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Posted by ブクログ
皆さんは日常生活の中で、
日本語の使い方に悩んだことはありませんか。
この本では、言葉のニュアンスや表現・使う場面の疑問について、イラスト付きで分かりやすく解説しています。
例えば、「回答と解答はどちらが正しい?」や「100歳を超える、越える?」などなど…
日常生活で活かせる知識ばかりが詰まっているので、ぜひ読んでみてください!
Posted by ブクログ
放送の現場で行われている言葉を「正しく」使うためのやりとり。辞書に載っているから・ルールだからというような単純なものではないということがわかって興味深かった。
この本を読んでいて、自分が読み方や使い方を勘違いして覚えていた言葉に気付けた。
Posted by ブクログ
一瞬、既視感があった。
迷いやすい表現をQ&A方式で解説する構成。
『問題な日本語』かな?
が、よく見ると、既視感は錯覚であったと気づく。
例えば、質問者がNHKの内部の人らしいこと。
つまり、「放送のことばとして使っていいのかいけないのか」をただす質問だということだ。
なので、本書では、伝統的な理解からの判断だけでなく、近年の動向を調べ、普及の度合い、定着度合いからの判断も示している。
あとは、アクセントの問題も扱っているのも、放送局ならでは。
取り上げられている問題も、考えてみたことがなかったことがいくつもある。
例えば、「爪痕を残す」は肯定的な文脈で使えるか。
のっけからこれである。
えっ? 肯定的な意味合いで使えるの?
「ギュータン」の表記は?
これも、一般人の日常生活で問題になることはない。
「牛タン」でも「牛たん」でもいいんじゃない、好みで使えば?なんて思う。
ところが、なんと放送では「牛タン」推奨らしい。
英語のtangueからきたためだそうだ。
言われてみれば…である。
「パンデミック」のアクセントは?
これもアナウンサーくらいしか気にしないのでは?と思われる。
五拍以上の外来語では、終わりから三拍めの後に音の下がり目があることが多い。
したがって「パンデミ↓ック」。
でも、原語のアクセントに近い「パンデ↓ミック」もありだそうだ。
てなことで、かつてはやった日本語ブームの本とは、少し切り口が違って面白かった。