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スパダリな受け
めちゃくちゃ面白くて一気読み。
亡国の騎士(獣人)×召喚された元高校生
受けは召喚されたものの役立たずだと追放。しかしその後で自分のチート能力に目覚め、森に家を建てて一人暮らしすることに。引きこもり生活をそれなりにエンジョイしつつたまに街に繰り出して自作のジャムやパンやベーコンを売る日々。ある日街でご飯を食べていたら、ボロボロで異様な雰囲気の男が入店。店主にパンを分けてくれと頼むもお金が足りず少ししか買えなかった模様。どうやら男には病気の弟がいるらしい。気になった受けは男の後をつけて声をかけますが…。
亡国の王子を連れた騎士だと察しつつ、幼い王子が病気で苦しむ様を見捨てられない受け。トラブル回避のため森に引きこもったくせにあっさり家にあげてしまいます。チート能力であれこれ甲斐甲斐しくお世話をしてもらう騎士はまるでヒモ状態…。人の温もりに飢えていた受けは、優しくて誠実で不憫で健気な攻めに呆気なく絆されてしまいました(笑)
不憫攻めなんです。頼りなさげな受けが実はスパダリでした。
面白い!!
なかなか重たいテーマが根底にありますが、とてもドキドキしながら一気に読み切りました。結果、めっちゃホッとしました!!冒険譚ではないので、重たいテーマが重たくなりすぎることもなく、ちょうど良い塩梅でした!
でも出来る事なら二人のお子が見たかった!!いやそういう世界観じゃないんですが!魔法でなんとかなったら嬉しかったのにな〜なんてENDマークを見つめました。
このお話はBL小説読む方全てにオススメできると思います!
異世界スローライフ…ではない
前半は異世界スローライフな感じで、大きなことは起きないけど、日々の癒しみたいになっていいよねと思いながら読んでいました。
後半は流れ的には自然だと思いますが、設定情報を書き過ぎてて気持ちが萎えました…。
設定が曖昧だと中途半端な作品になると思いますが、そこまで細かく書く必要あります?みたいな、その情報は読者にいります?ていうのがけっこうありました。
たぶん小中先生あるあるですね(笑)
あと世界設定の説明はあるのにチート能力の説明が一切ないのが気になりました。チートって固有名詞なの?て突っ込みたくなる部分もあって。
正直、チートものって読んだことないのでチートっていわれてもわからないんですよね。
結局最後までわかりませんでした。
願えば叶う能力ってことなの?