【感想・ネタバレ】のっけから失礼しますのレビュー

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Posted by ブクログ

面白いですー!とご本人に直接伝えたい(ぐらい好き)「子供の夢は茶葉のように迅速に摘みまくる派」のしをんさんが内角ギリギリに攻めた内容です。これじゃあ、伝わらないか!!笑続編も購入しましたので楽しみは続く。

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2024年05月10日

Posted by ブクログ

三浦しをんさん、「舟を編む」しか読んだことない。
「BAILA」というファッション誌で連載されたエッセイをまとめた単行本を文庫化したのがこの本。
辞書編纂に関する小説を書かれただけあって、言葉に関する造詣の深い方。
「のっけから失礼します」の「のっけ」は「のけ」が転じたものらしい。その「のけ」は「仰向く」とか「除く」とかの意味があるが、それが「のっけから」になるとどうして「最初から」とか「いきなり」という意味になるのか分からないという前書きから始まる。
そんな言葉の語源が気になるところを見ると気むづかしい人なのかと思う。が、心配することはない。人と会う用事がないと何日間もお風呂に入らなかったり、間違い電話をかけてしまった20代の男性と付き合う妄想をしてしまったり( ̄▽ ̄)と、この人なら腹を割って話せそうと思うくらい親しみやすい同世代(ごめんなさい私のほうがちょっと上)の女性です。
とくに秀逸なのはやはり言葉のセンス。造語やあだ名の付け方が面白過ぎ。
例えば、熱帯夜に暑さに悶えながら眠るといい夢が見られることが判明した(おディーン様とデートする夢を見られたらしい)ので、「もんだ眠」と名付けたとか。
それから、お母様のことを「マミーポコ」と呼んでらっしゃるとか。
私は仕事の昼休みに、デスクについたまま、読んでいたので、「Buwa!
ppppp」と笑い声が出そうで必死で悶えていた。
あとがきにもう一度、「のっけから」の語源について言及。やはり「のっけ」の意味は「のぞく」「のけ」でいいのではないかと。人を「押しのけ」「掻き除いて」先頭に踊り出るイメージ。そんなふうに「踊り出た」瞬間に「恥かいた」みたいなエッセイばかりを集めているなあとご自分で言っておられる。
本当にポジティブシンキングですね。しをんさんが「のっけ」から思い切って失敗談を話し下さるので、後に続きます!

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2024年02月24日

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雑談に掲載されているエッセイ集。
みかんしをんさんの小説好きで気になって読んでみたけど独特な表現が面白くて瞬殺で読み終わりました。
いろんな出来事を面白おかしく表現できるのがすごいなー。

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2024年02月24日

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読書の習慣が止まってしまったので、リハビリに。
三浦しをん先生の本は読みやすいなぁと思っていたが、エッセイを読んで納得した。
文才のある人のTwitterを見ている気持ち。
些細な日常をこんなにも面白く昇華できるのが羨ましい。
とても楽しく読めました。

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2024年01月29日

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抱腹絶倒とまでは行きませんが、噴き出すくらいに笑えました。電車で読めないやつ。
川上美映子さんのエッセイを読んだ直後に、エッセイっていいなぁと思いこの本を読んだのですが、同い年の女性作家でも趣味嗜好が全く違うお二人なので、当然だが私生活も違って面白かった。
美容に目がなさそうな川上さんと顔も洗うのも面倒くさいという三浦さん、とっても対照的。笑
私はどちらかというと三浦さんに共感する部分が多めでした。

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2024年01月10日

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舟を編むを書いた方がこんなに面白い方だったとは!個人的には両親や弟さんとのやり取りが面白かった。ファッション誌に載ってるとは思えない、しをんさんのだらしのなさも魅力的。読んでいてププッと笑えました。

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2023年10月04日

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どんなに疲れていても読めちゃう。
面白くてよく喋るお友だちと、久しぶりに何時間でもいられるファミレスに入ってドリンクバーとケーキを頼んで「さて、最近どう?」って聞いたらすごいたくさん喋り出した、みたいな感じ。

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2023年09月22日

Posted by ブクログ

ネタバレ

再読。エッセイ集。いろんな創作物にはまり続けるしをんさんが好きです。家族も相変わらず面白い。お友達やお仕事でお付き合いのある方々も面白い。本当に仕事してるのかな?と思わせておいて、しっかり仕事してるあたりも好きです。

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2023年09月12日

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面白かった!声に出して「ふふっ」って思わず笑ってしまう。エッセーって人となりがよく分かって、いいですね。もっと著者の他の本も読みたくなりました。
一番最初の「道をたずねられやすい人」は、私でしかなく、共感で笑いました。隙がある(ボーっとして時間がありそうに見える)から声かけられるんだなあ、と。でも、自転車で走ってる時に声かけられた私は、なんなんですかね。

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2024年02月23日

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読書家の友人に勧められて。
作家さんのエッセイは面白い。しをんさんの見る世界はなんでもかんでも楽しくなっていく感じ。
お父様のキャラも好き。かなりキャラが濃い方な気がします…
エッセイ読むと、日常が愛おしく感じられてくるのが良いなあ。

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2024年02月14日

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ボリュームたっぷりのエッセイ本で、満足感ありました!
三浦しをんさんは舟を編むなどの作品で、名前は知っていましたが、三浦さんの本を読んだことはなかったので、どんな方なのだろうと気になって読みました。
肩の力を抜いて読める本で、何より三浦さんがとてもユーモアたっぷりな方で他の作品も読んでみたくなりました!

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2024年02月13日

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星3.5

三浦しをんさんのエッセイ集

連載5年分➕α

盛りだくさんすぎる。

全4章だけど、
まだ連絡が続いているようなので、
3章までで十分に1冊分の分量。

しをんさんの私生活が面白おかしく描かれ、
ファンにはたまらない1冊でしょう

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2023年12月08日

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 のっけから本書をまとめると、三浦しをんさんの〝超弩級特大スターマイン〟の如き爆笑エッセイ集です。目次に目をやり、読む前から各章題に笑ってしまいます。何なんでしょう! このつかみ、このセンスの素晴らしさ!

  一章 ニワトリはこっけ
  二章 取られるのはあっけ
  三章 幸いなるはもっけ
  四章 おいしいのはほっけ

 本書は、「BAILA」(アラサー女子をメインターゲットにした月刊ファッション誌?)に連載したエッセイをまとめたものらしいです。
 購読層から全く外れている私の立場からすれば、書籍化してくれてありがとう! と言いたいです。何せ超面白いので‥。

 「のっけ」の説明をまえがきに記し、総じて本作をアホエッセイと自虐されるしをんさん。
 基本的に、身の回りの人・モノ・ことについて、いろいろと想像を掻き立てられ、妄想することが好きなんですね。作家だから当然か‥。

 もう言葉の端々から、ぶっ飛びイッちゃってる感が醸し出されています。BLとは断定しませんが、描き切れないところまで妄想を繰り広げ、喜びを得、さらにときめきを味わう〝貴腐人〟の気(失礼)も漂っている気がします。でもその妄想、てか淫夢? カワイイもんですよ(さらに失礼だな)。
 きっとあなたも笑ってしまうこと請け合いの一冊でした。

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2023年10月28日

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エッセー自体はそんなに読んでないけど、読む時は淡々と、休憩気分でエッセーを読むことが多い。
でも三浦さんはどの話もなんか面白くて、面白い系のショートショートを読んでる感じだった。楽しく読めた。

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2023年09月28日

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大好きだよ三浦しをん……!
劇的な日常なんてない、ただの中年のおばさん(申し訳ないです)の日々を記しているだけなのに、なんでこんなにおもしろいの。寝る前にフフッてひとり笑って読んでた。溜まったストレスが消えるとまではいかないけれど、ちょっとばかばかしくなる。
ハイローにはまっているのは知ってたけど、まさかここでもこんなに出てくるとは。一族って言い方がほんとにおもしろい。
三浦しをんの作品自体も何度も読み返すくらい大好きなのですが、書いている本人も大好きです。
エッセイも集めちゃおっかな~。

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2023年09月19日

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三浦しをんが好きです。
好きの内訳としては、
(いるか?この発表?)
・人情味ある作品が好き。
・お悩み相談への回答から伺える、相手の気持ちに寄り添えるお人柄を尊敬している。
・作品の繊細さと裏腹な、私生活における豪胆な一面に、こっそり「姐さん!」と呼んで憧れ慕っている。
・姐さんと言いつつ同世代なので勝手に親しみを覚えている。
・一緒に飲みに行きたいと思っている。
などがあります。

そんな敬愛する姐さんのエッセイ集を初めてドキドキしながら読んでみました。
美容に無頓着だったり、四十肩やぎっくり腰など体の不調には激しく共感。とぼけた両親も他人事とは思えず、文章中のつっこみ表現にさえ同世代感が滲んで笑えてしまう。

今夏の「台風がお盆に日本列島を直撃・新幹線大混乱」に巻き込まれながら、6時間越え満員立ちっぱを苦もなく(なんなら時々あやしく一人笑いながら)無事帰宅できたのも、旅のお供に持参した、この1冊のおかげでございます。(感謝)

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2023年09月08日

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「舟を編む」で知った著者だが、エッセイは初めて読む。月に4回しか外出しなくても、笑えるエピソードを書けるのが文才なのであろう。頑なにものぐさを語り、同じ仲間を探し安心感を得たい気持ちは同感である。10年近く前のエッセイに追記が有るのが面白い。因みに、私は下唇の下に紙を挟める二割民です。

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2023年08月20日

Posted by ブクログ

久しぶりにこれぞエッセイって感じのエッセイを読んだ。作家ではない私たちもこんな視点で日常を眺めたら楽しいかも。

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2024年04月27日

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続けて三浦しをんさんの作品₍ᐢ⓿ᴥ⓿ᐢ₎
雑誌のようにどこから読んでもよい気軽さ
お仕事に関してはあまり触れていない
私生活のリア充振りを語られるとこちらも身構えるが、なかなかのズボラ振りに安心感を与えられる
人と会う必要がなければ何日もお風呂に入らないとか…
いいんじゃなあ〜い?笑
ですが、さすが作家さん!
一つのものに関する感性や表現力、想像(妄想?)力には恐れ入りました

私は旅行が好きなので、白浜のアドベンチャーワールドや宮崎県に訪れた話が興味深かった
特にチャールド(著者が勝手に略した)の永明という70歳のパンダ₍ᐢ⓿ᴥ⓿ᐢ₎のスーパーモテ男の話には、思わずクスッとなった
チャールドには永明の子孫が沢山いるという
『たれぱんだ』ならぬ『たらしぱんだ』なのだ(本文抜粋)

私の負い目の一つのパンダ₍ᐢ⓿ᴥ⓿ᐢ₎ネタ
それは、子供達が子供だった頃にパンダを見せに連れて行かなかったこと
私が子供の頃、何時間も並んだのに見たのは一瞬、しかも動かないパンダ
そのことを思い出すと足が遠のいてしまっていた

最寄りの駅から上野駅まで電車で1時間程だったので、そう遠くなかったのがいけない(?)
周りの御家庭では上野動物園に行っていた様で、娘が高校生の頃パンダを見た事ないとお友達に自白すると驚ろかれたそう

大丈夫、世の中パンダ見たことない人は沢山いるでしょ…そうよ、そうよ
よそ様はよそ様、うちはうち
そのうちね〜
そうこうしているうちに、子供達はすっかり子供ではなくなってしまっていた笑

もう大人なんだから、見たかったら自分達で見て来てね〜

さっき娘に聞いたら「生きているうちに一回は見てみたい」だ、そう

そうだ、チャールド行こう♪
(何かのCMみたい)

行った事のない白浜も楽しめるし、ほんの少しの負い目も解消される
晴れて半世紀振りに見るパンダはさぞかし輝いてみえるであろう₍ᐢ⓿ᴥ⓿ᐢ₎
よし、動いているパンダを娘に見せよう¸¸♬·¯·♩¸

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2024年04月20日

Posted by ブクログ

著者のエッセイは初。
爆笑エッセイとか、抱腹絶倒とか書かれているものが苦手。
昔はさくらももこや群ようこのエッセイを好んで読んだものだけれど。
年を取って意地悪になり、こんなふうに笑わそうとしてる…と穿った見方をしてしまう。単純に面白がればいいのに。

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2024年03月25日

Posted by ブクログ

三浦しをん。文章を書く以外、ろくでなしだ。なんとだらしないことか。天は二物を与えず。文才を見出し、世に送り出し続けてくれることに感謝しましょ。

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2024年03月19日

Posted by ブクログ

ホテル川久には、洗い場にある暖炉を見に絶対に行かねばなるまい!

ぼうやとの話が好きでした。
私も気の合う相棒が欲しい。

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2024年02月05日

Posted by ブクログ

女性向けおしゃれ雑誌に連載されたエッセイとのこと。
そんなことに関係なくしおんさん、絶好調。
小説について云えば、時に笑いのポイントを押さえながら、しっかりした文を書く人だけど、こういう場だと、自由奔放としか言えない文を綴る。
しおんさんには文楽を教えて貰った。久松門左衛門をもんもんと呼ぶことも知っているけど、そのもんもんに触れた一文もある。
しかしながら、Jソウルブラザーズや宝塚を語る熱量。ミーハー丸出しの勢いに圧倒された。

何で上野のパンダは子供の誕生に苦労しているのに、和歌山ではあんなに沢山産まれているの、という永年の疑問の答えが後書きにある。スーパーモテ男、永明というパンダがいた。え、そんなことだったの。

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2023年12月31日

Posted by ブクログ

この愛しくておかしい日常。

しをんワールド全開のエッセイ。EXILE一族に転がり落ちていく様子も面白いが、ハイローの話が来たときに「宝塚でハイローしたとき筆者はどうなってしまうんだろう…」と心配(期待)した。(文庫追記でその様子が明らかになります)

ご家族やご友人のエピソードも爆笑モノで、まさにおもてなし精神にあふれたエッセイ。笑いながら一気に読み切ってしまった。

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2023年12月27日

Posted by ブクログ

サクサク読めるエッセイ集。
何も考えずに読めて気楽だし、ニヤニヤ面白いところもあって心に良いし、何個か知らない言い回しや単語が出てきて調べると少し頭が良くなった気にもなれました。
『妄想炸裂』は笑い噛み殺しながら読んだ記憶だったけど本作はそこまでではなかったのは、読むタイミングとか自分の年齢とかのせいなのかもしれない。

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2023年11月30日

Posted by ブクログ

雑誌「BAILA」での5年分+aのエピソード
エッセイ集

久しぶりに読んだエッセイ
隙間時間に読んだ
たくさん笑わせてもらった
隙間時間が楽しくなった

歯医者さんに行く
ドSドクター→DD
DDの公認ドクター→ND
ニュードSドクター→NDD
と略してみたり

おじさんに頭の中で似合う髪を探す妄

いやー
なんてユーモアのセンスがあるのかと思った

「うちのぼうや」笑えてほっこり
三浦しをんさんの物を大切にして
物を愛する心とユーモアが感じられて
好きなエピソードだった

他にも笑えるエピソード満載

三浦しをんさんの毎日は
楽しく輝いているのだろうな

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2023年11月01日

Posted by ブクログ

イケメンパンダ、永明に笑った。しをんさんの小説家の感性に感心頻りです。

あと、「あ、この話はあの小説の取材だな」と分かる話題は、作中の登場人物に再会したような懐かしさと喜びが伴い、ひと際味わい深い気がします。

でもまぁ結局のところ、ファンキーな家族やお友達や編集者が続々登場する、いつものしをんさんのエッセイです。

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2023年10月26日

Posted by ブクログ

久しぶりにしをんさんのエッセイ!
相変わらず笑わせてもらえる。
掲載が女性誌でも全然いつもの
しをんさんじゃないか(笑)

家族内だけで使う愛称を
ご近所さんに聞かれてしまった赤面話。
あるある…!
なんでそんな?っていう
かわいい系の呼びかけをしたりしません?

威勢のいい掛け声のお店の話も
個人的にツボでした。
ご自身に置き換えて
「小説書きながら声に出さないよな」
「出したら変態だ」とおっしゃってますが
そのお姿を想像したら笑える〜。

あと定番の趣味の話。
違和感なく漫画や映画の話が入り込んで
ニヤニヤしたり、ほっこりしたりの一冊でした。

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2023年09月12日

Posted by ブクログ

日常を楽しく些細な出来事に妄想を膨らます、しをんさん。こういう年の重ね方好きだし憧れるなぁ。
創作物が大好きだから、そこに時間を費やす。たとえ締め切りが迫っていても。
大好きを認めるってちょっと勇気と覚悟がいるよ。
読み終えて、改めて私も創作物がやっぱり好きだなぁと思ったのでどんなことに時間を費やしたいか考えよう。とりあえずしをんさんの影響で宝塚を見に行ってみたくなりました!

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2023年09月06日

Posted by ブクログ

三浦しをんさんの本を初めて読んだけど面白かった〜!
この人の本に限らずエッセイって何でこんなに面白いんだろう。サクッと読めるし普段の生活をこんなに面白おかしく伝えることが出来るのって才能だよなぁ。私にもこの能力欲しい。
三浦さんの「外に出かけてないから書くことがない!」って嘆いてるシーンがたまにあったけど本当に何もしてないのに何故か面白い。なぜ…。
「DDの助手」や「常識を超える体」が特に面白かった。歯医者やマッサージ屋に行くだけなのに笑える。ぶっ飛んでる人の近くには同じような人が集まるんだなぁ。三浦さんの家族も面白いのは流石生みの親って感じ。自分の家族だったら疲れそうだけど見てる分には面白い。花粉を捨てられて怒るお父さん可愛すぎないか。お菓子を食べられて怒るお母さんも大概だけど可愛い。
全然本編に関係ないけど三浦さんの名前"しおん"じゃなくて"しをん"にするのセンス光ってるなって感じた。

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2023年08月19日

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