【感想・ネタバレ】地図の物語 人類は地図で何を伝えようとしてきたのかのレビュー

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Posted by ブクログ

世界のいろいろな地域、時代の地図を集めた図版集。地図が、ある場所を説明するものであると同時に、それを作った人の世界観そのものを表していることがよくわかる。
文字通り、地図は物語を体現している。
イスラム圏の地図は、もはや装飾作品。ペルシャ湾、紅海、地中海、黒海、カスピ海、白と青の抽象化されたデザインが美しい。もちろん上が北とは限らない。

地図とは場所と距離を正確に表したものである、という概念自体近代西洋の産物に過ぎない、ということが実感できる本。

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2019年01月01日

Posted by ブクログ

類書はいくつかあるが、簡素で的を得た解説と図版の豊富さでかなりの良書と思う。
地図は、その当時の国が持つ最先端科学技術の粋であり、国力そのものとも言える。宗教的、軍事的な思惑も絡み、その変遷を一冊で辿るのは、人類の思想的進化を見ているようにである。

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2016年11月06日

Posted by ブクログ

地図とは、その時点で知ることのできる範囲をあらわしたもの。歴史が進むに連れて未踏地域がへっていき、測量や製図技術の進歩で正確さが向上していくのが面白い。

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2023年04月13日

Posted by ブクログ

●地図というものがどうして作られたのか、そしてどんな役割を果たしてきたのか、歴史的な地図を豊富に紹介し、解説している。

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2018年10月29日

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