【感想・ネタバレ】張り合わずにおとなしく人形を作ることにしました。1のレビュー

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面白いけど、設定モリモリ。

中世風ファンタジー、異世界転生、悪役令嬢ものです。お話としては、アルティリアが 9 歳で転生を思い出すところから、父がロゼレム公爵に唆されてクーデターを画策していることが分かり、ロゼレム公爵に取り憑いたアスクラスアを退けたあと、帝国に彷徨える伯爵が戻ってきたことが分かるところまでです。

絵は良い感じなのですが、アルティリアとエルスはどう見ても 9, 10 歳には見えないです。特にアルティリアは、精神が大人びているので、見た目はちゃんと年相応に描いて欲しかったですね。大人の男性陣はかっこいいので、成人男性以外を描くのが苦手なのかなと思いました。

内容は、うん、まぁ、いろいろな設定がモリモリでちょっと疲れますね。ちゃんと読もうとすると、何回か読み返さないと大変です。これなら悪役令嬢要素あたりは削っても良かったのでは?と思いました。以下、自分用のメモ。

魔法は、固有能力より汎用能力の方が世間的には重要視される。魔法の位階は、魂域(エーテル) → 霊域(コーザル) → 神域(アートマ) と上がっていき、魂域 → 霊域には(本来は)十年近い修練が必要。絶世の才は、先天的に備わっている固有能力。現時点では、アルティとエルスの他、アルティの母であるシュアラが未来視の力を持っていた。

アルティリアの絶世の才は、人形魔法。魂域では、人形に命を与える。9 歳で霊域に達したので、人形に精霊が降ろせるようになった。一方で、アルティリアとは別に、黒川透子も転生したことを思い出した直後に絶世の才が開花。内容は、人の意思を奪って人形のようにする、人形魔法・箱庭の女王。こちらは、現時点では魂域。あと、エルスの絶世の才は、時間操作。魂域では、瞬発力の向上と夢の中での未来予測。

で、たぶん合っていると思う。たぶん。

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2024年04月24日

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