感情タグBEST3
Posted by ブクログ
『人間的、あまりに人間的』
『ツァラトゥストラ』
『この人を見よ』
ニーチェの哲学を知れば、いまを未来を明るく生きていく勇気が沸き上がってくる。キツい言葉も喜びへ変わっていく。人間の視点はエゴイズムに満ちていて、言い争いも単なる遠近法によるもの。本人が見えている世界は本人だけのもの。解釈や認知の違いに着目したニーチェ。人生なんて意味はないのだから、という自由精神に満ちた人間心理への深い洞察が魅力だ。
性格は変わって当たり前。
同情しすぎて落ち込みすぎる。
約束はできることとできないことを見極める。
行動には虚栄心、習慣、恐怖の3つの尺度がある。
他人をけなせば自分が病んでいく。
ほめ言葉によって人は・・・・・・?
他人の評価は気にしない。
「だいじょうぶ」なんて言っていると、実は、自分で自分をすべてコントロールできると考えている無思慮で無鉄砲な人であるとか、思慮深そうな人は、必ずしも道徳的ではないとか、納得のいく言葉ばかりで、いまの僕にすごく役に立った。
この世界は究極的には意味がない。
音楽は鎮静剤である。
いまに通じる言葉がたくさん。ヘーゲル、ニーチェ、仏教に学ぶ。
Posted by ブクログ
2017年45冊目。
タイトル通り図解付き、かつカジュアルに噛み砕いた解説で非常に読みやすい良書。
ニーチェの哲学は、つまり、人生に意味なんてないけど自分を高め続けることに意味を見出してどんな逆境でも肯定してポジティブに生きよう!という、超前向きな思考。
人間はそれぞれ自分の身体を通して物事を考えたり認識したりしているから、解釈の違いが生じるのは当たり前で、どれが正しくてどれが間違ってるなんてものはない。という考えは的を射ていると思った。
Posted by ブクログ
すべてはうまくいっている。世界は永遠回帰。始めもなければ終わりもない。ずっと同じことの繰り返し。人生に意味はない。しかし、人生に意味を持たせることはできる。幸不幸はその人の考え方であって、一つの価値観でしかない。どうせ、意味のない人生なんだから前向きにいこうじゃないか。現実をどのようなとらえるかは人それぞれであるがポジティブに受けれた方が人生は楽しい。苦しみさえも肯定しよう。これが人生、さらばもう一度。自分の人生を受け入れよう。そして、挑戦しよう。すべてはうまくいっている。人生のすべてを肯定して、素晴らしい人生を送ろう。
Posted by ブクログ
はじめてニーチェについて学ぶ人にもわかりやすい本であったと思う。
うつ状態にある者にポジティブな思考の循環をつくることは容易ではないけれど、少しずつでも取り入れていけたらいいなと思う。
Posted by ブクログ
西欧の価値観の根本であるキリスト教とその思想に対し、真剣に向き合い、考え、時に苦悩したニーチェの哲学が噛み砕いて書かれている本です。けど、難しい。。。
Posted by ブクログ
高校で倫理をとっていた人にとってはほとんどが総復習という形になるだろう。遠近法に関しての説明はわかりやすいかった。「善悪の彼岸」を読みながらこの本を読んだが、全くリンクはしなかった。