【感想・ネタバレ】初午いなり 木挽町芝居茶屋事件帖のレビュー

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Posted by ブクログ

ネタバレ

表紙のイラストにつられて購入。中身も満点でした。

町奴(元やくざって表現していいんですかね?)の息子の喜八と兄弟分(右腕みたいな)の弥助と、料理人の松次郎で小料理屋を営んでます。
ある日松次郎の息子が盗みの片棒を担いだと疑われ捕まってしまいます。
息子が捕まったのと同時に松次郎も姿を消して…って感じのお話です。

松次郎や弥助が作った料理などがちらっとでてくるのですが、江戸時代の料理だったり季節モノだったりで、ヘルシーで美味しそうでした。
喜八が周りのへの感謝も忘れないめちゃめちゃいい子で、読んでて気持ち良かったです。喜八は火付改の鬼勘という人に元町奴の息子ってことで目をつけられてるんですが、この鬼勘が本当目ざわりでした。ただ、今回松次郎を探すのに協力関係にあったので、今後何かと絡んできてきっと理解は示してくれるようになんじゃないかと思います。仲良くはならないと思いますが。

とにかく喜八がかっこいいし、弥助が万能執事で最高でした。
次巻も買ったので楽しみです。

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2024年01月25日

Posted by ブクログ

読み終わり、とても清々しい気持ちになります。
人物ひとりひとりが魅力的。喜八さんと弥助さんはもとより、特におあささんとおくめちゃんが愛らしい。
もう一つ、作者の篠先生の文章が私好み。続きが楽しみです

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2023年04月08日

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グルメ時代小説かと思いきや、元町奴の倅で芝居茶屋「かささぎ」を営む喜八を中心とするヤクザ人情小説だった。
喜八、その兄弟分・弥助、料理人・松次郎の三人で装い新たに店を開いた数日後、突如松次郎が行方不明に。聞くところによると、松次郎の倅・乙松が、盗みの疑いをかけられているらしい……。
己の正義と人情を元に行動し、決めるところで決める男たちが、ただひたすらにかっこいい。

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2024年03月05日

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ネタバレ

前のシリーズは菓子屋。そして、今回は芝居茶屋ということですね。そして、主人公も女性から男性へ。

 戦国時代に傾奇者と呼ばれる人がいたことは知っていたんですが、江戸時代にも町奴、旗本奴などという人たちがいたのは初めて知りました。いわゆるならず者集団。

 主人公の喜八の父は町奴のかささぎ組の頭。大目付の大粛清にあい、牢内で死亡。
 
 喜八は駆け落ちした叔母が営う、小茶屋『かささぎ』を任されるところから物語は始まります。

 芝居の話等、前とは違う雰囲気が楽しく、面白いです。
 
 これからの展開が楽しみです(*^-^*)
 

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2022年03月01日

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傾奇者達を集めて纏めて、町の為に尽力したが、無頼漢であった事実により投獄され死亡した父を尊敬しつつも、その倅である事を自覚し仲間たちに報いたい喜八
芝居茶屋が舞台、歌舞伎が絡んで面白くなりそう

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2022年09月22日

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新シリーズかな?

初午いなりだし…茶屋だし…
もっと料理本?グルメ本?かな?と思っていたけれど割とさっくり。

1作目はどうしても…入りきれない感はあるけど。
色々どうなっていくのか楽しみ!!!

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2022年04月01日

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202201/面白かったけど、キャラ萌えありきの感が強いような…。新シリーズ1作目とのことなのでとりあえずしばらくは様子見で追ってみよう。

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2022年03月04日

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篠綾子さんの新シリーズが始まりました。

旗本奴が闊歩していた時代、街にも派手な衣装を着て立ち歩く町奴が存在。
半端な若者が自然にあつまり、親分をしていたのは主人公喜八の父親だったが、町のためにと奮起してその地域になかった橋を作り、いつしか親しまれる存在に。

だが、ある時、旗本奴や町奴の取り締まりがキツくなる。
親分は子分衆を諭し逃して第二の人生を送るようにと命令。自分は牢で死ぬことになった。

父親の妹夫婦に育てられた喜八もはや17歳。
叔母の作った茶屋をつぐことになった。

今はみんな真っ当に生きている。
そんなおり、強盗の事件が勃発する。

芝居茶屋という場所柄芝居には縁が深く、役者にもなれそうな美形の主人公。
有名な戯作者の娘が常連客。
厳しい捜査で有名な火盗改め。
謎解き、人情が溢れるシリーズ。

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2022年02月22日

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