【感想・ネタバレ】したたかな敗者たちのレビュー

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Posted by ブクログ

自分がこの本に出会ったのは、インド・デリーの安宿街であり商店街でもあるパハール・ガンジ(通称メイン・バザール)の古本屋でした。文庫本の1ページ目に「75/50」(75ルピー、再度古本屋に持って帰ってくれば50ルピー返却、の意味)と、店の親父の汚い文字で書いてあります。

インドを旅行中、移動中や宿の一室で読み耽り、感銘を受け結局古本屋には返しませんでした。

特に第四部、近藤さんの文章に特徴的なユーモア感覚を一切排除した、ソン・サンを中心にヘン・サムリン政権に対する連合抵抗政権「民主カンプチア連合政府三派」を追う迫力あるルポルタージュは圧巻です。

第一部 メコンの勝者たち
第二部 パリの革命家たち
第三部 サイゴンの敗者たち
第四部 ジャングルの敗者たち

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2011年10月21日

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