【感想・ネタバレ】J・S・ミル 自由を探究した思想家のレビュー

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Posted by ブクログ

ミルの思想については、正直なところ理解した、とは言えません。
ただ、ミルが小さなときからスパルタ教育を受けたこと、男女平等の考えてをもっていたことは、わかりました。

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2023年10月26日

Posted by ブクログ

J.S.ミルの新しい本が出てるなんて。と思ったら、没後150年なんですね。
著者のミルへの愛を感じました。
ミルってだいたいベンサムとセットで出てくるし、「功利主義を修正した人」「他者危害原則」、もしくはノージックのオマケ的な扱いが多いです。
まるで清水書院のセンチュリーブックスのような雰囲気の評伝でありながら、思想の内容は中公新書らしく詳しく説明してくれています。
短い婚姻期間ですが、ハリエットがミルへの思想に与えたであろう影響を感じることが出来ました。初めて知るミルの側面もちらほら。ジェイムズの主知主義教育も、保護者として興味深いものがありました。
晩年のミルには胸が熱くなるものがありました。
思想については、わたしの読解力不足で、一読しただけでは理解できない部分もあり、完全な素人向けではないかもしれませんが、再読して徐々に理解していければと思います。
関口さんはここ数年、岩波でミルの原著を訳されているので、信頼性の高い本だと思います。
この調子で、ベンサムなんかも新しい本が出たら嬉しいなぁ。

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2023年09月02日

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