【感想・ネタバレ】異世界編集者~漫画で世界を救う事になりました~ 2のレビュー

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異世界で漫画が生まれるまで

漫画雑誌編集者の主人公が漫画の概念のない異世界に召喚されて、そこで漫画を作る話。
前巻で漫画家の素質のある異世界現地人の少女、ニアを発見し、彼女に漫画を描かせてみることにした主人公。されども漫画の存在しなかった世界で漫画を完成させるためには、様々な困難が付きまとう。異世界人に受け入れられる物語のテーマを探したり、漫画を印刷するために必要な道具や、それを作るために素材。そして漫画家という職業を確立させるに際しての、人と人との軋轢……
モンスターを繰り出してまで主人公の行動を妨害してくるのは、偏屈な性格の王妃様。国王が主人公に一先ずの猶予を与えてくれたのを尻目に、そんなの知ったこっちゃないと言わんばかりに嫌がらせを繰り返し行ってきます。因みに人徳はあまりないのか、臣下の騎士団長である青年男子ガレットは王妃の漫画を読むなという命令より姫様の漫画を読めというご指示を優先しました。いいのか?(笑)。
王妃様は偏屈な性格していて主人公に嫌がらせしてくるから印象最悪ですが、娘の姫様のほうはおおらかで快活で、人当たりがよくて理解力もあるのでかなり好印象です。親子でこの差は一体……
あと親子といえば、ニアとその父親との間には確執があります。ニアは漫画家の素質があるのですが、父親のほうは偏屈な性格で娘の才能に全く関心がなく、漫画家を目指す娘に対しあたり散らかします。そんな父親と対立するニアは、父親へのわだかまりをばねに漫画家として生きる覚悟を強く決意します。果たしてニアは漫画家としてどこまで成長していくのか、今後の動向が気になることころです。

#ドキドキハラハラ #萌え #スカッとする

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2024年04月17日

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