感情タグBEST3
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約1年ぶりのひぐっちゃんもの。好きやわ、樋口警部。書いてる今野さんも、テレビドラマで樋口晃を演じてる内藤さんもタメなのでってことも関係するのかどうか、すごく親近感がある。考え方もよく分かる。「私は悲しいです。」は心に響くわ
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なかなか含蓄のある小説だった。確かに登場人物の様な人情味のある警察官も多勢居ると思う一方で刑事らしい人物も多数いる。今野 敏氏の得意とする分野警察物シリーズの中でも今回は特に面白い作品だった。
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良い。
警視庁の特捜刑事でありながら、無理に人を動かすことがない主人公。堅実に一歩一歩捜査を進める。
女子高生の全裸死体遺棄から始まり、現代社会の闇に投げかける。
遠火
高校生を巡る事件。被害者も主謀者も高校生。周りの友人は薄々気付きながらも誰かに相談する事も何も出来ず、誰かが助けてくれるのを待つ。自分も未成年の頃は何も出来なかったかもしれない。大人と呼ばれるようになっても関わらないように見て見ぬふりをしてる事が大人の対応だと言い聞かせているのだ。自分は無力だ。
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女子高生が絡む事件が起きた。単なる殺人事件か、売春が絡んでいるのか。いろいろな思惑が交差する中、樋口の行動で事件が解決していく。
高校生の多感な時期、どんなことを感じてどんな行動をするのか、もう忘れてしまったので、繊細な気持ちの変化などでこういった事件が起きるのだなと改めて思い出せた。
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これも長い、シリーズ8作目
相変わらず、さらっと読めてしまいます
今回の「ヒグっちゃん」は、何だか秘密主義です
取り調べには、臨場感を感じました
嫌な事件なのですが、著者らしさも感じられます
「乗客は、ほぼ例外なくスマートフォンを見つめている。昔はみんな本を読んでいたものだが、いつからこうなってしまったのだろう」
「自分が慣れ親しんだ習慣が、あっという間に変わってしまったようで、何やら淋しかった」
私も、実感します
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ヒグっちゃんの人望とコミュ力に脱帽。事件自体は大した謎ではないがキーマンがなかなか登場しないことで後半まで謎解きを楽しめた。係長くらいが主人公としてはちょうどいい。
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シリーズ8作目。
ジワジワ染み入ってくるタイプの味のあるシリーズ。
主人公の樋口は特に個性的だったりカリスマ性があるわけではないが、どこかの首相が自称していいたような気がする『聞く耳』をホントに持っているところが魅力的なのではないかと思う。
そしてしっかり聞いた上で、変に大人ぶったり畏まったりせず、素直に噛み砕いて行動できるので周囲の壁を自分でも気がつかないうちに取っ払っちゃうし、振り向かせることもできるのかなと感じた。
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今野敏さんの警察小説。
警視庁強行犯係・樋口顕シリーズの新刊です。
樋口刑事の視線から語られる女子高生殺人事件。
一人称で書かれているため、サクサクと読み進めやすい。
犯人は意外な人物ではあるものの、少々突飛な印象である。
犯人の動機や事件の背景は、現実離れしているように感じた。
中高年の男性が読んだら、おもしろいと思うのだろうか?
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あーもう、絶対高評価しないぞ!って思ってたんだけど、またしても最後にやられた
ヒグっちゃんのひと言にやられた
だってね、もうこんなん事件としてはなんもないですからね、なんのひねりもない、使い回しじゃねーの?ってくらいのお話ですからね
でもダメ
もうヒグっちゃんが動いてるだけでいいのよ
こんなヒーローを生み出しただけで今野敏さんの勝ちやわ
平凡な男です
普通のことを普通にやる刑事です
もう誰でも明日からヒグっちゃんになれます
明日から毎日を普通に過ごすだけでヒグっちゃんになれます
だけどね
それが出来ないのよ
ベタなこと言いますけど
普通のことを普通にやるってのがものすごいムズいのよ
それが分かれば分かるほどヒグっちゃんスゲー!ってなるのよ
普通のことを普通にやるだけのヒーロー
それが警視庁強行犯係・樋口顕なのよ
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何作か読んでいるが、周囲が主人公を神格化する理由はやはりよくわからない。それゆえにこのシリーズの良さをもう一つわかりかねている。話自体はさらっと読むのにちょうどいいのだが。
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警視庁強行犯係 樋口シリーズ8
シリーズ
1,リオ 1996
2,朱夏 1998
3,ビート 2000
4,廉恥 2014
5,回帰 2017
6,焦眉 2020
7,無明 2022
8,遠火 2023年
4の書評だったか、この辺りから内容と年数が合わなくなっている
登場人物の年齢と、時代背景のズレが生じている
シリーズの1から3まで各年、子供の成長や同僚の経過が合っているが、それ以降8まで書かれたのは27年経って数年の出来事だが時代背景は2023年まで、書かれた年の物へと変化している。
書評では「サザエさん方式」と書かれていた、、なるほど
個人的にはそんなものとして読んだ感じ、
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女子高生の絞殺体が奥多摩で発見され、臨場する樋口班。
身元判明の糸口となった渋谷署からの情報を受け、渋谷に向かう樋口たち。
少年事件係が内定する売春グループの関係先に被害者が出入りしていたことを突き止め、事件は展開していく。
妖艶な美少女に、見え隠れする売春組織の影。
少年が巻き起こす社会的事件が明らかになる。
予想通りの展開で、ちょっと評価は低め。
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警視庁強行犯係・樋口顕シリーズ第8弾。
軋轢を嫌い、波風を立てることを避け、自己評価が低いどこにでもいそうな普通の男・樋口警部。
真面目で、真っ当で、花もなく、ある意味面白みに欠ける刑事だけど、何故か人心を掌握し、物事をうまく進めて行く。
第8弾ともなると“ひぐっちゃん”のそんな姿に絶大なる信頼を覚えてしまう。
今回はその人の良さを利用されて窮地に陥るかも!とハラハラしたものの、本人はどこ吹く風。
淡々とやり過ごして、最後には犯人の自白を引き出す展開。
それにしても取調室で犯人に向けて語った最後の言葉には痺れた。
こんなことを言ってくれる刑事がいるか?
まだまだこのシリーズも追いかけ続けます。