感情タグBEST3
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10代に読んだ時は ただただ面白い読みやすい
でした。 最近 地下鉄の中で読むとちょうど
ひとつのストーリーを読み終わることがわかり
片手に文庫を持ち 星新一タイムを楽しみました。
ただ 楽しいだけじゃない いやそれよりも
こんなに毒があったり 哀しさみたいなものがあったんだ!と以前とは全く違った感想。再読して 星新一の魅力を知ることができたような気がしてます。
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星新一氏が面白くないわけはない。
初めて読んでから既に半世紀ほどたっているけど、全く古く感じない。
ただ、改めて読んでみて、SFという衣をを被った「心理学 哲学」教本だったんだと思い立った。
星新一特有の人を斜めから観察して、軽快に皮肉ってサラッと終わる。
特別なことが起こってるとと思っているのは本人だけで、周りから見たら「よくあること」の一つと思うかも……。
カバーイラストと挿入画は、片山若子氏。
贅沢な文庫本でした。
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厭世的で夢想的。現実を捉えているがその輪郭はどこかあやふや。
星新一さんの作品は初めてだったのだが、その世界観に引き込まれた。
この人の作品が人気になるのは必然なのだと思わせる魅力がある。
星新一さんには、この世界がどう見えているのか。
とても気になった。
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中学生の時に読みはまった星新一のショートショート集を改めて読み直しました。
1本20頁程度の短い話なので、通勤中や寝る前にサクサクと読めました。初版が刊行されたのは30年以上も前なのに、解説にもある通り古めかしい感じが全くない、色褪せない話ばかりで大変面白かったです。
個人的には「戦士」の世界観がこの世界でも実現しそうな感じで怖いながら印象に残りました。
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昭和の時代に書かれたSFショートショートなのにまったく古さを感じさせない。星新一さんが今の時代に生きて今の時代に書いたSFみたいな錯覚を感じた。この方はひょっとしたらほんとうにタイムスリップをしたりテレポートしたりする能力を持っていたのではないのですか!?いや絶対そうに違いない!
私が好きなのは「包み」。ある青年が置いていったある包みにイマジネーションを誘発されて、次々と傑作を生み出していく画家のストーリー。この包みは画家にとっては結果としてはギフトととなるのだけど、置いていった青年本人にどうってことない品だったという。人生にはそういうことが結構あったりするのかもしれないですよね?
「向上」はひょっとしたら…なんですが、デスノートの原作の方が星新一さんのこれを読んでヒントを得た、なんてこと、ないですかね?なんか、雰囲気が似てますよね。
まぁたぶん、いうまでもなく、星新一さんのショートショートはたくさんの人達に影響を与えまくったんでしょうね。そして、これからも。
凄く面白かったです。
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展開は完全なギャグなのに不思議な哀愁がただよう表題作「地球から来た男」、シュールを極めた怪作「ある種の刺激」、むやみにスケールが大きくてオチの方は小さくまとまるアンバランスさがたまらない「戦士」など、アイデアの豊かさに圧倒される。以前別の本で読んだ話と似通っていても、味わう驚きは重複しない。星新一は<捻りを効かせる>ことに関しては、まさに右に出る者が無い究極のプロフェッショナルである。
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初めて読んだ星新一作品。
読んでいる間は、ほんの一瞬、今いる自分の世界とは違う、別の世界へ意識が飛び、不可思議な出来事を垣間見ているような気分になりました。
さも当たり前のように行われている会話や動作には、読者の視点では何とも奇妙で不可解なことばかりなのに、実際には、こんなことが日本の何処かで本当に行われているんじゃないか?と思うほど現実味を帯びていてこわい…!
淡々と語られているのがさらに拍車をかけていて…
怖いもの見たさなのかも…?
いつの間にか、星新一ワールドに
どんどん惹き込まれていました。
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カドフェスの「かまわぬ」カバーが欲しくて購入(^^;)しかし星新一さんの作品はいつ読んでも違和感なく、色褪せないな~(*^▽^*)それとも自分が作品と共に古くなっているから、違和感ないのかな~(--;)
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はじめての作家。カドフェス2016で、手にした。不思議の世界に連れて行かれ、最後は思いもよらない転回で終わる。短いストーリーの中で、内容はとても濃いもので、物語の中に引き込まれる!何なんだ?この作家は……。別の作品も読んでみたくなった。
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あらゆる男たちが主人公のショートショート集。
「死」が絡むほんのりヒヤッとするようなストーリーや、皮肉が混じったオチが多めな印象です。私は好き!
〈お気に入り〉
向上・・・病気にさせるレーザーで悪人を排除していく話。権力の危険性。
あと五十日・・・死ぬ恐怖と、死なない恐怖。
もてなし・・・上手い話には裏がある。
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初めての星新一作品でした。
短編小説でも、不思議な体験をする男の話がずらっと並んでいて、世にも奇妙な物語感が満載。
とても楽しめました。
「もてなし」「ゲーム」「包み」がお気に入りです。
どういう展開だろうかとワクワクしながら読める作品でした。
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よく読書をしない人におすすめする本として星新一の短編があがるけど、実際どんなものだったっけ?と思って読んだ。
読みすすめやすくてオチもわかりやすくて、確かにこれはピッタリだなぁと思った。
私は「包み」が好きだった。
始まり方も、そこからオチまでの感じも、オチも、わかりやすくてすっきりしてる。
ハラハラドキドキします!とか感動します!とかそういうことじゃなく、なるほどなぁとかへぇとかうんうんとかそういう小さな気持ちを感じるための本だと思う。
ページをめくりやすい本というのが一番しっくりくる。
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星新一の作品をまともに読むのはこれが初めてかもしれない。
もっとSFっぽいものを想像していたのだが、ちょっと趣が違ったのが意外だった。
表題作等を読んで、その毒気というかブラックユーモアに、変な喩えかもしれないが『笑ゥせぇるすまん』の喪黒福造を想起した。
ある種社会を風刺したそのアイロニーには小気味よく、古さを感じさせない洗練されたセンスにはさすがとしか言いようがない。
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定期的に読みたくなる星新一ショートショートシリーズ。気楽に読めるし、感心するというか納得させられるような面白さがある。好きな本の作者は?と聞かれたら間違いなく星新一と即答で答えると思う。星新一の著書をいろいろ読んで、悪魔や宇宙人のたぐいや近代化が進んだ未来の話などよく出てくるテーマに気付くようになってきたけれど、それを飽きだと感じさせないのもすごい。個人的には「あと50日」「包み」「戦士」が印象的だった。
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星新一のショートショート。世にも奇妙な物語みたいな話のオンパレード。短い話の中できちんとオチがついたり、余韻を残した終わり方をしたりする。今読んでも色褪せない普遍性を持っている。一話が短いので気軽に読めるし、面白い。お気に入りの話は「包み」。
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角川文庫から出ている星先生のショートショートです。
表紙が素敵ですが、中身も素晴らしい。
『地球から来た男』は人の心の中をぞくりとさせる、
そんな感じのショートショートでしたね。
「住む人」「はやる店」が怖かったなぁ…。
表題「地球から来た男」は産業スパイがあったらこんなこと
ありそうな気がします。
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和田誠さんの表紙じゃないんだ…
素敵な色遣いの表紙ですが、
星新一は和田誠さんが良かったなー。
と思いながら手にした一冊。
星新一のショートショートは
頭のコリや疲れが取れます。
ので、時々思い出したように読むので、
読んだ事あったかな…と思いつつページを繰るのですが、
多分、読んでない、かな?(笑)
「戦士」「もてなし」「疑問」辺りが好きでした。
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『夜の迷路』『もてなし』『あと五十日』『包み』『ゲーム』『戦士』『疑問』『能力』がお気に入り。
『あと五十日』全てが終わらせたつもりでも、それは全ての終わりでないことも。
他の作品と異なり、カバーが新潮文庫版で使われているのと似たような紙質だったのを覚えている。
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星新一さんの文章は無駄に長い表現が無く、また物語の主人公は不思議現象やオカルト的存在を簡単に信じるもの分かりのよい大人達なので、テンポ良く読めて気持ちよかったです。
個人的には、「もてなし」のブルギさんと「戦士」の安楽死問題がゾクッとして好きです。
不思議なことに頼って楽をしても、人生そう上手くはいかない、、ということがよく分かった一冊でした。
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中学、高校生の頃に触れ、そのスマートな文章と世界に引き込まれた。当時はブラックユーモアと風刺に面白みを感じていたが、歳を取りあらためて読みなおし、別の面白さを知った。孤独感やさまざまな淋しさを読後体感した。内容も現在と違和感がない。時代を超えて通じる作品。
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星新一は1926年に生まれて1949年に作家としてデビューした。年代でいうともう100年近くむかしの人である。にも関わらず、彼の作品は現代でも絶大なる人気を集めている。
なぜかと理由を突き詰めれば、星新一の描く世界が普遍的であるからに違いないだろう。世界において最も変化しないものは人間の本質だからだ。
星新一は人間の愚かさ、弱さ、儚さをとてもよく理解している。だからストーリーに納得感があるし、読んでいて痛快に感じるのだ。
それでいてなお、星新一は人間を愛している。その弱さを受け止め、愛おしさをもって人間を描く。決して楽観的ではなく、どちらかという厭世的で暗い描写ではあるが、それを是とする懐の深さがある。
星新一の作品を読むたびにそうしたことを感じる。
「罪をにくんで人をにくまない社会には、まだなってない。」
本文より
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読みやすくて良い。
一つ一つの物語の意味するところを理解できると
さらに面白くなると思うがそこが難しい。
個人的に1番面白かったのは「ゲーム」。
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今までに読んだ他の著者のショートショートと比べて、ラストでのどんでん返しで驚かしてやろうという意図が前面に押し出されている感じではなく、そこに奥深く感じる。一話一話読み終わった後にじわっと広がる感じ。ピックアップ:表題作、「もてなし」、「包み」。
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星新一、二冊目です。
一冊目の「悪魔のいる天国」と比べると、主人公はどれも孤独感が強めだったような気がしました。
どうしてなのか考えると、本作は「死」や「実存」がモチーフのお話が多かったかな?と思いました。
「死」と向き合っていたり、はかない自らの「実存性」と向き合っていたり。
個人的なベスト5
夜の迷路買って
もてなし
ある種の刺激
向上
能力
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【あらすじ】
おれは産業スパイとして、ある研究所にもぐりこんだ。だが内部の警戒は厳重で、たちまちパトロールの守衛につかまってしまった。保安部門の責任者は秘密を守るために独断で処罰するという。それは、開発途上で放置されたテレポーテーション装置を使った、地球外への追放だった。気づくと、おれは野原に横たわっていた―。奇妙な運命に翻弄される男達を描いた傑作ショートショート集。
【感想】
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17編のSS
どれも短いながらその世界に入れて、おわってしまうのが惜しくなる。たとえ不運な終わりでも嫌な気分はそこまで強くなく、主人公とともに受け入れられるのは文章の力なんだろうなあ。
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初の星新一作品。
初版が昭和58年というからビックリ。
全く古さを感じませんでした。
表題作の地球から来た男、ブラックユーモアがきいていて、のっけから引き込まれました。
しかしどうもショートストーリーと言うものが苦手で。(苦手というか慣れていない)
ペース配分が今一掴めず、勿体無い読み方をしたかも。
でもとても楽しめたので他の作品を読んでみよう。
表紙のイラストが好き。