【感想・ネタバレ】日本の死角のレビュー

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Posted by ブクログ

起業を夢見る若者が早々に海外での仕事を探すことは賢明な選択肢だと言える。日本は団塊世代が築いた安定社会であり、変化を望まない傾向にある。しかし、少子高齢化の影響で政府は増税や新税の導入を余儀なくされており、これらの対策は長続きしないと思う。 また、自然災害対策における国の支援予算は「人への支援」が不十分で、「物への支援」に偏っているという問題点も指摘されており、被災者は世界の「人道憲章」に則り、国民の権利として主張すべき立場にある、と思う。

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2024年03月31日

Posted by ブクログ

日本の学校から「いじめが絶対なくならない構造」
災害大国の避難所が「体育館」であることの違和感
女性に大人気「フクロウカフェ」のあぶない実態
アフリカ人と結婚した学者が考える「差別とは何か」

上記4つがとても興味深かった。特にフクロウカフェの章は、動物がいるカフェに足を運んだことがあるので、身につまされる思いで読み進めた。少し考えれば分かることなのに想像力が足りなかったな……と当時の自分の行動を悔やむ。

多角的な視点で日本の問題点を語っていて、わたしにとっては新しい知識だったので読んで良かったなと思う。

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2024年02月20日

Posted by ブクログ

朝日新聞の記事だったかなんだったか忘れてしまったが、こちらの本が紹介されていたので購入してみた。
普段は全く手を伸ばさないジャンルで、各人の意見を読んでいると、時々頭をハンマーで叩かれたかのような衝撃を得た。
特に避難所運営の話は、今まさにというタイミングであったし、今後必ず大きい地震が来ると言われている中で、国の避難生活に対する取り組み方を改めるべきではと疑問に思うきっかけとなった。

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2024年02月03日

Posted by ブクログ

ネタバレ

今の日本にはいろんな問題がある。日本人は今個性的だねが悪口になる時代になってきている常にまわりと同じでないと不安になる。かなり窮屈になってきている

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2024年01月17日

Posted by ブクログ

ネタバレ

日本の深刻な問題を世界と比較することで解決のヒントを与えてくれる本。いじめは先生や家庭だけに責任があるのではなく、学校という特殊な環境が生み出しているものでもあると著者は論じている。また、暴力を振るって相手を傷つけたりしない限り刑法で罰せられず、「いじめ」という言葉で片付けられてしまうことも原因にあると言っている。たしかにと思った。
 高校、大学と大人になるにしたがっていじめは減っていく。そう考えると、小学校、中学校でいじめに遭っている人は、中学校を卒業するまでは卒業認定をもらえるフリースクールに通うのも手である。一方で学校側はいじめを防ぐために、もっと対策を講じていくべきだ。詰め込み教育ばかりしていてはダメだと思う。ヨーロッパ1いじめが少ないと言われているデンマークは日本にない2つの対策がある。1つは悲しんでいる子どもに熊の人形を渡すこと、もう1つは「共感」という授業を取り入れることである。熊の人形を渡すことは実験的にいくつかの学校で取り入れてみて変化を調査してみてもいいと思う。日本の詰め込み教育を今一度見直す時ではないか。

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2023年10月22日

Posted by ブクログ

対外的な視点を見るとき、中国というフィルターが間に入って西洋を見るようになったと感じること。日本の勢いがなくなった。このままではいけないという危機感がある。対内的には、世界からの批判が根強い人権に対する意識の問題。今回、被災地の体育館避難の常識が問題ということにハッとされた。避難者は援助を受ける客体ではなく、援助を受ける権利者でなくてはならない。言われたらそうだなあと思う。国費によるホテル避難など、イタリアにできて日本できないことはないだろう。でも何か違和感もある。うまく言い表せないが、その違和感が消化できていない日本の人権意識の問題点なんだろうと思う。

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2023年11月05日

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