【感想・ネタバレ】三毛猫ホームズの心中海岸のレビュー

\ レビュー投稿でポイントプレゼント / ※購入済みの作品が対象となります
レビューを書く

感情タグBEST3

ネタバレ

一番好き

一番好きだけど一番終わり方が納得行かない話。
こういったシリーズである以上、人間関係に変化を持たせられないのは分かるんだけどそれでも片山に幸せになってほしかった。

0
2018年08月06日

Posted by ブクログ

大財閥・火枝家の血縁者・山川広治が、水没した車から心中死体で発見された。偽装殺人とみて、捜査を始めた警視庁捜査一課・片山義太郎と妹・晴美、そして三毛猫ホームズたち。広治の告別式に張込み、女詐欺師・ユリカを捕えるが、その直後、火枝家を脅迫していたユリカの共犯者・杉山が殺された。火枝家には隠された“謎”がある。一方、片山を慕う広治の姉・みゆきは、“火枝家の謎”を解くために、自分と婚約するよう片山に持ちかけた。婚約披露宴が行なわれ、片山も本気でみゆきを愛しているようだったが、その夜、火枝家では奇怪な事件が…。あの女性恐怖症・片山義太郎の恋愛と結婚。

0
2014年10月25日

Posted by ブクログ

読書録「三毛猫ホームズの心中海岸」4

著者 赤川次郎
出版 光文社

p106より引用
“「まあね。張り込みとかも、今は楽になったんだよ。以前は夜食といっても、冷え
たサンドイッチくらいしかなかった。でも今はコンビニが二十四時間オープンして
るだろ。あったかい弁当なんかが食べられるからね」”

 目次より抜粋引用
“心中
 幼い日
 読経の中で
 コインロッカー
 切れた糸”
 
 警視庁捜査一課の刑事とその妹、そして三毛猫ホームズの三人家族を主人
公とした、長編ミステリー小説。人気シリーズ第二十五弾。
 男と女がその許されない仲の為、心中を決意しようとしていた。その気持ちを
男が女に伝え、最後の食事をしようとしている時に、彼らのテーブルに近づいて
きたのは…。

 上記の引用は、石津刑事の一言。
食いしん坊キャラの石津刑事ならではのセリフです、三毛猫ホームズシリーズが
始まった頃には、まだまだコンビニの件数も少なくて、張り込みに苦労していたの
でしょうね。
 今巻はかなりずっしりと重たい終わり方をしています。気楽に読み終わりたい
方には、あまりおすすめすることは出来ないです。

ーーーーー

 

0
2014年04月12日

Posted by ブクログ

ストーリーもキャラクターも面白いのだけど、描写が薄い。とにかく薄い。サクサク読めるけど、やっぱりもうちょっと厚みが欲しいなと思う。薄いけど、キャラクターが個性的に描かれているのはさすがですが。重い主題を、軽快な筆致で描いていますが……。なんて悲惨な展開。片山、実は死神なんじゃ……。

0
2013年08月29日

Posted by ブクログ

ネタバレ

これも寝る前のお共で一気読み。しかし後味の悪い終わり方だ。こんなかわいそうな話あるか。これで片山は立ち直れるのか。火の館がどうしてこんなに体面にこだわるのか、そこらへんが書かれてなくていまいちだった。中年にもなって老いた母をこんなに恐れるものか。そして小児性愛者は憎む相手だけど、自分で自分の性癖に悩む人もいるんだろうなぁ。

0
2020年05月06日

「小説」ランキング