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結論的には、論点部分まで遡って、これを解き明かすには何を解く必要があるか、も書籍にしてほしい。一部論点の進化を縁取りで垣間見せたパターンがあったが、あれがやはりコンサルの真骨頂な気がしている。なぜなら調査は誰でもできるし、そこからの示唆出しやスライド作成も程度はあれ誰でも、ただその手前の論点の部分をクライアントと合意するのは最もハードルが高いと思っているから。ここまで提案が広がるか、これ考えなきゃいけないか、これは要らないかなどすべてお題に依存する、というかさせないと意味がない。
上記踏まえてどう解くか、が戦略思考であり、本著の主テーマ。経験が少ない身分としては、この引き出し増やしをサマってくれるのは非常に有益。あとは、確かに周囲の上位者は特にこのあたりよく使ってるな、と。特にリアリティとフチドリ、セブン代替、仏スーパー、スギ花粉、カインズ、すごい素材、コインランドリーはよく出てくる。。。ほとんど全部。
空中戦系は確かにあんまり言うことはないが、単価アップもあまり触れないケースが多いというのは個人的には新しい気がしたので、もう少し考えてみる
そしてこれを瞬発的に、となると、というかやってかなきゃいけないのだがハードルは高いがやってみなきゃできるようにはならない、ということでデイリーのレビューで練習させてもらう感じかな社内で。
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あえて暗記です。と振り切った編集方針に思い切りを感じた。
筆者の思考をトレースするくらいにならないと現場では使えるフレームにならないという意向だろう。
著者の考えに乗っかって、暗記します。
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いきなりガツンとやられました。
自分の思考の浅さの原因を思い知らされました!
問いごとに一度立ち止まって自分で考えながら、
続きを読むのか楽しみになりました♪
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あらゆる問いに対する戦略的な思考パス(思考してアウトプットを出すまでの道筋)がとても具体的に書かれていた。本書に記載されている思考パスの例を暗記し、自分のユースケースに適用することで、誰でも紹介されている思考パス内で戦略的に考え、ユニークな思考ができるようになる。
ここまで”具体的な暗記”にこだわっているため、読者が何をすべきかが明確になり迷子にならない。ただ本書で紹介される思考パスのパターンがいくつかあるので、最初はすぐに自分のユースケースにあてはめてスッと思考パスを引き出すことは難しいかもしれない。なので、何か「問い」や「課題」にぶつかったときは本書を参照し、そのパターンを自分の武器として活用できると思う。その実践の積み重ねによって、本書で紹介されている思考パターンを暗記し、すぐに引き出せる状態にできれば、今後さまざまな場面で役に立つだろう。
特に印象に残ったのは「スギ花粉抑制薬を普及させるにはどうするか?」という課題に対するアプローチである。スギ花粉問題の登場人物を洗い出し、各登場人物ごとの主張を丁寧に整理するだけで、非常に深く、そして漏れなく、多角的に思考できるので、すぐに活用できそうだと感じた。
抽象的な問題解決の本を読むよりも、本書はずっとわかりやすく、スルスル読むことができた。「センスを暗記でカバーし、凌駕するアプローチ」という表現も気に入っている。
実践を積み重ねて、自分の思考に取り入れ、スムーズに思考パスが頭の中に描けるようになりたい。一方で、課題によっては本書で記載されているものとは異なる思考パスも存在すると考えられるので、これを盲信せず、一歩引いて考えることも忘れないようにしたい。
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思考法の整理とともに、
どんな問題、課題にも適用できる良書。
論点思考→問いの世界を突き詰める思考
戦略思考→答え=解=打ち手に繋げる思考
示唆力→事実から何を言えるか? so what?
論点思考の上に戦略思考が積み上がり、
戦略を練るのに必要な示唆力を持って取り組むプロセス
↓
戦略スウィッチプロセスと提議して
8つのステップでアプローチしていく。
暗記する=プロセス概念を体得すると捉えた。
自分なりに使いこなす、状況に適応し自分に必要な戦略思考を身につける事が重要。
視点の変化や、プロセスにこだわり、今後のアプローチに活用していきたい。
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フェルミ推定の技術、コンサルが最初の3年間で学ぶことに続き三冊目。
前回は何も知らずに購入したら高松本だったけど、今回は本人のtwitterで見かけて発売日に購入。連休まで読むのを楽しみにしていた一冊。
感想は素晴らしいの一言。一言じゃ表せないんですけど。
思考のフレームワークが書いてある本はごまんとあるけれどもこの本は実例を元に読者にも考えさせつつ自分の解答も載せている。ここが素晴らしいと思いました。
加えて、各例をもとに暗記しやすいように配慮してあるのが良かったです。
多角的に見るという意味でも毎回12個の技術を適用して思考の瞬発力と深さを鍛えてい期待と思います。
特にディズニーの年間のパスポートの問題は自分に刺さりまくりでした。
考える力の本も気になりまくりなので読みます!
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とてもとてもオーディオブック向きの本だった。普通はただ覚えただけでは使えないと思われがちな思考法というものについて、暗記をしようと言ってくれたのはなんだか救われたような気がした。もちろん、覚えて、思い出して、実際に考えてみることが必要だけれども。
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戦略を考える上での方向性には「いかに具体的に考えるか」と「いかに分解、MECEして考えるか」のふたつがある、という大枠があり、それぞれ(特に前者)にフレームがあるということと理解。できればこの本書を貫く考え方を冒頭の方に持ってきてもらえればより腹落ちしやすかったかと。読み終わった後にぱらぱらと読み返すと全体像や著者の言いたかったことへの腹落ちが進む。⭐️は3.5のイメージだが、四捨五入で4。
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・感想
プレゼント企画が届かなかったので購入。。。
本シリーズもいい本でした!定期的に暗記のために見返していきたいと思います。
・Todo
★具体的な状況を勝手にまずおいてみる
打ち手バカにならず、課題、課題、課題を考える。
★課題が見つかる=裏返しをすることで打ち手の方向性が見えてくる
★新規事業はどのようなサービス提供を行うのか?を確認した上で既存事業が作り出しているビジネスモデル、ブランドも含めた生態系にどう影響するか?を明らかにする。
その後、プラスマイナスの影響、解決可否の2軸で分ける。
知りたいことは何かニ者分立で書いてみる。
良いアウトプットは良いインプットから。
社長がどんな顔して、どんな悩みを持ちどっちに行けば良いんだよと叫んでそうか?を感情移入すること。
★フェルミ推定は因数分解を行う。
★問題、課題に対してはそのまんまが。大事
リアリティ•スウィッチを入れてみると。
※〇〇っぽく考えてみるとどうなるか?を整理する。
•リアルに考えること。特に自分勝手に状況を置いてみる
•誰が敵なのか?を考える。特に消費者/ユーザーがお金を使うまでの分岐を明らかにするパス
•どこがホームでアウェイか?を考える。
地理的/視覚的に勝ちゲーム?か負けゲームか?を詳らかにしていく
•生態系がどう変わるか?を考える。既存事業、今へのポジティブ、ネガティブを明らかにする
•利害関係者を考える。ありとあらゆる登場人物の利害を詳らかに。
•本当の競合は誰か?特に目の前の敵が競合かを疑う。
•わかった後の行動を考える。特に〇〇VS〇〇の形で行動分岐を軸とする
•ターゲットとの距離を考える。どの層がターゲットになりやすいかの序列をつける。
•何が問われているか?を考える。
〇〇ではなくて、◻︎◻︎にて論点を噛み締める
•物事は因数分解で考える
MECEを担保
•条件分岐を考える
戦略の方向性が変わる条件を見極める
•最も難しく考える。そのまま飛び道具に頼るのではなく、そのままを前提とすること。
Posted by ブクログ
賛否両論でるだろう。
構造化、MECEがお嫌いなだけに、まとまりはどの本にもない。
おそらく、嫌いなのでなく、できないのではないか。
解放パターンを全て、細かく覚えている人であり、全体像を整理できないのではないか。
どの本も、図解はまず出てこない。
箇条書き最高とも言っている。
ただ、個々のパターンは、使えるヒントはある。
なので、自分で構造化して使えば良いのではないかと思う。
Why
何が問われていて、何が問われていないか
今回のテーマの位置けは何か
(カニバルのか、そうでないのか)
Where
誰がターゲットになるのか(QBハウス)
What
本当の敵は誰か(セブンの敵は商店街)
ホームとアウェイはどこか(教習所でのとりこぼしは、複数の選択肢がある地域のみ)
それをやると生態系はどうかわるのか
(コインランドリーをセブンがやると)
How
利害関係者は誰でも、何で揉めるのか
(スギ花粉の薬)
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事象に対する捉え方の引き出しを作れるきっかけとなる本。
論点が定まった後に、描くプロセスをより確率高くこなせるようになるために本書記載の切り口での思考は活かせると思うし訓練をすることで身になるのではないかと思っています。
ただ、内容としては記憶の定着までフォローをしているのでインプット数自体は少なく物足りなさを感じる部分があった。
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暗記する戦略思考は以下の11個
・大学1年生の英語留学っぽく考えてみると…(リアリティ・スウィッチ)
・カインズっぽく考えてみると…
・車の教習所っぽく考えてみると…
・セブンのコインランドリー市場参入問題っぽく考えると…
・スギ花粉っぽく考えてみると…
・打倒セブンっぽく考えてみると…
・フランスのスーパーっぽく考えてみると…
・QBハウスっぽく考えてみると…
・フェルミ推定っぽく考えてみると…
・年間パスポートっぽく考えてみると…
・定員割れ大学問題っぽく考えると…
まず、これらの「戦略スイッチ」が、実際のコンサル現場で広く適用できるかどうかが明らかでなかった。たとえば、これら11のケーススタディを要素分解して様々なアプローチがある中で、これらの戦略スイッチを組み合わせることで、ほとんどのケースを「パレートの法則」や「システム思考」で説明できるとされていたなら「★★★★★」をつけた。(そこまで考えてて”あえて本書で説明しなかった”ということは有り得るだろうか?)
高松さんは戦略フレームワークを血肉にしているはずだ。その上での「凡人が天才に勝つためにこれだけ覚えよ!」と主張している。その理由こそ、丁寧にしてほしいのだ。本書が「型なし」でなく「型破り」である!と説いてほしい。年に何冊も急いで書籍を出版するのではなく、しっかりとした論拠をもって内容に深みを持たせた方が評価は高まるでしょう。ここで紹介されているケースも「フェルミ推定の問題を解く」くらいの浅さであることが気になった。M&Aという手段を「易きに流れる」と断言している時点で人を、事業を軽く見積もりすぎてて信用できません。
それでも僕は高松さんの本を読み続けようと思う。というのも「プロンプトエンジニアリング」に活用できそうだから。生成AIへの質問を通じて戦略を深堀りするのに高松さんの視点はとても役立ちます。