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Posted by ブクログ
妖怪子育てシリーズ第三弾。
弥吉、千吉、貸し道具屋の宗太郎、華蛇族の乳母萩乃太刀を主人公にした、
日々の暮らしのお話。
大きな事件は起こらず、だが、
小さな事件が起きたりしてちょっとだけすったもんだする。
猫好きとしては、
貸し道具屋の宗太郎が猫が彫り込まれた手鏡の中で女の子を救うお話が良かった。
心優しい宗太郎が、虐待を受けて縮こまっていた女の子の心を立ち直らせるのも良かったが、
猫の王、王蜜の君が宗太郎の願いをかなえて、
満月の夜に猫となった女の子とその母を宗太郎のもとに送り込んだのが良かった。
それと、月夜公が千吉の様子を知りたいために、
無理やりはじめて玉雪とのお茶会が
ほのぼのと続いている様子とか。
あとは、最後のお話、ぽんちゃんこと犬神の鼓丸が、
水にぬれてモフモフではない姿になって子供たちを驚かすお話もおかしかった。
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言霊姫が優しい。
一箇所に留まらない理由も、そんな格好をしている理由も優しい。
千吉は相変わらずだなあと思う。
ふとした拍子に千弥を思い出して悲しい。
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新しい妖さんたちが色々登場して楽しい。
あとがきによると、読者の方々の投稿によるオリジナル妖さんんたちなのだとか。こういうの、楽しい。
短めのお話が多いのも読みやすくてよかった。
ずっしり長編もいいけど、短編もいろんな趣のお話が楽しめて好き。
仲の悪い3兄弟のあの悪党、弥助や久蔵の迫力には、さぞ恐ろしい思いをしたに違いないw。
あれに懲りて悪さをやめるといいけどねー。
弥助たちの餅つきのお話も楽しいし、ぽんちゃんのお話もいい。
読み終わってすぐに次が読みたくてたまらない。
千吉がいつ、どんなふうに自分の出自を知るのかが気になって気になって。
このシリーズと出会えて感謝。
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すごくかわいかったー。どの話もすごく好きっ。
みんなかわいいなぁ。玉雪さんと月夜公の茶飲み仲間すごくかわいい。
本当にどの話もとてもあたたかくて(たまに切なさもあるけどそこもふくめて)とてもすき。
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プロローグ/軒先にたたずむもの/仲の悪い三兄弟/
迷子のへちま/蛍狩り/秘密の茶飲み仲間/
蛙たちの家探し/冬の訪れ/年末の餅つき/鼓丸の毛
気ままな日常が描かれた短編集
さっくり軽やかな時間が流れる ほっとする時間
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面白かった!九つの話が収められた短編集。掌編みたいなのもあり、さくさく読める。最初の「軒先にたたずむもの」は、弥助の千弥に対する想いと千吉に対する想いが描かれていて、胸を打つ一編。それにしても弥助、成長したよね。「年末の餅つき」はおなじみのキャラがたくさん出てきて楽しい。久蔵と宗鉄先生の親馬鹿ぶりも相変わらず。暑い夏におすすめは「秘密の茶飲み仲間」。玉雪と月夜公が茶室で向かい合っているシーンを読むだけで、体感温度が三度下がった。
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今回は短編集みたいな感じ
新しい妖怪や、お馴染みのメンバーが騒ぎを起こしたりと面白いし、心和みます
前回一般の読者から妖怪を募集した中、今回の登場があった様です
採用された方達は嬉しいでしょうね
羨ましいw
今回に限らず、愛は盲目がテーマかも・・
弥助と千吉はいつも通り、夫婦の愛、恋人の愛
親子の愛 深いわぁ・・
Posted by ブクログ
今回は短編集ということで、長編とは違う楽しさでした。
一番好きなのは『迷子のへちま』です。優しさが満ち溢れてます。最後は切ないですが、いい話ですね。
千吉が意外なところで優しさを見せる『冬の訪れ』いい話でしたね。
ですが、次は長編をお待ちしています♪
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育てますの3巻です。今回はちょっと趣向がこれまでと違って、主人公たち以外のフォーカスを当てた外伝集みたくなっています。弥助たちが登場する話もあれば、まったく出ない話もある。メインのストーリーでは光が当たらない面が見えているようで、これはこれで世界観がより重厚になる感じです。
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今まで登場したメンバーの短編集。
相変わらず、千吉の弥助への執着心が怖い。
「迷子のへちま」が怖くて可哀想だけど、一番この作者らしくていいかな。
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【収録作品】軒先にたたずむもの/仲の悪い三兄弟/迷子のへちま/蛍狩り/秘密の茶飲み仲間/蛙達の家探し/冬の訪れ/年末の餅つき/鼓丸の毛
外伝のような軽いショートストーリーで、気楽に読める。