【感想・ネタバレ】間の悪いスフレのレビュー

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Posted by ブクログ

大好きなシリーズ最新作。
ビストロに訪れる客の心の迷いをサラッと良い方向へ導くシェフのお話。

短編集。

シェフの何気ない一言がハッとさせられる。
偏った自分の考えをほぐしてくれる。
そんな一冊です。
オススメ!

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2024年04月24日

Posted by ブクログ

面白い!フランス料理のことを全く知りませんでした!
この本を読むと食べたいフランス料理が増えます。ちょっとした推理もあり、お客に寄り添うお店のスタッフはクセがありながら優しくて、読後感がよいです。

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2024年02月04日

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 久々のシリーズ新刊に心が弾んだ。フランス料理と謎解きが相性良くたくさん詰め込まれていて、読んでいてとても楽しい。今回は、幻想のフリカッセが、ダントツで気に入った。

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2024年02月01日

Posted by ブクログ

相変わらず美味しそうな料理が並ぶ。コロナ禍のことにもきちんと触れている事にも好感が持てる。
強いて言えば、もうちょっと読みたい(味わいたい)というところか。

 クスクスのきた道
 未来のプラトー・ド・フロマージュ
 知らないタジン
 幻想のフリカッセ
 間の悪いスフレ
 モンドールの理由
 ベラベッカという名前

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2024年05月08日

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コロナ禍に翻弄されるパ・マル。
短めの話が7つ入って、薄めで、非常に読みやすい。最近疲れ気味なので、サラッと読めて心地よかった。
シェフの歯に衣着せぬものいい、コミュ力の高い志村さん、鋭い金子さんに、共感できる語り手の高築君。前の作品も読み返したくなった。

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2024年04月24日

Posted by ブクログ

シリーズ第4弾。今回のビストロ・パ・マルはコロナ禍のお話が7篇。

緊急事態宣言が出て営業時間が短縮され、売り上げは下がるばかり。テイクアウトに重点を置いて何とか利益を出そうと奮闘する姿はあちこちの飲食店で見られましたね。ビストロ・パ・マルではそれだけではなく、お料理教室を開催して売り上げを作ろうと三舟シェフに代わりスーシェフの志村さんが頑張りました。

好きなお話は「幻想のフリカッセ」。息子のとある言動から得意な料理を手抜きする事にした母親。その理由になるほどね…と。お料理が得意だと時には困る事もあるのですね。確かに母親の味は一番の基準になりますよね。特に男性はおふくろの味が一番なんでしょう。

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2024年04月10日

Posted by ブクログ

久しぶりの新刊。
懐かしい人と再会したような感じで、なんだか嬉しい。
作中でもコロナ禍に見舞われたりするけど、みんな変わらなくて安心する。
続編も出て欲しいなぁ。

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2024年03月27日

Posted by ブクログ

コロナ禍の〈パ・マル〉待望のシリーズ第4巻。
久々のパ・マル。モヤモヤは晴れるが、イマイチすっきりしないお話が多い。が、パ・マルは好き。

スフレの彼らのその後が気になる。

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2024年03月15日

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ネタバレ

フレンチ・レストランのビストロ·パ·マルの第4作目。
コロナ禍の話もあり、もはや懐かしさを感じる。
短編なので読みやすい。
特に「幻想のフリカッセ」が印象に残った。
お母さんに身体的な事情等があって、家事を完璧にこなせなくなったのではなかった。「完璧にこなすことを(相手に当たり前に求める)ような人になってもらいたくなかった」とわかって、ハッとした。
育ってきた環境って本当に大事だから、気付いた時点で軌道修正も必要だと思う。教訓になった。

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2024年03月09日

Posted by ブクログ

ビストロ・パ・マルシリーズ4作目。
今回も謎解き、悩み事解決。
スフレは思わずあちゃーってなるやつ。でもこういう人いる 笑 悪い人ではないんだけど、ほんと間の悪いというか空回りというか笑

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2024年03月07日

Posted by ブクログ

待望のお気に入りシリーズ、最新作。

やはり、読みやすい。
そして勿論、面白い。

久し振りのパ・マルの面々も相変わらずで安心しました。


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2024年03月01日

Posted by ブクログ

ビストロ・パ・マルのシリーズ。
街中にあるフレンチレストランには、若いお客さんも来る。
悩みを抱えていたり、一世一代のイベントだったり。
それを見守るスタッフの気持ちがよく温かい。
そんなパ・マルにもコロナの影響が。
テイクアウトや料理教室などで乗り越えようとする。
街で愛されるレストランには頑張って欲しいね。

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2024年02月24日

Posted by ブクログ

読みやすく、複雑でもないから、大好きなシリーズ。
コロナ禍、飲食業界は本当に大変だったと思う。

あまり出番はないけどやり手と思われるオーナー発案のお料理教室や、テイクアウトからの物語。

短編だからあっという間に読み終わっちゃいました。

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2024年02月22日

Posted by ブクログ

一つ一つの話しは短いながらも謎を一番最初に提示して興味をひかせながら心情を丁寧に描写して満足度が高いものになっていて良かった。

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2024年02月11日

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悩み、やりきれない人に自分を映しやすい

コロナ禍の物語なので、パ・マルの人たちも、登場する人たちもこれまでよりもいいようのない不安を感じている。
そういう設定もあってか、今までの、謎解きという色合いより、けっこうドラマを感じる内容だった。今までよりも、物語の中の人との距離が近く感じた。
コロナ禍を経験して、前向きな喜びとかよりも、
うんうんこんなところがもどかしかったよね、と少し後ろ向きの気持ちの方が共感ができて、読みながら大きく頷くところが多かった。

でも重くなりすぎず、きちんと希望というか、明るさや今後への期待みたいなものがどの話でも感じられて、読んでてとても気分がいい。

フランス料理の数々も変わらず、美味しい描き方。
このビストロよろしく、いつか自分にも気軽に、ライトに楽しめるお店ができるといいななんて思ったり。



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2024年02月06日

Posted by ブクログ

こんなビストロがあったら本当に行きたくなりますね。

何か事件が起こるわけでもない、日々の営みのなかでの出来事に、パ・マルの人々を通して、ちょっとした気付きがある…。

個人的に「知らないタジン」のあの男性のその後が気になる…。

これからも続きますように。

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2024年02月04日

Posted by ブクログ

第4作。
このシリーズは何度も読み返しているので、ビストロ・パ・マルは実際に訪れたことはないけれど馴染みのフレンチレストランのような気持ちになっている。
なので、コロナが蔓延し制限が課される中、「あの人々はこの時期にどうなっているんだろう?」と思いを馳せた1作だ。
営業時間を短縮したり席数を減らしたり、テイクアウトメニューを模索したり、料理教室を開いたり、その時の最善を尽くしていてほっとした。

ギャルソンの高築君の視点で語られている物語だが、彼はあまり感情の起伏がない。
ビストロ・パ・マルの他の面々も仲がいいが、あくまで仕事上でよいものを引き出すための関係という感じが心地よくも淡々としている。
それなのに各話心を揺さぶられる。
レストランを訪れるお客様たちは何かに固執していて、シェフの料理や言葉からそれを氷解するような気づきを得るのだ。
美味しそうな料理ももちろん魅力的。
『知らないタジン』『幻想のフリカッセ』が心に残った。

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2024年01月29日

Posted by ブクログ

シリーズ第4弾。
変わらないビストロ「パ・マル」のメンバーだが、その「パ・マル」にもコロナの影響が・・・
非常事態宣言で思うようにお店が経営出来ない中、「パ・マル」でもテイクアウトを始めたり、料理教室を開催したり、様々なアイディアで困難を乗り切る。
そんなイレギュラーな中にも描かれる小さな謎。
決して高くない「パ・マル」のテイクアウトのお弁当を遊歩道で一人で食べる少年の目的とは?
料理教室に一人で参加し、始終不機嫌な表情をしている男性の心中とは?
些細な謎をシェフの鋭い観察眼で見抜いていくのが、やはりこのシリーズのいいところ。
営業形態は変わっても、シェフは変わらず・・・と言ったところか。
コロナが落ち着いた後半では、ウクライナ侵攻による物価高が飲食店に与える影響は赤裸々に描かれており、社会問題としても、考えさせられる内容になっている。
それにしても、本のタイトルになっている「間の悪いスフレ」
あまりにもその通りで、思わずクスリとしてしまった。

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2024年04月25日

Posted by ブクログ

ビストロ・パ・マルシリーズの最新作。コロナ禍でいろいろ大変そうではありますが、いつも通りのショート謎解き集。

面白かったけど、もうちょっと読み応えが欲しいなあ・・・この「足りない」感じがシリーズの味なのかもしれませんが。。タジンの話あたりは特に「これで終わり?」感が強かった。話の導入くらいの印象でしたよ。
まあ軽い読み口が持ち味のシリーズだからこれでいいのかもしれませんけども。長編とかになるとちょっともたれてくるのかなあ?

ただ今回も料理の描写は丁寧でどれも食べたくなるものばかり。作中の料理が実際に食べられるコラボカフェならぬコラボビストロとかあれば・・・

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2024年04月11日

Posted by ブクログ

今作も変わらない面白さ
ドラマの続編ずっと待ってます

コロナ禍真っ只中の不安とか緊張が蘇った
怖かったなあ、あの頃

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2024年04月08日

Posted by ブクログ

「パ・マル」にもコロナ禍や物価高騰の向かい風が吹き始めるとは。
レストラン業界の大変さが読み取れて心苦しくなる一方で、変わらず美味しい料理と素敵な食事の時間を提供し続ける「パ・マル」の4人の、付かず離れずな連帯感が心地よかった。

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2024年04月03日

Posted by ブクログ

久しぶりのパ・マルと三舟シェフ。
コロナ禍とウクライナ侵攻で飲食店の激震や輸入の打撃がモロに影響受けてるのが伝わる。
飲食店に関わっていない人からは見えなかった苦しみを、パ・マルが後世に伝えてくれている。
そして、数々の偏見や差別をフランスの家庭料理とシェフの職人風な語り口がふんわりと嗜めたり包み込んでくれるのは相変わらず。
読みやすいし、やっぱりお腹が空く。

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2024年04月03日

Posted by ブクログ

短編集が好きなんだけど、ここまであっさりされるとちょっと物足りなさを感じるかな。出てくる料理は相変わらず美味しそうで、コロナありきの世界が描かれていて、みんなのちょっとした苛立ちや不安がちりばめられていた。なんかもう過去の事になりつつあるから落ち着いて読めたけど、真っ只中だったら辛すぎたかも。

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2024年03月30日

Posted by ブクログ

あぁ、ここにも「あれ」の影が、、、
そんな中でもパ・マルの面々は、変わらない。
三船シェフの慧眼はあいかわらず冴えわたっているし。
表題作「間の悪いスフレ」が特に好き。
「クスクスのきた道」でのシェフにも拍手。
あの試練を乗り切ったパ・マルのお話、また次も読みたい。
でも、今回は、ちょっと結末が中途半端なものがあったような。料理教室のあの男性の件とか。
え、そこで終わってしまうと尻切れトンボでは、と思えてしまった。私の理解力不足かなぁ。
そこがちょっと残念。

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2024年03月28日

Posted by ブクログ

大好きなビストロ・パ・マルシリーズの新刊が出ててうれしい!
表紙は金子さんと高築君かな?金子さん背が高くて素敵です。
コロナ禍の時短営業と物価高騰で飲食店が大打撃を受けていた頃、パ・マルも例外ではなく、その苦境を乗り切ろうとテイクアウトを始めたり料理教室を始めたり…店の今後に不安を覚える高築君だけど、それでもパ・マルが好きで、ずっとそこで働きたいと思えるような職場に出会えるのは本当に羨ましいことだと思った。
今回も、パ・マルの周りで起こる日常の謎を三舟シェフの美味しい料理でほわっと解決していくんですけど、いつもよりちょっとだけ切れ味がわるかったかな。特に料理教室の話が中途半端だった気がする。
高築君のいとこのプロポーズ大作戦「間の悪いスフレ」がお気に入りです。この二人、うまくいったらいいな。
2021年に実写化されていたとは知らなった。西島秀俊もいいけど、やっぱり私の中での三舟シェフは笑い飯西田だなぁ(笑)

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2024年03月24日

Posted by ブクログ

ネタバレ

ビストロ・パ・マルシリーズはこれで4作目。
美味しそうな料理と身近に起こる人の死なない
ちょっとしたミステリが面白かった。
今回はどの話も軽めの話が多くサクッと
安心して楽しく読めました。

個人的には大人のみ見栄と出会うためについた
ちいさな嘘がなんともいえない結末になった
「間の悪いスフレ」や子供やパートナーの
為にと思ってやってきたことがまったく
予想もしない結末になりそうになり
料理も掃除もある程度にするようになった
「幻想のフリカッセ」なんかが
面白かったかな。読んでてまさか良かれと
思って一生懸命に作った料理がもとで
子供があんなことを言うようになったら
考えさせられますよね。

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2024年03月16日

Posted by ブクログ

フレンチビストロ”パ・マル”のシリーズ4作目。コロナ禍の影響も小説に表れていてレストランの努力も垣間見れる。いつものようなお客さんに関わるちょっとした謎解きや美味しそうな料理の数々に満足。

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2024年03月04日

Posted by ブクログ

ビストロ・パ・マルもコロナの煽りに悩む日々。それでもオーナーの指示でテイクアウトや料理教室をはじめたり、食材は国産に切り替えたり。三舟さんのことを変人シェフというけれど、なにがなにが、しっかりとスタッフをまとめて難に立ち向かっている。もっとも、親密とはいえない間柄のお客に対して、ときに言葉遣いがすげないなとは思う。料理教室に通う、あのやたら機嫌が悪い登森おとぉさんをあそこまでこき下ろすのはいただけないかも。さて、このところ寒いし、これ読むとあったかいヴァン・ショーが恋しくなる。モンドールも食べてみたいし。

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2024年02月27日

Posted by ブクログ

近藤史恵さんの作品で
私の初読みは「ビストロ・パ・マル」シリーズ第一弾の『タルト・タタンの夢』だった。
”ビストロ・パ・マル”はフランス家庭料理の人気店。
シェフの三舟、スーシェフの志村、ソムリエールの金子、ギャルソンの高築
4人が働く小さなビストロに持ち込まれる小さなミステリ。
第2弾『ヴァン・ショーをあなたに』
第3弾『マカロンはマカロン』
そして、第4弾が『間の悪いスフレ』

今回も三舟シェフのもとには
小さなミステリが迷い込んでくる。
「美味しそう~」と呟きたくなる料理とワインと共に。
グルメ&ライトミステリの美味しくて楽しい時間。

なのだが…
あぁ、やっぱりこの小説もコロナ禍での出来事。

第5弾の頃には
コロナとは無縁の世界になっていてほしい…
切なる願い。

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2024年02月04日

Posted by ブクログ

ビストロ・パ・マルシリーズ第4弾。
パ・マルもコロナ禍で厳しい状況となり、テイクアウトメニューを考えたり、料理教室を始めたりする。ヴァン・ショーの出番も少なくなり、謎解きも小粒になった気はするがいつもの面々ががんばって働いている姿は楽しい。
ヒヨドリがメイン料理になっていてちょっと驚いた。

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2024年01月26日

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