の書き込みがすごい。
また、この人の描く人物の表情が好きです。

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2013年06月28日

Posted by ブクログ

画力が高いだけなく、登場人物の表情や台詞のないシーンなど、描写の仕方がとても上手いです。
全体的に陰鬱とした雰囲気ですが、そこがまた良いです。

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2009年12月19日

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