【感想・ネタバレ】かすり傷も痛かったのレビュー

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Posted by ブクログ

二つの本を楽しめる本。
人生は矛盾があって良いと思わせてくれる。
僕自身、何事も死ぬこと以外かすり傷だと思って取り組んではいるが、そんな僕でもいってる割に行動がついてきていない。
そんな僕を肯定してくれる。支えてくれる本だと感じた。
一言で総称すると安心感。
ほっとする本。

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2024年03月01日

Posted by ブクログ

箕輪さんの『死ぬこと以外かすり傷』のアンサー本。
本の書き方が面白い。前作を丸々載せて赤入れをし、今の思い考えを書いている。
本当に同じ人?と思うくらいの変わり様が面白いし、人は良くも悪くも「変われる」というのが伝わってくる。
『僕は「死ぬこと以外かすり傷」を直視できない』という箕輪さんの今を是非見てほしい。
成長思考が高い時は前作がオススメだけれど、少し疲れた時や、一度立ち止まりたいときは本作がオススメ。
前回響いた「今やれよ!」という言葉は、今回は「今やるな!」に変わってた。

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2024年02月25日

Posted by ブクログ

尖り続けて欲しかった。嫌われ続けて欲しかった。前作『死ぬこと以外かすり傷』を何度も読み直し勢い余って5冊買い、友人に無料で渡してきた自分にはショックな内容だった。文春砲はここまで人を変えてしまうのか。文春砲が無ければ、彼はかすり傷に痛みを感じなかったのだろうか。本作『かすり傷も痛かった』を寂しくて直視できない。
一方で、やはり箕輪さんの文章に力があるわ。響く。刺さる。残る。流石と言わざるを得ない気持ちもある。

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2024年01月29日

Posted by ブクログ

著書を5年後に振り返り、赤字を入れていくという斬新な内容。
編集者というよりも書き手と同じ立場の著者だが、会社に悪態をつくような普通のサラリーマンの人でも、中堅になると同じような感覚になり共感してできる部分があると思う。

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2024年01月17日

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かすり傷も痛かった
著:箕輪厚介

自分が間違っていると疑うことは一度もなく、自分を信じて、走り続けた。万能感が全身を包み込み、何者かになりたい著者がたくさん集まってきた。前著から5年。あの頃の勢いは、もうない。

今の時代には「成長なんて必要ない」「ありのままでいい」と優しく投げかけた方がウケる。でも騙されてはいけない。それは安心させるだけで救ってはくれない。「死ぬこと以外かすり傷」は仕事論としては、間違っていないと思っている。「死ぬこと以外かすり傷」は仕事論で「かすり傷も痛かった」は人生論である。

構成は以下の6章から成る。
①予定調和を破壊するな
②自分の手だけで稼ぐな
③名前を売ると叩かれる
④手を止めて考えろ
⑤当たり前の生活をせよ
⑥熱狂は気まぐれだ

本書は、著者自身の自己満足のために書かれている。しかし、それはただの自己満足ではなく、読み手にプラスになる、読み手が求めていることが書かれており、著者の自己満足が他者の要求を満たしているという書き手と読み手がウインウインの関係が成立している一冊でもある。

前著の仕事論は私自身も、論という観点で言えば間違ってなんかいないと思う。多くの触発を受け、多くの刺激から学びのモチベーションをいただいた。誰しもが危うさを感じながらももがきながら実験台となり突き進む著者の行動力に憧れすがりながら必死に参考にさせていただいた。

そして、文春砲被弾からの本著の人生論。対比させていることで自身を下げる中で脱皮やリスタートといった、反省を世論にイメージづけることで、チャンスやその機会をうかがっている。

戦略的な一冊であるも、人の失敗から乗り越えていくマインド等を本から学べるという著者にとってはありがたい一冊でもある。前著も本著も色々と叩かれそうな要素は大いに含んでいるものの、それは著者の戦略でもあり、生き様なのかもしれない。

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2023年12月31日

Posted by ブクログ

若者向けの前作と、どちらかというとある程度社会で経験を重ねた大人向けの今作。レベルは違うが共感できるところも多く自身の反省も含め面白かった。

特にp52の「カルマの解消」の話は理屈じゃよくわからないけど、そうなんだろうなと改めて自信のあり方を顧みる機会になった。

欲望に突き動かされるまま生きていると次第にカルマが溜まり、その人の器を超えるとそれまで築いたものがリセットされる、カルマの解消。

歳を重ねて、精神的な成熟をと願うがそうもいかないのは、成熟は時間ではなく象徴的な経験によってもたらされるからなのかなと思い至りました。私もかすり傷を負いながら経験を重ねていきます。

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2024年05月26日

Posted by ブクログ

面白い文章を書く人だなぁと思う。

何か革新的なものを学べるわけではないが、最近の自分の感覚と同じでつい買ってしまった。気合いを入れず、なんとなく読んでみるのが良い。

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2023年12月03日

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 意識高い系はブームだったのか。
 外面上は見えなくさせる程度には賢くなったのだろう。
 本書の目次のひとつにも「意識が高いと嫌われる」とあるが、人に競争を強いることは出さず、鳴りを潜めるようになったのでは。
 日本国民全員の意識が低くなったら、それはそれで終わっていると思うのだ。

 「死ぬこと以外かすり傷」から5年、本書が出るまで、そういえばこの人の本を最近見なかったと思ったら、文春砲食らってフェードアウトしてたのね。
 どん底の状態からの振り返り。

 前著で言っていることは間違ってはいないと思う。
 いちいち他者とぶつかるやり方に問題があったと思う。
 競争から下りて、思考停止した瞬間から、何者にもなれないと思う。
 ただ、その意識を他者に見せつけずに、水面下でやる賢さが必要だ。

 本書のように、失敗者の経験談はためになる。

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2023年11月24日

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自著のアンサー本。「死ぬこと以外かすり傷」を読んでいなくても、両方楽しめるお得感あり。

自分が「ありたいようにある」社会が良い。
周りの目や空気を必要以上に気にしない。

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2023年11月06日

Posted by ブクログ

ゴリゴリに熱い本に対してのアンサーブック。

前の本の熱に刺激を受けた人間からすると、今回のは凪を与えてくれる感じ。「『前へ前へ』とならなくてもいいんだなぁ」と言うことを伝えてくる。ただ、本当にそうかと言うと、何となく節々で漏れ出てる箕輪さんの熱さを感じながら読んでいた。「そうは言っても、熱さを持ってるんでしょ?」って感じさせる。その感覚が思い違いではなかったのは、「怪獣人間の手懐け方」で確信に変わった。
節々に出てくる熱とは以下のような感じ。
・「あえてのアウェイ」作戦。年に一度くらい意味不明なアウェイに飛び込む。あえてアウェイで苦しむことで本職に戻ってきた時に、そのありがたみを実感できる。当たり前の仕事が光って見える。
・ブランドは地に堕ちてからが本番

それにしても、本編にチラッとだけ出てくる秋元康の存在感がすごい。この人はやっぱりすごいんだな。モノゴトのど真ん中を捉える上手さというか何というか。この人の一言でこの本が出てるんだもんなぁ。
こんな視点を持てるようになってみたい。

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2023年09月24日

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・感想
死ぬこと以外かすり傷で無敵で走った箕輪さんがその後文春砲ダメージを受けて気づいた反省を過去本引用しながら書いた本。
普通に読んでて楽しかったです

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2023年09月17日

Posted by ブクログ

競争社会のなかでの脱競争に移行することは、
生半可な事じゃ無い。死ぬ事以外かすり傷は、
パワーがあってきつい時期に前を向けた一冊で、
本書かすり傷も痛かったは、わかるーな本だった。
箕輪さんの現実的でドライな書き口は好き嫌いは
大きく分かれる。僕は読みやすい本だと思う。

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2023年09月05日

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