【感想・ネタバレ】作家の値段のレビュー

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Posted by ブクログ

恥ずかしながら、私は近代文学をほとんど読んでいません。この本に取り上げられている作家の中では、宮沢賢治が好きで全集を読んでいますが、それ以外はぽつぽつ程度。直木三十五や火野葦平に至っては一冊も読んでいません。
なので、こうして出久根達郎さんが丁寧に解説してくださるのは大変ありがたいです。「どの作家にも、『玄関の扉』的な作品がある。作家の予備知識を教えてくれる作品である。それさえ読めば案内なしに、まごつくことなく奥座敷に行くことができる。」つまり、この本は取り上げられた作家たちの読書案内としても有用だということだと思うのです。
私は樋口一葉著『通俗書簡文』の「猫の子をもらひにやる文」が気にいったのですが、この本は手に入れられませんでした。次に気になるのは映画は観たものの、それほど好きにはなれなかった深沢七郎著『楢山節考』。こちらは新潮文庫版が買えたので、読んでみようと思います。

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2010年06月20日

Posted by ブクログ

なかなか奥深い世界だ。
本は好きだが、古本はあまり好きでなかったが、この本を読んで、興味を持った。
昔、学生時代、古本屋の好きな友達がいて、一緒に神田の古書店を廻ったものだが、買う本がなく、ただ眺めていただけだ。
今だったら、違った意味で楽しめたのではないだろうか。

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2010年04月10日

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