感情タグBEST3
Posted by ブクログ
久しぶりに再読したらえらく面白かったです。
実は以前読んだときにはそこまで心惹かれなかったのですが、主人公と彼を取り巻く人物たちの造形が非常に魅力的だと感じました。
あとやっぱり五條先生が一人称の話を書くのは珍しいですよね!
何だか新鮮でした。
Posted by ブクログ
読み切るのに30分もかからなくてびっくり(笑
探偵家業をしている主人公のところに、昔の彼女が依頼をしてきて……っていうお話。
成美があんまり必死だったもんだから、何かウラがあるのかと思ったけれど、このページ数なら不可能ですねそうですね……
キリエちゃんがすごくイイ!人気があるのも分かる、というか、五條さんキリエちゃんの描写やりすぎです(笑
Posted by ブクログ
薄かったので、さらっと読めました。が、ちょっと物足りなかったかな。でも、人間の描写が素晴らしく、ぐいぐい引き込まれてしまいました。始まりは、昔の恋人が、夫を探して欲しいと依頼してきたこと…。主人公と同じように昔の恋人になんか頼むか? と思いながら読んでしまいました(笑)このお話の主人公の桜庭も、鉱石シリーズの主人公の葉山と同じく押しが弱いタイプのようです。シリーズになっているようなので、これからの展開に期待です。
2003/02/05
Posted by ブクログ
前にも読んだことがあるけれど「蝶狩り」から戻って読んでみた。
1時間ぐらいで気軽に読める。でも気軽に読めるぐらいの内容でもある。
「蝶狩り」も経て、もうちょっと主人公周りの背景を知りたい気持ちになる。
Posted by ブクログ
祥伝社文庫創刊15周年記念の特別書下ろし作品で、中編のハードボイルドです。
生臭い死体はなしでして、人探し物語です。
ハードボイルドに欠かせないのが、もちろん探偵の主人公。
精神的にタフでいて、それでいて情にもろく優しく、口数が少なめ。
でも、それ以上に欠かせないのが脇役たちなんですね~。
その点、本書もいい脇役たちが登場します。
それと、会話の面白さも重要。時には笑いもなきゃね~。
本書には私が好きになるハードボイルドの要点をクリアしています。
残念なのは中編だっていうことかなぁ~。
これって・・・長編にした続編がないのかしらん。楽しみだわぁ。
Posted by ブクログ
普通の作家なら中編ぐらいの長さだけど、五條氏からすれば短編みたいなもの。
そのせいか伝統的なハードボイルドスタイルを採っているものの、彼女のファンである私には物足りない。
でもまあこの作品がその後の「蝶狩り」につながると思えば、シリーズのインロトとしては許せるかな。
Posted by ブクログ
とりあえず最初に読んだ五條瑛。
『不夜城』を始めとして、北朝鮮やら香港やら中国やらが《悪役》として闊歩し始めた頃だと思う。
そのテのものを続けさまに読んだので、正直何がどうだったやら。