【感想・ネタバレ】9割の病気は自分で治せるのレビュー

\ レビュー投稿でポイントプレゼント / ※購入済みの作品が対象となります
レビューを書く

感情タグBEST3

Posted by ブクログ

現代医療に真っ向から挑戦する本。よくぞ出版してくれました。糖尿病の方は、絶対に一読すべき書物です。合わせて、石原結實先生の本を読めば、糖尿病が治る病気であることを知ることができます。糖尿病と診断され、治らない病気なので、一生薬飲むように医者に言われた皆さん、絶望している場合ではありません。糖尿病は治ると言ってくれる医者にかかるべきです。この本はその第一歩になるでしょう。実際、近しい人が、この本に勇気づけられ、石原結實先生の方法を実践することで、「糖尿病です。もう治りません」と宣言されてから、たったの1.5 ヶ月で糖尿病を直してしまいました。

以下注目点
・喜劇の病気。高血圧、糖尿病、高脂血症、肥満症、通風、便秘症、頭痛、腰痛症、不眠症、自律神経失調症
・おいしい患者。喜劇の病気の患者。
・外来患者一人あたりの診察料。日本:7000円、スウェーデン:8万9千円、イギリス2.5万円
・日本の医療は、薄利多売。
・医者がいなくても治る人は治るし(カテゴリー1)、治らない人は治らない(カテゴリー2)。
・1999/5 血糖値基準 144→126へ。一夜で糖尿病患者が数百万人発生!?→おいしい患者がいっぱいになった。
・専門+内科で開業する。「内科、外科」
・降圧剤で血圧を低くコントロールしても、脳出血は防げない。(降圧剤は意味無し)
・コレステロール 220-280mgの人が一番長生き。コレステロール値が低い人ほど、がん死亡率が高くなり、自立度も低下する。→スタチン剤(コレステロール低下剤)を飲む人は、大きな損。
・メタボはただの食べ過ぎ。治療するに値しない。食い過ぎをやめろ。
・急性胃炎で、シメチジン(タガメット)の服用。認知が憎悪。服用やめたら、すぐに回復。
・頭痛薬の常用でガンになる可能性あり。頭痛薬の常用が、交感神経を刺激し、心身に慢性的なストレス負荷をかけたことで、ガンになったのではないか?
・この病気は決して治ることはありません、薬を一生飲み続けてください→という医者にはかからない方が良い。
・衰えを感じる年になってからの、我慢、忍耐、根性、がんばり、競争、義理、約束、責任感、義務→自己治癒力低下。がんになってしまう。
・嫌なことを極力避ける、やりたいことを優先してやる→自分が慣れ、相手に認める→自己治癒力の向上。
・自分の命の責任は自分でもつべし。治療方針は、医者が決めるのではなく、自分で決める。
・信頼できる医者。カテゴリー分け(トリアージ)してくれるか?
・お礼は不要。お礼によって、医者との心の絆が深くなることはない。

0
2018年11月12日

Posted by ブクログ

全てが完全ではなくともこの本を全ての人、特に年配の人たちが読んだらもっと日本の為になると思う。
医療費の節約。無駄に身体を薬漬けにせず自然のままに健康体を保つ。
今の時代、社会にとても必要だ。
少しでも多くの「おいしい患者」がこうゆう本に興味をもって読んでくれることを願う。

0
2013年04月27日

Posted by ブクログ

医師がここまで言っていいのか、病気とは何か、治療とは何か、体と薬を再認識出来る。「おいしい患者」にはなりたくない人必読。

0
2010年01月23日

Posted by ブクログ

「9割の病気は自分で治せる」は、「9割の病気は自分で治せる2」と合わせて読むと面白いと思います。2冊あわせて、大切なひとへのプレゼントにするのもいいかなと思いました。
本巻は医療の現状と医者の本音で 2巻は実際に自分で病気を治す具体的な方法になっています。薬害本と一緒に読むとさらに面白いと思います。

0
2010年01月18日

Posted by ブクログ

中年過ぎた人(40代または代謝の落ちた実感のある人、未病の人)は読んだ方が良い本
私もカテゴリ1の患者なので、出来るだけお医者さんにかからないようにします

0
2010年01月15日

Posted by ブクログ

非常に納得の内容である。
我々に備わった自己治癒力。その力を持ってすれば、充分に慢性疾患を克服することができる。西洋医学に頼りすぎ、薬漬けの我々の生活にメス。日本における医者と患者の関係をも言及し、。病気のカテゴリーを3つにわけ詳しく解説している。我々はおいしい患者になってはいけない。作者からのメッセージである。

0
2010年01月11日

Posted by ブクログ

病気は3つのカテゴリーに分けることができる。具体化すると、?医者不要の病気、?医者を要する病気、?医者にかかっても治癒しない病気となる。本来、医者の仕事としては、?の患者を診ること、?を?へ推移する研究を進めることが求められる。しかしながら、昨今は病気と判断するための基準値が下げられる傾向にあり、何でもかんでも病院にかかり、?の患者が足しげく病院に通っている現状がある。その結果、?の患者にかけるべき治療時間を十分にとることができないばかりか、?の患者の診察に追われた医者の過労、医師不足が指摘されるようになった。

というわけで、?の人は医者にかからなくてもいいよ!それに加えて、医者に本来の仕事をさせましょうよ!というのが著者の主張。?の人がなすべきことも書かれているので、気になった方は本書を手にしてみてください。以下に、簡単にメモ書きしておきます。

(1)前かがみの姿勢をやめる(胃腸への負担軽減)
(2)深呼吸(気持ちの入れ替え。新鮮な空気を取り込む)
(3)爪もみ、つぼ押し(神経刺激。百絵等オススメ)
(4)温冷浴(副交感神経を優位に)
(5)7時間睡眠(実証実験より、最適な時間が7時間)
(6)海外旅行×読書(気持ちの入れ替え。リフレッシュって重要)
(7)薬は飲みすぎない(薬は、「治癒効果>毒素」のときに利用してるだけ)

0
2009年10月04日

Posted by ブクログ

病院に通う9割の患者は本来病院に通う必要がない患者で、医者にとって美味しい患者。
死ぬリスクもないし、慢性的だから通い、治療と薬を処方し続けることができるから。
病気は自己治癒力で治しなさい。

0
2009年10月07日

Posted by ブクログ

表現が若干乱暴なところがあるかもしれませんが、筆者の姿勢は見習うべきかと思いました。

筆者がやりたいことは明確であり、また実例を出して説明していることから大変内容は分かりやすくなっています。

・医者が関わらなくても治癒する病気のために、医者の時間のほとんどが使われてしまうことを懸念。
・医者が関わって初めて治癒できる病気に時間を割きたい。
・医者が関わっても治癒できない病気を、治癒できる病気に変えたい。

そのために、むやみに医者にかかって薬を飲むという姿勢をやめ、健康に対するリテラシーを高め、免疫力を高める努力をし、医者も活用しよう、と言っています。

また、日本の様々な制度上の問題も指摘しています。問題を解決できるような活気的な本ではないですが、その第一歩として健康に対する考え方を一人一人が見直すきっかけとなる本だとは思います。

0
2015年06月20日

Posted by ブクログ

定期的に病院に通って薬をもらい、定期的に検査を受けてくれるのが「おいしい患者」である……。
私も数年前までまさにその「おいしい患者」でした。
ですが担当医に会えず、会っても機械的に処方箋が出されるだけで「体調悪くないですか?」「目まいや立ちくらみはありませんか?」「急に体重が減ったりしてませんか?」などと怖い話をされてむしろ余計に具合が悪くなったりする状況に疑問を抱き、かかりつけの病院を変えました。
以来、症状は悪化するどころか無くなりました。
「おいしい患者」からの脱出です。

この本では「おいしい患者」になって薬を頼り続ける事の危険性、自己治癒能力を高める事の大切さを、現役のお医者さんが具体例を挙げながら説明してくれています。
「おいしい患者」がいなくなることによって今の医療体制が変わるように願う、著者の真摯な想いが伝わってきました。
また、自己治癒能力を高める方法は日常生活の中で簡単に取り組めるものばかりです。
私もこれ以上「おいしい患者」にならないよう、これらの習慣を取り入れつつ健康管理に努めようと思いました。

「著者には申し訳ないのですが、『世界の中心で、愛をさけぶ』『1リットルの涙』『僕の生きる道』などの悲劇の病気を扱った作品を、医者は書かせてはいけないのです。」
との記述には特に心打たれました。

0
2016年12月13日

Posted by ブクログ

命にかかわらない
完治しない

患者が病院にとっての上客。そして、その人数は着実に増え続けている。

もっと賢くなってほしい。

日本の医療は薄利多売。1日50〜60人くらいはみないと経営が成り立たないので、3時間待ちの3分診療になってしまう。診るというより、さばいてる。

そのため、薬を売って儲けなさい、となる。

0
2015年02月10日

Posted by ブクログ

日本の医療は薄利多売で、患者の8〜9割は自己治癒力で直すことができるという。血圧の正常範囲がどんどん下げられている実態や、すべての死亡率で考えるとコレステロールは低くしない方がいいとの指摘は、医学に対する不信感を抱いてしまうほど。化学物質である薬を飲むのは体の機能を悪くするという認識を改めて確認した

・糖尿病、高血圧、高脂血症、肥満症、痛風、便秘、頭痛、腰痛、自律神経失調症、不眠症は、医者にかからなくとも治癒できる。
・血圧が高くなるのは、体の機能を維持するための適応反応。降圧剤で血圧を下げると体調が悪くなることもある。上の血圧値が180mmHgまでは脳卒中になる可能性が高くなるという明確な根拠はない。
・コレステロールは細胞膜やホルモンの材料になる大切なもの。コレステロールが高いほど心筋梗塞は発症しやすくなるが、すべてにおける死亡率では220〜280mg/dlの範囲の人が一番長生きする。
・40歳を越えてからの我慢、忍耐、根性、がんばり、競争、義理、約束、責任感、義務などは、自己治癒力を低下させる。少々わがままに、自己中心的に生きる方が長生きをする。

<自己治癒力を高める方法>
・前かがみの姿勢を止める
・深呼吸
・野菜、果物、海藻、きのこ類、発酵食品、魚。旬のもの、地産のもの。カロリーに対して栄養価の高いもの。おいしく食べる。
・便秘に注意
・サプリメント
・爪モミ
・ツボ刺激(百会付近)
・温冷浴
・ふくらはぎマッサージ(風呂あがり)
・易筋功(深呼吸・合掌こすり・腕・肩から脇腹・腰上下・首の後ろ→頭頂→額・顔・耳の後ろ)
・1日6000歩
・7時間睡眠
・海外旅行・読書
・薬は控えめに

0
2018年10月31日

Posted by ブクログ

良書です。
何も考えずに医者に行くことがどんなに馬鹿げたことかと目が覚まされる思い。
なるほどなるほど~と、点が線になる、そんな感じです。自身も臨床医であったこともあり、説得力抜群で実に痛快です。全ての日本人におすすめ。

0
2013年09月02日

Posted by ブクログ

 本書は医療相談サイト「e-クリニック」の医師で医学博士の岡本裕氏による書き下ろし本である。
 岡本裕氏は、大阪大学医学部を卒業してから12年間、大学病院、市中病院、大阪大学細胞工学センターにて、主として悪性腫瘍(がん)の臨床と研究に携わっておられた。
 しかし、1995年に従来の医学や医療の考え方や治療に限界を感じ、臨床医をやめてしまったという経歴の持ち主である。
 本書を読めば、なぜ岡本裕氏が医者をやめたのかが分かる。
 本書は、医療の現場の裏側にある本当のところを告発し、患者の立場からどのように医療を理解し、どのように医療と関わっていったら良いかを説明してくれている。
 患者の中には医療の実態を知らず、医療を信頼している人が多いことを考えると、本書の存在意義は大きい。
 患者としては本書の書かれているような医療に対する認識はぜひ持っておくべきであろう。

0
2013年07月11日

Posted by ブクログ

ネタバレ

薬を飲みすぎない。頼らない。
食事、運動、呼吸、爪もみ!


自分の体は自分で作る!を実感しました。

0
2013年01月31日

Posted by ブクログ

ネタバレ

人には病気を治す 自己治癒力があり、9割方は医者いらず。
ポイントは病気になる前の未病の段階でケアする。
ストレスを無くす。
mastではなくwant

6000歩歩く
爪を揉む
深呼吸を1日30回する
前かがみをやめる
ベースサプリをとる
便秘に気をつける
睡眠時間 7時間が最適
ふくらはぎマッサージをする

0
2012年05月09日

Posted by ブクログ

ネタバレ

自己治癒力を高めましょう!と伝えています。
医療や薬への依存心が体を弱め、自分で治す力を弱めてるといいます。

医療現場の現状から、健康と病気の境目のこと、病気について今まで常識だと思っていたことが実は非常識だったことなど「もしかしたら、私もおいしい患者だったのかもしれない・・・」と健康や病気について見直すきっかけを与えてくれる本です。

自己治癒力を高める方法が紹介されています。
・前かがみの姿勢をやめる
・ときどきゆっくりと深呼吸する
・食にこだわる
・便秘に気をつける
・ベースサプリメントを上手に活用する
・ときどき爪モミをする
・ツボ刺激をする
・温冷浴を習慣にする
・ふくらはぎマッサージ
・易筋功
・1日に6000歩、歩く
・7時間睡眠のすすめ
・「海外旅行」と「読書」
・薬は控えめにする

0
2012年04月08日

Posted by ブクログ

ある程度年を取った周りの人を見ると、大概定期的に病院に行き薬をもらってくる。血圧、コレステロール、尿酸値、糖尿病などなど。それらの人々は病院にとって『美味しい患者』なのかもしれない。切り口が面白く、現代の日本の病院経営の現実と問題点が見えてきます。また、生活習慣病改善を薬に頼らず、自分で努力することによってある程度良くなる方法が載っているので実践して改善されれば一石二鳥である。

0
2012年02月14日

Posted by ブクログ

この本は、世の中にある9割の病気は自分で治せるということが書いてある本です。それはほんとに病気になってしまう前の自分の予防、また病気が見つかったときのおすすめの対処法が書いてある本です。この本を読み思ったことはとにかく日頃の生活リズムというか毎日自分で考えて生活することがすごく大事なんだなあと思いました。たとえて言うと、虫歯なんていうのはほんとに日頃の自分の生活でなってしまう病気ですよね?なので世の中にあるほとんどの病気がこういった日頃の自分なりの予防によってなりにくくするということがわかりました。とても勉強になる本だと思います。皆さんもぜひ、読んでみてください。

0
2010年01月15日

Posted by ブクログ

「9割」はマーケティングのための文句にせよ、必要のない医療をなくすという意見には賛成だし、日本人は医者と薬に頼りすぎだと思います。
本書で私たち診てもらう側の意識を少しでも変化させるきっかけになれば。30代半ば以降、習慣病や心身不調のリスクがある人は一読してみてもいいのでは。

0
2010年10月12日

「暮らし・健康・美容」ランキング