【感想・ネタバレ】100万分の1の恋人のレビュー

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ハンチントン病

恋人の難病に、向き合う主人公の姿が、健気でした。もし、自分の好きな人が、難病だったら、どうするだろうか、考えるきっかけになりました。

#切ない #感動する

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2023年10月20日

Posted by ブクログ

自分の大切な人がこんな境遇だったら、僕はそれを受け止められるだろうか。

人とお付き合いすることの意味、価値を考えさせられた。

2011.3

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2011年04月25日

Posted by ブクログ

「世界の中心で愛を叫ぶ」系の設定だが、こちらのほうがもっと社会や家族について追及していて考えされられて、読み応えがあると思う。

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2009年10月04日

Posted by ブクログ

恋人が大きな病にかかるという可能性があるとき、あなたならどうしますか?
好きだから別れない。
しかし、それは単なるエゴであり相手からすれば迷惑なことなのかもしれません。

純愛を感じる、感動の一作です。

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2009年10月04日

Posted by ブクログ

ネタバレ

「ハンチントン病」は知念実希人さんの「螺旋の手術室」(ブラッドライン)で読んでいて知っていた


う〜んいいところまでで終わっている

この先これから…

好きなだけで2人がうまくいくのか、発症後ミサキがけんちゃんに対して、社会に出ていることに嫉妬しないか…

自分だったら遺伝子検査を受けるか、彼と一緒になるのか…

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2022年03月08日

Posted by ブクログ

純愛だと思うけど、私がみさきなら、好きな人の為に身を引きたい。どんなに辛くても、相手に苦労や後悔をさせたくないので!
自分がケンだとしても、結婚は諦めると思う。やはり普通の幸せが欲しい!
現実は厳しい!

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2021年05月15日

Posted by ブクログ

主人公である僕は結婚を考えていた恋人に、父親が「ハンチントン病」だと告げられる。それは遺伝性のある病気。
ハンチントン病とはなんなのか。それを知るごとに僕の中で様々な想いが交差する。
ハンチントン病に関する描写と、それを目の当たりにした僕の心情に惹かれた。

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2020年06月15日

Posted by ブクログ

この本を読むまで、ハンチントン病がどのような病気なのかということも知らなかったし、遺伝病にまつわる差別問題も知らなかった。
私は、科学を勉強した身として、遺伝病のことは知っていたのだけれども、それは単なる知識と、興味本位の範囲内だった。
この本を読まなければ、きっと「差別する側」にいたと思うし、何も考えず、「遺伝子スクリーニングの重要性」を論じたと思う。
恋愛小説というだけでなく、差別問題についても考えさせられる本だった。

主人公の心の葛藤はよくわかる。
それでもミサキのために、必死で考え、正面から向き合おうとする優しさ、強さに惹かれた。
ヒロインであるミサキが病気の恐怖とたたかいながらも、ひたむきに生きる姿にも感動した。
ミサキの家族の温かさも感じた。

病気に関係した恋愛小説というと、本当にお涙ちょうだいものを想像すると思う。でも、この本はそういう本ではない。
主人公とミサキが生きていく姿を書いた本だ。
読後、心に残った。

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2010年09月27日

Posted by ブクログ

泣かされる本は嫌いだ
泣かしにかかってる本は特に嫌い
途中で読むのをを辞めてしまうことが多い

この本は難病という
いかにも泣かしにかかる設定でありながら
決してそれに甘んじているわけではなく
なので
最後まで読みきったのだけれど

不覚にも泣いてしまった
この作家の
繊細で誠実な人間性に惹かれたからかもしれない

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2009年12月30日

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ある日、彼女は秘密を打ちあけた。「私は、0.0001%の運命を背負って生きているの」 それでも、僕の心はこう叫ぶ。絶対に、彼女じゃなければ、ダメなんだ−。恋に落ちることの奇跡を描いた、号泣のラブストーリー。

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2009年10月04日

Posted by ブクログ

就職が決まり、これを期に彼女にプロポーズしようと心に決めていた彼。
お互いのこれまでと、これからの温かい未来を夢見ていた、彼の視点で描かれている作品です☆

ハンチントン病という遺伝性のある難病。
その病と向き合う家族。その病の発病リスクを背負って生きていく事。そのリスクを背負った人と向き合う事。人生を共に歩む事。

それを軸に、
人生って何?
生きがいって何?
家族って?
人の尊厳って?

そして、
『誰かを愛するってどういうこと?』
そんな疑問を読んでいる者に投げかけてくれる作品です。自分と向き合い、彼女と向き合い、様々な考えを巡らし、苦悩し、出口を探す彼の心の葛藤が、とても繊細に描かれています。

出来るだけ多くの人に読んで欲しい作品!!

第2回新潮エンターテインメント新人賞を受賞した作品でもあります。

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2009年10月04日

Posted by ブクログ

結婚を決めた相手がハンチントン病かもしれない…

確率50%で真っ白か真っ黒。兄は陰性。しかし彼女は検査しないことを選ぶ。

グレーゾーンを生きる不安と苦しみ。その先にあるのは…


珍しく読んだ恋愛モノだったけどリアルに丁寧に書かれてて、ラストもよかった。

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2009年10月04日

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どういう意味で「100万分の1」の恋人なんだろうと思って読み始めた。恋人は100万人に1人と言われる、遺伝性の神経性難病ハンチントン病のアットリスク。親がこの病気の場合、子どもに遺伝している確立は50%。遺伝子検査をすれば発症前に、自分に遺伝しているかどうかわかるのだが、恋人は検査はしないで灰色を生きる、と言う。人生の中で、灰色を生きるという選択肢もあるんだなと知った。そして、病気だから涙を誘うというのではなくて、僕の、恋人の、恋人の家族の、それぞれの気持ちが優しすぎて切なくなって、泣いてしまった。

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2009年10月04日

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ハンチントン病。
遺伝性のある病気。
彼女の父親が、そのハンチントン病である。
彼女がその病気である確率は50%。
それでも、彼女との未来を選ぶのか。

主人公ケンちゃんと彼女のミサキ。
ケンちゃんは彼女との結婚を考えていたけど、
ある日彼女から、父親がハンチントン病であることを
告白される。
ミサキは検査をせずに灰色の世界を生きることを
決めている。
ミサキはハンチントン病かもしれないし、
違うかもしれない。
もし、彼女がハンチントン病でも彼女のことを
好きでいられるのか?
僕たちの子供はどうなるのか?

難病っていろいろあると思うし、
遺伝性のものもあるのは分かってたけど、
きっと自分の家族にいたら、自分の感情がどうなるのかな
なんて考えながら読んじゃった。
ケンちゃんはミサキのことが好きで一緒にいたがってるけど
でも病気のことを考えると立ち止まる感じは
なんか伝わってくるなーって思えた。
私がこの状況だったら、
こんなきれいに考えられるかな…。
こんな聖人みたいな考えに辿りたかないかも…。
でも、どんな人のことも「存在」を大切にしたい。
そう思えたよー。

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2023年06月17日

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2021年 34冊目

病気や障害の理解・受容ってほんとに難しい。血縁関係ではなく、精神的なつながりをよすがにする恋人なんかは当事者家族とは違った苦しみがあるのだなと改めて感じました。主人公(ケンちゃん)と恋人(ミサキ)には共に選択できる自由をもつが故に不幸です。ケンちゃんはミサキと結婚するか選べる不幸、ミサキは難病診断を受けるかどうか選べる不幸。自分だったらどうするかしら。 

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2021年04月18日

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第2回新潮エンターテイメント新人賞受賞作。主人公が結婚相手と考える幼なじみの恋人が、難病リスクを抱えている事実を打ち明けられる。2人の純愛がとても切なく、恋人が抱える発症への不安と、それに向き合おうとする主人公の気持ちに胸が締め付けられた。

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2020年08月26日

Posted by ブクログ

ネタバレ

好きな理由、ではなく
そこに存在しているだけでいい。

幼なじみのミサキと大学で再会し、就職をきに結婚を申し込んだ。

プロポーズの返事は、ミサキの父はハンチントン病という難病で、
ミサキ自身にも発病するおそれがある、ということだった。

今の医学では治療法のないハンチントン病
もし発病したミサキを、それでも愛し続けることはできるのか。

ゆれる気持ち。
沖縄にいるミサキの父に会いに行って、決意したこと。

いいところも悪いところもひっくるめて
ただそこにいてくれるだけでいい。

まあそうだよね。

でもどうなんだろう?

白でも黒でもなく、灰色でいたいから遺伝子検査を受けないでいるってどうなんだろ

好きなら相手を思うからこそ遺伝子検査を受けて
もし発病する可能性があっても、きちんと話して受け入れてもらえなかったら
ああそれまでの関係だったんだなってあきらめる。

まあそれなら話おもろないけどw

ハンチントン病の治療法が見つかりますように。

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2012年08月19日

Posted by ブクログ

結婚を意識した相手は、遺伝による進行性で死に至る神経難病の発生を秘めていた。彼女の告白で始まり、検査で結果を求めない…知らない権利の決意をお互いに尊重し合う。現在~未来の幸せ、絆を誠実に繊細に見つめ、苦悩する二人が切ない。選んだ答えは"自分たちらしく信じる、痛みを共生していく"かな?生きる事に真っ直ぐな著書。

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2012年07月05日

Posted by ブクログ

ネタバレ

「私のどこが好き?」
と聞いて
「存在」
と答えてもらえた時の歓びはどれ程のものだろう。

そういう人と、巡り会いたい。

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2011年09月14日

Posted by ブクログ

ネタバレ

何気なくタイトルと表紙に惹かれて軽い気持ちで借りたら…まさかのシリアス!
結婚を前提に付き合っていた彼女が半分の確率で不治の病かもしれないことを知った青年の純愛ストーリー。

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2011年06月19日

Posted by ブクログ

主人公は大学院修了し、高校教師への道も決まり、付き合っている彼女と結婚しようとしていた。しかし、その彼女ミサキから彼女の父親がハンチントン病を煩っていると告白を受ける。ハンチントン病は遺伝性があり50%の確率でミサキもかかるかもしれないという。

主人公が「ミサキの笑顔が好きだ」と言ったことに対し、「病気になったら笑顔ではいられなくなるのよ」とミサキから言われて反省する場面がすごく切なかった。「ミサキの存在が好きだ」という言葉が凄くいい。

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2010年11月22日

Posted by ブクログ

最初、不治の病をネタにしたお涙頂戴モノの話かと思ってたけれど、ぜんぜん違った。そう思った自分が恥ずかしい。遺伝子検査を受けず自分が陽性か陰性なのかを知らないまま、「灰色の私を生きる」と言うミサキ。そして調べたミサキの兄。発病したら人格が変わってしまう恋人に、「どこが好きなのか」と聞かれて、人格だと答えることができずに悩む主人公。感情移入や共感とかせずに、ハンチントン病について、遺伝性の病気について、それに向き合う姿勢について、真剣に考えた。泣かせようとしている話なのかは知らないが、その点でいうと、うちは全く泣かなかった。だけど、得たものは大きかった。

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2009年10月07日

Posted by ブクログ

07年4月。
久々に再開したみさきと付き合い始めて、
みさきの父が50%の確率で遺伝するハンチントン病であることを打ち明けられる。
みさきは遺伝子を調べ、病に罹る可能性を調べることを拒否。
僕は結婚も考えていたが…

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2009年10月07日

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