感情タグBEST3
Posted by ブクログ
1日で読み終えましたが、とてもワクワクしながら読めました。ショートショートではなく短編集ですが。
「心残り」「オオカミそのほか」「四で割って」「ふーん現象」「所有者」そして表題「おかしな先祖」がお気に入り。
特に「四で割って」「所有者」が印象に残りました。
星先生のははずれがないですね。
Posted by ブクログ
作者にしてはめずらしく?大人向けのストーリー(男女関係・社会・性など)が多い印象。各話20ページほどのちょい長めなショートショート集で、私はこれくらいの長さが好きです。
【お気に入り】
おかしな先祖・・・ハッとさせられるオチ
オオカミその他・・・女になっておじさんをホテルに誘ったり人間くさくて良い
Posted by ブクログ
久しぶりに星新一を読みましたが、どの掌編も社会への批判や皮肉に満ちていて、楽しんで読むことができました。
なにより、どの話も(結末がスッキリとしたものであるにせよ、何らかの「含み」があるものにせよ)読後感が良く、後に尾を引かないところが、この作家の魅力だと改めて感じます。
Posted by ブクログ
これが30年以上前に書かれた本とは思えない内容
時代を感じさせない星 新一さんは優れたSF作家だと思う。
ショートなストーリーが入っている。
やっぱりすごいな。
ちょっと世の中を皮肉って書いてあるところなど
Posted by ブクログ
【本の内容】
ある日の午後。
にぎやかな街のなかに突然裸の男と女が現れた。
20歳くらいの美しい二人は、腰のあたりを大きな葉っぱでおおっているだけ。
すぐに警察に連行された二人は、男はアダム、女はイブと名乗り、楽園から追放されて来たのだと話す。
たちまちテレビ局が目をつけ、専門家はさまざまな説を唱えて議論をするが、どうしても本物としか考えられない―そして事件がおこった!
全10篇を収録した傑作“SF落語”集。
[ 目次 ]
[ POP ]
にぎやかな街のなかに突然、男と女が出現した。
しかも裸で。
ただ腰のあたりだけを葉っぱでおおっていた。
アダムとイブと名のる二人は大マジメ。
テレビ局が二人に目をつけ、学者がいろんな説をとなえ、そして――
[ おすすめ度 ]
☆☆☆☆☆☆☆ おすすめ度
☆☆☆☆☆☆☆ 文章
☆☆☆☆☆☆☆ ストーリー
☆☆☆☆☆☆☆ メッセージ性
☆☆☆☆☆☆☆ 冒険性
☆☆☆☆☆☆☆ 読後の個人的な満足度
共感度(空振り三振・一部・参った!)
読書の速度(時間がかかった・普通・一気に読んだ)
[ 関連図書 ]
[ 参考となる書評 ]
Posted by ブクログ
表題作のおかしな先祖と、四で割ってが面白かった。
星さんは、2ページくらいのショートショートなイメージだったけど、この本はどれも長めだったなぁ。
短編なのは短編だけど。
Posted by ブクログ
星新一の作品はどれもユーモアに溢れています。
ブラックジョーク、なんて表現が正しいのかも。
時にはハッとさせられるような話もあるんです。
ただ嫌味な感じがなくて、
純粋なユーモアとしてお話が作り上げられているのが素晴らしいです。
けれどなんとなく考えさせれてしまうこの感じ、
私は好きです。
Posted by ブクログ
前に妹が読んでいたものらしい。
SFと紹介に書いてあったので読んでみた。
読みやすかった。親切で私には助かる作品だった;;
解説の平井和正さんの文章も読んでいて納得した。
他の作品はどういうものだろうと興味が出た。
笑えてたまに少し怖くなるような感じ。
Posted by ブクログ
落語ですね、これは。
小学生の時以来の星新一作品。小学生の時に何を読んだのか全く覚えていない。「馬鹿馬鹿しい」と一冊読み切らなかった気がする。
大人になって読むとこれは「諧謔」「滑稽」の世界ですね。言葉のチョイス、センテンスの短さ、サゲがあるところなど、よく出来た新作落語のようです。頭でっかちだった自分が素直に楽しめなかったのも今なら解ります。「肩の力抜いて楽しみなよ」といってあげたい。
「戸棚の男」「オオカミそのほか」の「馬鹿馬鹿しい」設定が好き。
Posted by ブクログ
SF落語集(笑)
収録は
・心残り
・とんとん拍子
・戸棚の男
・四で割って
・ほれられた男
・オオカミそのほか
・倒れていた二人
・ふーん現象
・所有者
・おかしな先祖