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神凪家は初代が炎の精霊王と契約を為し炎の精霊の加護を受け、また操る術をその血に宿した炎術師の一族だ。
神凪家の操る炎には一切の不浄を焼き尽くす力をも秘めている。
宗家の跡取りとして生まれながらも炎術の才能がなく、神凪家の至宝、神剣・炎雷覇を継承する為の「継承の議」では当時12歳だった宗主の娘・綾乃に敗れ、父親に勘当された和麻。
しかし彼は4年後、出奔先の香港から再び日本へ帰ってきた。
風の精霊王と契約を交わした世界最強の風術師となって―――。
和麻と綾乃の息の合わない迷コンビぶりが読んでいて楽しい。
お互いすごい力を持ち、協力しあえば最強では、と思うのに…。
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「風の聖痕」このシリーズは、月刊ドラゴンマガジンで連載中の作品です。
連載作品を何度か軽く読んで面白いと感じましたので、いまさらですが大人買いしてしまいました。
さて感想ですが、読みながら心中で「面白い作品だ!」と叫んでしまいました。こんなに純粋に読むのが楽しいのは、「オーフェン」以来です。
炎術師宗家を追放された主人公「和麻」が、凄腕の「風術師」となって日本に帰って来た所から話は展開していきます。「和麻」はヒネた性格ですが、それが=いやな性格となってない所が良いです。2巻以降も読むのが楽しみな作品です。
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300ページと言う分量の中にこれだけのボリュームを詰め込めている作者の初小説がコレと言うのには本当に驚きを隠せない。プロットも練り込まれているし世界観も素晴らしい。地の文も独特な雰囲気を醸し出していて直ぐに惹き込まれてしまいました。和麻は飄々とし、その容赦の無さと残酷さはどちらかと言うと悪役側タイプなのに、内側に見える確固たる信念のようなものは他の主人公とは類を見ないタイプで、その姿は本当に魅力的に映りました。まだこの話は身内問題だけど、舞台はこれからどんどん広がっていくのに期待を込めて応援してしています
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絵:○
ストーリー:◎
補足:既刊6巻。アニメ化済。
炎の精霊を操る神凪一族。その長の娘であり最強の剣・炎雷覇を操る巫女姫と、かつて一族を追放された男・和馬のドタバタラブコメディー。ドタバタと言うわりには、シリアス・戦闘が多すぎな気も・・・。
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あまり得意ではないジャンルの本です。深夜にアニメ放映されているらしいのですが、確かにセリフがアニメちっく。アニメ化を前提に描いているのか?と思ってしまうほど。ストーリーそのものはなじみやすく楽しめました。