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Posted by ブクログ
シリーズ第3弾!
三部作の最終巻です。
前2作が夢に出るほど怖い本だとしたら、本作はこれを読むことによって自分もこの恐怖体験の一員にさせられてるのではないかと不安にさせられるものでした。
「これなら夜に読んでも大丈夫だったかな」って思いながら読んでいたのですが
ラストの不気味さったら
もう、、、、
さすがとしか言いようがありません。
怖すぎました笑
前2作に比べて派手な恐怖度は抑えられているものの、ものすごく不安で嫌な気持ちにさせられる名作です。
とても面白かったです。
そしてとても怖いシリーズでした。
もし再読するとしたら、今後は昼間にカフェで読むことにします。
怖すぎて家で読めません笑
Posted by ブクログ
単行本からの再読。シリーズの総まとめという印象が強かったです。ぜひとも作中で言及されていた残り2作も書いてほしいです。ラストが単行本から加筆されていて良かったです。
Posted by ブクログ
母が亡くなってから2週間と少し。こんな話を読む心境ではないはずが、三津田さんにはスルスルと吸い寄せられ、母の遺影に見守られながら読みました。巷で大ヒットを飛ばしているいくつかのモキュメンタリーも読みましたが、やっぱり私は断然こっちが好き。なんとも言えない余韻があって、深い。
何かが一つずつ減っていたり増えていたりしたら気をつけよって、わざわざそういうのを見つけて数えてしまうじゃあないですか(泣)。ラスト3頁は『逆転美人』並みの労力を感じました。というのは『逆転美人』の藤崎さんに失礼ですかね(笑)。怖かった。
Posted by ブクログ
今回もホラーを堪能させていただきました♪
読んでいる間に何も増えなかったし、何もなくならなかったので安心ですね。
幽霊屋敷ものにこうした描き方をされると更地を歩くのが嫌になるかもですねぇ。
でも、最終巻まで楽しませていただきましたので、次は別な仕掛けで楽しませていただきたいです(*^^*)
Posted by ブクログ
久々にホラー小説を読んだというのもあって、一気に読んでしまった。
冒頭はやたら他作品のタイトルとあらすじが紹介され、興味がそそられる作品もあったのでメモしたものの、紹介される作品数が多すぎてちょっとくど過ぎると思った。
いざ始まってみれば、新社会人の報告は面白かった。そして幕間では、この表紙は顔が1つと目が3つだが???とよくわからなかったり、この本はシリーズ3作目らしいので(1作・2作目未読)、前作らの比較の話など、読み飛ばす箇所もありつつ。
3つの話を経て、それぞれの関連性を検討してみると時系列になっており、全て繋がっていると判明する。そこらの考察がミステリーっぽい。
しかし、個人的には新社会人の報告と、自分宛の私信が1番面白かった。精神科医の記録は江戸川乱歩っぽさがあった。
最後の1文字ずつ減っていくページは凄いし、追記にはふふっとなった。
あの家に呼ばれる 新社会人の報告
その家に入れない 自分宛ての私信
この家に囚われる 精神科医の記録
Posted by ブクログ
まず初めにこの本は幽霊屋敷3部作の最終話のようだ。(自分も知らずに購入したが…)
序盤で作者から説明があるように、この話から読み始めても問題ない内容になっている点は安心してほしいが、シリーズを通しての伏線もあるようなので、折角なら「どこの家にも怖いものはいる」から読まれることをお勧めしたい。
Posted by ブクログ
モキュメントは映画でも大好物です。
故に、すごく楽しめました。
作中では
「前2作を読んでいなくても〜」
と、ありますが
絶対、前2作読んでた方が
楽しめたなぁと後悔です。
同系統で言えば
芦沢央先生の
「火のないところに煙は」が
単作で読みやすかったかなと。