感情タグBEST3
Posted by ブクログ
「窓ぎわのトットちゃん」大好きで繰り返し読んだ本の続編が出るなんて。本屋で見つけて即購入したけれど、読み始めるまでに時間がかかりました。でも読み始めたら、一気読みでした。
戦後に俳優さんたちに聞いた戦争の話は、涙なしでは読めなくて。戦争を知る人たちがどんどんいなくなっていくこれからが、心配で。でも、こうやって戦争を知るきっかけとなる書物が多く残っていることが、きっと抑止力の一助になると思います。
続編を書いてくださってありがとうございますと言いたいです。
Posted by ブクログ
子どもの頃に“いわさきちひろ”さんの表紙に惹かれて「窓ぎわのトットちゃん」を読んだことを思い出しました。
大人になっても徹子さんの本が読みたく、何冊か読み、そこで知った沢村禎子のエッセイも読みました。
私の母が青森出身ということもあり、疎開中の話は親近感があったし、大人になったトットちゃんの周りには最近の朝ドラに出ていた昭和初期に活躍した方々が生きているー。その時代のイキイキした様子にワクワクしてあっという間に読み終わりました。
他の本と違ってまたいつか再読すると思います。
Posted by ブクログ
すいすい読める。一人称がトット なのが 彼女らしいイメージ。
そんな昔の事をよく覚えているなぁ、と尊敬。
学生時代のエピソードも、彼女ならでは、と言えそうなものばかりで
例えば遠足、とか発表会、というありふれた題材で作文を書かせても、黒柳さんだとまた違った視点や感性を見せてくれそう。
『クオレ』知らないので読んでみたい。
よく覚えているがゆえに、すぐ下の弟の記憶が無い、という事実に驚く。そういう事もありえるのか。
一番下にもの凄く年の離れた弟もいるとSNSで知るが、本作には登場せず。
昔の電話帳や作家や漫画家の住所など、確かに昔って調べられたよなぁ、と。
そこで実際に手紙を出す行動力が凄い。
というか、小さいころから自ら熱量をもって夢中になれるものがあるって凄い、と甥っ子姪っ子を見ていて思う。オリンピック選手の三歳から~とかきくと、よく三歳でレッスンをうけられるものだな、と。
読み終えて、もう終わり?となって 「後は皆さんのご存じの通り」という事なのだろうか、けれと自分は世界ふしぎ発見!や徹子の部屋位でしか知らないので
その後も気になる。。
気になると言えば、戦時中のお母さまのパワフルさ!本も出版されているそうで、読んでみたい。
お父様は確かにハイエッツのような彫りの濃さ。。
泊まったエピソードでは、夜遅くても一報入れた方が心配しているだろうし良いのでは?と思ってしまったけれど 友人宅に泊まったりした事があったのだろうか。
父親の親戚が皆東京で疎開先に困った、とあったがナルホド。。
戦時中のエピソードも。
弘前は歴史的建物残っているけれど、確かに青森市内はさほど無いイメージだったが空襲があったのか。
巻末はNHKの事だったりして芸能についての文章が多いのだが
あとがきで
『徹子の部屋』で片っ端から戦争の話を聞いた、というのを知った。
『屋根の上のバイオリン』で映画をつくるさい、戦争体験をアーカイブでまとめたとあって 日本の広島原爆の語り部さんのは記録として残しておかないのかな、と思ったけれど
黒柳さんが尽力してくださっているとは。。
「いま聞いておかないと…どんなことがあったかが、忘れられてしまうと思ったからだ。」
「新しい戦前になるんじゃないですかね…タモリさんの予想が、これからもずっとはずれ続けることを祈りたい。」
戦争になったら絶対に前線に行かない人が決めるというのは理不尽だな、と政治家をみていると思ってしまう。
このあとがき、沢山の人に読んでもらいたい。。
Posted by ブクログ
幼少期の戦争体験や、自分の進むべき道を手探りで探して、今の黒柳徹子につながるストーリーが優しい言葉で綴られています。
中でも、紅白歌合戦の司会で初めて手話でメッセージを伝えたエピソードには思わずうるっときました。
うまくいかないつらい時期に苦しんだ日々もありながらも、時々くすっと笑える話があちこちにちりばめられていて、読後は心がほんわかした気分にさせてくれました。それは、やっぱりトットさんのつねに前向きでまっすぐな人柄があってこそ。
今なおパワフルなトットさんを見習って、私も年齢を理由に諦めてしまいがちな自分のやりたいことに挑戦していかねばとあらためて思いました。
Posted by ブクログ
戦争の体験を淡々と語り、時には面白おかしく、時にはシンミリと。でも、基本的にとても前向きだから元気になれる。エネルギーが半端ではない。行動力のある素晴らしい方。
徹子の部屋、過去のもまた見たくなりました。
今度入院する母が何かおススメの本はある?というから真っ先にこの本を推薦しました。
Posted by ブクログ
黒柳さんは以前から知っていましたが、徹子の部屋をみるきっかけから、この本を読み改めて徹子さんの人間性がより深くわかります。
徹子の部屋は今年で49年になり、以前は50年まで続けたいと思っていたそうですが、最近は100歳まで続けたいとのことです。
本の中にかいてありましたが、以前入院していた
先生に死ぬまで病気をしない方法を聞いたら
ストレスをためないで好きなことをすることだそうです。(遊ぶということではない
それから嫌な仕事はしないことにしたそうです。
参考になるといいと思います。
Posted by ブクログ
良かった。とても良かった。
何年か前に「トットちゃん」というドラマを欠かさず見ていた。
やっぱり黒柳さんって面白いから、どういう人か興味あったし。
その内容が頭にあったので、すんなり文章が入ってくる。
学生の頃の話は初めてだったけど。
何冊か買ってある黒柳さんの本、読まなきゃ。積読したまま。
Posted by ブクログ
『窓際のトットちゃん』から42年を経ての続編。もうそんなにたってたのか。最近映画で観たばかりだったこともあり、続編を読み始めるとトットちゃんの時代に引き込まれた。徐々に迫ってくる戦争、戦時中の暮らし、そして戦後から大人になるトットちゃん。すごい時代を生きてこられたんだなぁとしみじみ。戦争を子どもの視線、暮らしの視線から捉えることができた。現代の子どもたちに読んでほしい1冊。
Posted by ブクログ
日本に暮らす人なら多分誰でも知っている黒柳徹子さん。その大ベストセラー「窓ぎわのトットちゃん」の続編です。戦前の幸せな日々の回顧から始まり、話は主に東京大空襲後の疎開の場面から、戦後の学生時代・女優としての思い出、そして誰もが認める俳優・司会者となった後に米国留学に旅立つ日までを綴っています。
前作より42年たって続編を書くことにしたきっかけは、続編を待ち望む声が多かったこと、最近の大きな戦争に胸を痛めて、戦争を知る者として当時のことを書き残しておかねばならないと思ったこと、と述べられていました。徹子の部屋でも、戦争を知る俳優さんに話を聞いておくことが多いそうで、また、知っている方々がどんどんご高齢になり、この世を去られていることからも、責務と感じてらっしゃるようです。
天真爛漫なトットちゃんも、様々な環境や出来事を乗り越え、多くの方々との出会いに支えられ、強く生きてきたことが分かります。いつまでもお元気で、テレビでご活躍されることを願います。
いつもこんまりさん関係の本をプレゼントしてくださる方からいただきました。気になっていた本だったのでありがたく読ませていただきました。
【目次】
「寒いし、眠いし、おなかがすいた」
トット、疎開する
咲くのはわが身のつとめなり
トット、女優になる
Posted by ブクログ
続じゃない方を、読んだことがないけど
楽しく読めた
この方は、お嬢様だったんだなと
ユニセフの親善大使のイメージが強く
アフリカの子どもを抱きしめてる写真が、すごく脳裏に焼き付いている
親のいない、死にかけているアフリカの子どもを抱いたときは、一人ぼっちで死ぬより、たとえ私に抱かれていたほうが、心安らかになれるかもしれないと思った。
と書かれてた
そんなことを考えずに、迷わずに子どもを抱きしめてたんだ
夢は、子どもに本を読ませることから
NHKの劇団員になり、俳優、司会と何でもこなすマルチタレント
ニュース番組の司会をやってるときに、ドラマで嫌な役をやってると違和感があると思い
潔く、ドラマの仕事は辞め、舞台だけで演じる
すごいと感心
これからも長生きして、楽しい話を聞かせてほしい
Posted by ブクログ
トットちゃん、健在。
戦争による苦労も書かれているが
それ以上に大変なことがたくさんあったと思う。
逞しいお母様の「生きる」という覚悟のようなものが感じられる。
香蘭女学校でのエピソードは読んでいても楽しい。
進路に迷うことも。
NHKが専属の俳優を募集している新聞記事を目にする。
無事に合格。
役から外されるなど挫折もあったが
それからは、皆が知る黒柳徹子さんとなる。
あとがきに書かれている戦争の話に胸が痛む。
「徹子の部屋」は、ずっと続く。そう思えてくる。
100歳までと言わず、その先もずっと。
Posted by ブクログ
戦前の事から鮮明に覚えているトットちゃんの記憶力に驚き、
ご主人が出征後シベリア抑留中も子ども達を育てる
トットちゃんのお母さんのパワフルさに驚き、戦前戦中戦後の大変な時代を生き抜いたトットちゃんの生命力と行動力に感心し、読み応えのある本でした。
大人にも子ども達にも読んでもらいたいです。
「続々 窓ぎわのトットちゃん」も、執筆されるといいな。ザ・ベストテンや、徹子の部屋のこと等も詳しく知りたいなあ、と思いました。
Posted by ブクログ
当時、大ブレイクした「窓ぎわのとっとちゃん」を読んだのは私が中学生だった頃。トモエ学園でのすてきな小学校生活がいきいきと描かれていて一気に読み終えた記憶がある。それから、50歳のなかばを過ぎて「続窓ぎわのとっとちゃん」を読める事が嬉しかった。今回は戦争中に疎開した経験もたくさん書かれていた。亡くなった父も東京から長野へ疎開した。ずいぶん辛い思いをしたはずと、生前何も語らなかった父を思い涙が。
感動。
久しぶりのトットちゃん。
懐かしさと、過去へのタイムトリップを楽しませて頂きました。
ママの力強さ。
まさに生きる力ですね。
そんなママに支えられたから、今のトットちゃんがあるのかなと感じました。
幼い頃の経験は、心に残りますね。
読者の一人としても、トットちゃんから学ばせて頂いた人生でした。
何を大切にしたいか。
どう生きたいか。
前向きに、捉えていきたいです。
素敵な作品を、多くの方に触れてほしいです。
Posted by ブクログ
トットちゃんの周りによき理解者がいてよかった。型にはめようとする人に育てられていたら、今の黒柳さんはいないんだろうな。
疎開するときに一人で乗った列車で、混雑のためトイレが使えなかったとき、乗り合わせたよそのおばさんに教えられ、トットちゃんは列車の窓からお尻を出して用を足した。びっくりした。戦時中はたくましくないと生きていけない。とはいえ、つらかったろうな。
黒柳さん、体に気を付けて長生きしてくださいね。
Posted by ブクログ
黒柳徹子さんはもともと好きで、肌がきれいで若々しくて元気はつらつで、おちゃめで、可愛くて素敵だなぁ〜と思っていて、
これまでどういう風な人生を歩んでこられたのかということを少しでも知れて、とても良かった。
過酷な戦時中を奇跡的に乗り越えてこられたことも、運命のような気もするし、私の知らない時代を知ることができて、今生きていることがありがたいと思えた。
トットちゃんでも望んでも叶わなかったことだってあるし、それだからこそ得られる更に素晴らしいものは経験してみた人にしか分からない。
どんなことも考えようによって素晴らしいものになるということもわかった。
自分も頑張って生きて輝いていけたらいいと思った
何十年も昔の記憶をこんなにも鮮明に記憶していて本に記せる徹子さんは本当にすごいと思った。
Posted by ブクログ
誰もが知っている窓ぎわのトットちゃんの続編。
トモエ学園以外でのエピソード、戦争中のこと、大学時代や、NHKのテレビ放送第一期生俳優募集の話、NHK時代の話、舞台で活躍していた頃、そして渡米。
破天荒なトットちゃんの格違いのお嬢様生活を知った。お父さんが、この時代の新交響楽団のヴァイオリンのコンマスって、どれだけすごいことなんだ(いや、その立場は今でもすごいけど)!もう、育った土壌が違いすぎます。オーディションでも、多分生活していた地盤が違うから、立ち振る舞いとか違うんだろうなぁ。そんな、トットちゃんも戦争に突入するとひたすらがまんの日々が続く。トットちゃんのお母さんが戦争中はとにかくたくましい。絶対お嬢様なのに、与えられた環境で働きまくっているところが、それだけで物語になりそうでした。
ルビは小学生で習わない漢字にはふってあるようですが、一度ふったあとはなかったりします。また、使われる言葉や表現が結構大人向け。感情の揺れとかも大人向けだし、今と時代が違いすぎるのを理解するのは難しいだろうけど、小学生から読んで、いろいろ感じてほしい内容でした。
Posted by ブクログ
『窓ぎわのトットちゃん』を読んだのが、いつだったかもう思い出せないくらい前のことだけど、何だか懐かしかった
「フィクションみたい」ということではなくて、美しい童話や児童文学を読んでいる時と同じ気持ちになった
胸いっぱいに夜空が広がる感じ
Posted by ブクログ
前半の戦争前後の部分が印象深かった。徹子さんの母の稼ぐ力がすごい。現代でも通用する行動力と思考力だなと思った。後半はご本人がここに至るまでの芸能界でのお話。持ってる人は世間が逃さないのかなぁ。出来すぎだろ〜って思っちゃう現実でした笑。
Posted by ブクログ
『窓ぎわのトットちゃん』の幼少期から、芸能界入りを果たして留学に行くまでのお話。
今回のお話は、もちろん知らないお話からドラマ化されて触れられていた芸能界でのお話まで色々収録されていて、凄く読み応えあった。
正直、昭和のテレビを知らないから、色んな芸能人のお名前が出てきても調べないと分からなくて、本来「そんな方が!」って思える話をよく理解できていないんだろうなあと思ってしまった。なので自分の知識不足を含めて星4つ。
黒柳徹子さんらしい綺麗で少しお茶目な日本語で紡がれているから、凄く読みやすい。
きっと生きるために考え行動する力は、母の背を見て培ってきたのだなあと思う話が沢山。
長く生きるうえで、自分が楽しいと思うこと、ワクワクすることをし続けることが大切で、だからこそ一番深く関わる仕事は、特にそういった感情が持てないといけないのだなあと感じた。
今まさに戦争が世界で起こっている世の中で、いかに辛く苦しい思いをするのかをエンタメを通して伝えていて、やっぱりこの人は凄い人だなあと思った。
生きているうちにお会いして、お話ししたいなあと読むたびに思う。
Posted by ブクログ
小さいトットちゃんがお母さんとはぐれて
電車に乗って命を賭けての一人旅で、疎開先へ向かう場面に関心しました。
なんて賢い子なんだろう。
窓際のトットちゃんを読んだ時は、まるで私がそこにいるみたい…と思っていたけど、全然違いました。私はあの年齢で長い一人旅なんて無理だったと思う…
Posted by ブクログ
まさか続がでるとは思わなかった続窓ぎわのトットちゃん。黒柳徹子さんも90歳を超えてこれだけ書けることに敬服する。
テレビで拝見する限り、滑舌にも衰えが見えるが、本人はいたって普通なのかもしれない。
前作はトモエ学園という自由な校風が著者にいかに合っていたかという本だったが、この続編は父親や母親の事、そして彼女の目から見た戦争体験が綴られており興味深かった。大岡山は父の実家のあったところで年齢も近い筆者の両親とトットちゃんがが接近遭遇してたかもしれないと思うと感慨深い。筆者の両親も疎開はしていた。
NHK に入ってからの話もとても面白かった。
Posted by ブクログ
窓ぎわのトットちゃん続編。
戦後から黒柳さんがテレビで活躍するまでの話。
戦後のお母さんの商魂が凄い、こういう広い目で生きていきたい。そして黒柳徹子さんを世に送り出した大岡さん、飯沢さんが凄い。個性を殺すのではなく生きるよう後押ししてくれた2人がいてくれて本当に良かった。そんな大人に私もなっていきたい。
にしても、徹子の部屋のイメージしかなかった黒柳さん、めちゃくちゃ売れっ子やってんなぁ。その頃知らんかったからびっくり!
Posted by ブクログ
ドラマでも出ていたエピソードですが、戦時中のトットのお母さんが凄い。稼げそうなビジネスに目をつけて家を建てるくらいの貯蓄が出来るなんて。
黒柳徹子さんが、戦争経験者にその当時の話を聞くようにしているとありましたが、それは本当に大切なことだと思いました。
戦争経験者がどんどんいなくなってしまうので、お聞きできるうちにぜひ私もそうしたい。
Posted by ブクログ
窓際のトットちゃんを読んだのは小学生の時でした(母親からすすめられて)その時はものすごくボリュームのあるお話だったと記憶していたのですが、今回の続編はあっと言う間に読めてしまいました!
(私も大人になったのですね)
あのトットちゃんの続きの話が読めて嬉しかったです
Posted by ブクログ
子供の頃、家にあった
窓ぎわのトットちゃん
悲しいことも辛いことも
いっぱい書いてあったけど
子供だったから
なんて楽しい冒険みたいな毎日!
って思ってた
続編が出ると聞いて
とても楽しみにしてた
読んでみて
やっぱり楽しくて毎日が冒険だった
でも
大人になったから
悲しかったり辛かったり
そういうところもちゃんと理解できて
胸が熱くなってばかりだった
100歳までと言わず
とっても元気に長生きしてもらいたい
またその後の人生なんかも
書いてもらえたら
きっとワクワクするだろうなと思う
星は4つ
Posted by ブクログ
前作は割と児童向けの物語風だったけど今回はしっかり自伝だった。
著者の強い反戦のメッセージが伝わってきた。
戦争は絶対嫌だなぁ。
今の時代だから読んで欲しい一冊。
アニメの映画化でトットちゃんの42年振りの新作続編となったのでしょう。NHKやテレビ朝日でドラマ化されたシーンなど思い起こしながら読み進みました。
Posted by ブクログ
その後のトットちゃん、幼い頃の性格そのままに成長し活躍する姿が生き生きと描かれていて楽しく拝見。トットちゃんもすごいけれど、お母様の生活力バイタリティに感動しました。