感情タグBEST3
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大好きな草間さんの初コミックス。
初読みが「マッチ売り」の新参者なので遡って読んでいるのですが、初期はショタっぽい絵柄だったのですね。
神草間さんとはいえど、ショタ属性が全くないので表題作だけならば、星一つ減らすかもしれませんが、「ピンナップ・スタア」が収録されてるので矢張り満点で!
この短編の三角関係が切なくてたまらないです。
主人公と主人公の兄に弄ばれている主人公の友人。
兄は何考えているか分からないし、友人は主人公が好きという事になっていますが、友人は兄が好きだし、主人公は兄が好きな友人が好きなんだろうなあという結末でした。
兄は、もしかしたら自分の弟が好きなのか、弄んでいるその子が好きなのか。
どちらにしても、何も成就しない切ない関係には変わりないですね。
この切なさがたまらないです。
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ただのしょたえろかと思えば、意外に純情!まあ、ぐちょぐちょだけど。
「何が悲しゅうて この歳で夢精か」「キスくらいさせろ!」「一緒に逃げよう どこでもいい」おっさん必死。普通に考えたらただの変態だけども、なんかかわいいな。さすが草間さかえ氏。しょたがあんまかわいくないからかな(笑)
表題作「てびき」シリーズ、「散髪唱歌」(やおい的ご都合主義!いい意味で)、「ピンナップ・スタア」(切ない、儚い、美しい、そしてえろ)、「雨のち晴れ、ところにより雪」(攻さんの言う人間関係のこつは正しいけど難しいよね。これくらい、悲壮感のない大人な受が好き)、「ばんごはん」(がちしょたえろ。なのに家族愛のオチがあったかい)収録
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冴えない小説家・武明の近所では連続放火事件が起こっている。ネタを探しに現場に行く武明だが、そこで最前列で火に見とれている少年に再会する。少年の目は明らかにどこか違う。犯人と思った武明は少年を自宅に誘う。違うという少年だが、たき火をすると少年は勃起していた。つい手を出してしまう武明。そして二人の奇妙な関係がはじまる。
私が友人にオススメBLとして貸す本の1冊です。
草間さんの絵のタッチは独特なので好みが分かれるかと思いますが、歳の差好きにはオススメ。他収録の短編も面白かったです。
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火に欲情する少年というモチーフが嫌味なく文学的でエロティック。
それは草間さん独自のユーモアが織り込まれているからだと思った。
『ばんごはん』で描かれる他人同士の「兄弟」とも「家族」とも違う共同体のような関係に淡い痛みと憧憬を覚える。
短編集
短編集です。草間先生の作品を集めているので購入しました。ショタから中年まで色々な年齢層のキャラクターがいて楽しめました。最後のやつが性癖ど真ん中でした 笑。
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[災厄のてびき/散髪唱歌/ピンナップ・スタァ/雨のち晴れ、ところにより雪/ばんごはん]
ばんごはん,散髪唱歌,災厄のてびき…の順に好きだったなーショタ可愛かった。この人いろんな漫画かけるのに登場するキャラクターが結構似てるなーって思ったけどマッチ売りでちょっと違う(見た目が)キャラ描いてたんで良かったです。
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復刻版ということは初期の作品ですかね?他の作品にくらべて、ちょっとHシーンおおめにかんじました。この人の汁のかき方はなんか独特ですごくえろいですwカプはちょっと特殊め?表題作は受けがやたらショタっぽいのに草間さかえらしい色気があってドキドキしました。他短編のショタも、あからさまにショタというかんじではなく、異色ながらじゅうぶんに萌えました。
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草間先生は年上受が多い気がしていましたがこれは年下…というかショタ受が多いです私は「雨のち晴れ〜」の神野が好きです浮気者どうしくっつくのもありだなぁと思った一作「ばんごはん」は犯罪では?しかし弟くんがえろくて可愛かったです笑
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確かに線が太いw
ずいぶん前に描かれたようなので絵柄が今と結構違ってますね。
この人のほかの本と同じく全体の雰囲気などはとてもいいんですが、ちょっとほかの本と比べちゃうと面白みに欠けるかな…というのが率直な感想です。まあほかの本が面白すぎるんですがねこの人の場合。
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草間さかえさんの漫画ははずれが少ない。
これもまあ、設定はイロイロだけど概ね良い。
だけどわたしは、ピンナップ・スタァが好き。「君は多分、兄が好きだ」っていう、あのラストが最高にイカしてると思うから。
雨のち晴れ、ところにより雪。もすき。
Posted by ブクログ
表題作のオッサン×少年は苦手なので個人的趣味で星3つ。
しかし2003年版と同じ構図の表紙を塗り直しているという職人気質(?)に感服した!
床屋×サラリーマンは明るくて好み。