【感想・ネタバレ】祖母姫、ロンドンへ行く!のレビュー

\ レビュー投稿でポイントプレゼント / ※購入済みの作品が対象となります
レビューを書く

感情タグBEST3

Posted by ブクログ

孫とわがままおばあちゃんのロンドン旅行記。

人の旅行記だから、お買い物で好き放題に動き回ったり、誰に対してもお姫様のように注文をつけてズバズバ言いたい放題だったり、後先考えず今を全力で満喫するおばあちゃんの様子を面白いと感じたが、もし自分が英語を話せたとしても、このおばちゃんと旅をするのはメンタルの強さや心の広さ的に無理だなーと感じた。

でもこのおばあちゃんのわがままは、確固たる美意識や価値観、相手に対する尊敬があるが故の堂々とした態度であることが、読み進めていくとわかってくる。
長年の人生経験からくる言葉の数々は、自分の今についても反省させられるし考えさせられ、旅行記でありながら学びが多い。

海外での、サービスに対してチップが必要な文化を大変だなーと思っていたけど、素敵なホスピタリティに対するお礼ができる文化だと知ると何とも素敵だと思った。
おばあちゃんと孫の予測不能な旅の楽しみ方に思わず笑ったり、イギリスのサービスのプロによる仕事を超えた心遣いの数々にほっこりしたり、読んでとても満足感のある一冊だった。

0
2024年05月19日

Posted by ブクログ

よかった!
タイトルから、孫と母と祖母の三世代旅行記かと思ってたけど、孫と祖母のロンドン旅行記でした。

おそらく、関西の上流階級のご婦人であろう祖母(高殿円の『上流階級』好きな方にオススメ!)とまだ自信のない20代の孫。
それを20年後30年後?の孫が追想するという構成もよかった。俯瞰した語り口が、ただの旅日記と違って、ノスタルジーもあって。
90年代のまだまだ元気があった日本(やイギリス)の空気感もいいよね。スマホが普及する前の旅てのもよし。

で、ホテルのバトラーさんがかっこよい!
(ブライトンまでのサプライズ旅も、フィクションかな、と思うけど、それでもすんなり楽しめる。)
(そういえば『グランドブタぺストホテル』もいい映画だったなぁ。)

自分がこんな5つ星ホテルのジュニアスイートに連泊なんて今後することもないだろうけど、なんだか夢を見られる。
はぁ。ロンドン行きたい。

0
2024年05月12日

Posted by ブクログ

上品だけどちょっぴりワガママな祖母姫様と孫娘のロンドン旅行記です。豪華な食事や買い物にワクワクし、上質なホスピタリティに感動し、人情話にジーンとして大満足の一冊でした。祖母姫様みたいに毅然とした振る舞いのできるチャーミングな女性になりたいな。

0
2024年05月12日

Posted by ブクログ

これは多分10年単位で昔に行った旅行の話なのだろう。その熟成がいい味わいを出している、と感じました。

時間の経過とともに美化された部分や、時間が経ったからこそ思い出された細分、そして気づきがあってこの作品になったのだと思う。

こんなバトラーのいるホテルに泊まってみたい!
そしてわたしもまたロンドン行きたいな

2024.5.10
74

0
2024年05月10日

Posted by ブクログ

とても素敵な作品だった。作中の祖母姫様の言葉が、格言というか叱咤激励というか所作や振る舞いも含めて、とにかく心に刺さる。登場人物は少ないけれど、ホスピタリティに溢れた作品で、大好きな作品です。

0
2024年05月04日

Posted by ブクログ

作家を目指す、医学部、大学院卒の作者が、80歳を過ぎた祖母と二人でロンドンを旅した記録です。
作者はイギリス留学の経験があります。


まずは、ファーストクラスでの渡英。
なんて素敵なのかとうっとりしました。
私なんてもう、一生飛行機には乗らないと思いますから。

ホテルは五つ星ホテルのジュニアスイート。
祖母姫はハロッズでコートと杖を買います。
バトラーのティムとも親しくなります。
オリエント急行に乗ったり、三越のアフタヌーンティでは特大のスモークサーモンと特大のスコーン、ケーキというコース。

そして祖母姫、最後のランチ計画はバトラーのティムを招いての日本のお寿司。




私、この本、最後の方を読んでいて涙が出そうになりました。
なんて幸せなおばあちゃん。
私の母とちょうど同じくらいの歳ですが、母は若い頃はお嬢さん、結婚してからもサラリーマン家庭の主婦として幸せにやってきたと思います。
でも私の父(母の夫)を早くに亡くしてからは、私との生活で母は果たして幸せだったのだろうかと思いました。
電話などで友だちに「今、娘と一緒に暮らせて、ごはんも全部作ってもらって、幸せよ」と話しているのは聞くことがありますが。
母は海外旅行はしたことがないし、最近は認知症を患ってしまいました。
母の幸せは私の手の中にあるのじゃないかと思うと、なんだかとても切ないです。

0
2024年04月26日

Posted by ブクログ

友人に教えてもらったタイミングがちょうど姉の短期ロンドン留学中、86の母とやりとりしていた時に出逢うべくして出逢った感じ。こんなおばあちゃんになりたい。そして、母ともう一度旅行したい。マニキュアやルージュ、アクセサリー、自分に似合う色など、今からコツコツと積み重ねていきたい。読みながらスコーンの代わりに家にあった焼き菓子に紅茶をなみなみと入れて飲んだり、濃い緑茶に梅干しと虎屋の夜の梅を味わったり、カロリー摂取気味になる本でもあった(笑)

0
2024年04月25日

Posted by ブクログ

日本中のおばあちゃん子にすすめたいさくさくよめて大変気持ちのいいエッセイ。

イギリスに留学した孫娘=著者の話を聞き、自らも行ってみたいと実行に移す祖母姫がすてき。
数々の病気を抱え、高齢でもあるが誇り高き祖母姫のその姿と金言!に感動。
なんだかんだいいつつ、祖母姫の願いを聞き入れるため奮闘する著者もすばらしい。
一流のサービスと言われるひとたちのお仕事も学べる。
ユーモア満載でホスピタリティあふれる文章。
祖母姫の金言に十分影響されてると思いますよ、椹野さん。



0
2024年04月23日

Posted by ブクログ

面白かった!それに祖母姫の言葉にはっとさせられ。ティムもよかった。ホスピタリティや仕事への姿勢についても。

0
2024年04月07日

Posted by ブクログ

めちゃめちゃ良かった!!
面白かったし、ラストは読んでいながらもちょっとしんみり⸝⸝ᵒ̴̶̷̥́ ⌑ ᵒ̴̶̷̣̥̀⸝⸝
豪華なロンドン旅行記。
一期一会ともいうべきホテルマン達との出会いも、もう会うことはなくてもお互いにとって良き出会いだっただろうなぁ。
それにしても、祖母姫と孫娘の旅行は、想像を絶するほど大変だっただろうし、よくやり切った!!と思う。
旅行したいなーって、もう私に祖母はいないから、母と。母が元気なうちに行きたいな、と。

0
2024年04月04日

Posted by ブクログ

ネタバレ

めっちゃくちゃよかった!おばあちゃんと一緒に旅した気分になれました。最後はポロポロ涙が出てきてしまった…この素敵なホテルは何処だったんだろう?おばあちゃんの言葉は私にもグサグサ刺さりました。謙虚と卑下の違い。私は自分を卑下して逃げてるなーと反省。私もおばあちゃんともっと旅行すれば良かったなって凄く思った。若い頃に読んでたら少しは変わったのかな。
作者のかたのツッコミもめっちゃ面白かったし、スコーンどんだけデカいねんて興味津々だったし、最後の草履寿司も見てみたかったわー。
楽しくてホッコリして泣ける、すごーーーく素敵なエッセイでした。私もこんな風に歳をとりたいな!

0
2024年03月31日

Posted by ブクログ

優しさが詰まった心温まるエッセイです。

祖母姫(おばあちゃん)が「一生に一度でいいからイギリスに行きたい。お姫様のような旅がしてみたいわ」と言ったことから始まった旅。祖母姫と一緒に行くのが孫娘(筆者)。高齢の祖母姫が遠い異国の地、ロンドンへ行くので、みんな祖母姫の夢を叶えるため、準備に奮闘。飛行機はファーストクラス、現地の移動はタクシー、ホテルは五つ星。旅費が想像つかないくらい高いんだろうな、どれくらいしたのだろうか?と余計なことを考えてしまった。

まず往路の飛行機でCAさんから始まり、ロンドンに着いたら空港職員、ホテルの従業員、有名百貨店の従業員、みんな優しい。おもてなしが素晴らしい。五つ星のホテルだから教育が徹底してるのだと思うけど、それだけではないな。祖母姫に対する態度、孫娘のサポートが読んでて、すごいなと思った。特に客室担当バトラーのティム。彼が本当にいい人で私は、読んでて大好きになってしまった。この人が担当してくれれば、旅も快適だろうな。

読んでて心に響く言葉もいっぱい。
CAさんが言ってた言葉。「何ができるか、時間をかければできるのにできないと早急に決めてはだめ」要約してしまったけど、これはすでに自分がそうなってるので気を付けようと思った。だめだと決めつける前に、一呼吸してから接したい。
祖母姫の言った言葉。「自分を信じて努力して、その結果生まれるのが、自信よ。」自信がなくて消極的にどうしてもなってしまう。そうならない為にも努力あるのみ。今、行き詰まっていることがあるので、とりあえず努力だな。あと、自信を持てるように身なりもちゃんとしようと思った。

私はいつかイギリスに行ってみたいと思ってるので、楽しく読めました。私が特にいいなと思ったのが、オリエント急行とアフタヌーンティー。この旅では、オリエント急行のディナーツアーだったけど、私はショートトリップをオリエント急行でしたいな。アガサ・クリスティの世界にどっぷり浸りたい。アフタヌーンティーは本場のものを体験したい。今の私はそんなに食べれないけど、おしゃれして、美味しい紅茶を飲み、サンドウィッチ、スコーン、ケーキを食べて優雅に楽しみたい。でも祖母姫と孫娘と一緒で、私もアフタヌーンティーとバトルになりそう。

0
2024年03月28日

Posted by ブクログ

気位が高く、審美眼をもつおばあちゃん。自分の祖母とも重なるところがあり一気読み。おばあちゃんの一言一言に助けられた自分を思い出した。おばあちゃんの発言は深い、そして面白い。

0
2024年03月24日

Posted by ブクログ

気高き祖母姫からのお言葉は学ぶことがたくさん。
孫である著者の内面を冷静に観察しているのはさすがといったところでした。
旅先のホテルスタッフのホスピタリティ、そして彼らとの絆に心が温まります。
今は亡きお祖母様への気持ちが書かれるところでは、自分も遠方に住む祖母に対して今生きている間に、今会えているうちにもっと出来ることがあるだろうなと思わされました。
総合してとてもいい一冊。自分のお守りにしていたい本でした。

0
2024年03月23日

購入済み

ネットで読んだ

電子だけど本でも欲しくなって購入。とても楽しくて、何度も何度も繰り返し大事に読みたいです。

0
2023年08月31日

ネタバレ 購入済み

素敵!

何て素敵な、祖母姫(お姫様の様な、おばぁさま)との、ロンドン旅行の想い出!80歳を過ぎて、認知症も、まあまあ進んでいて、頑固でわがままという祖母を連れて、お姫様の様な旅行をしたいという彼女の夢を叶えるべく奮闘する孫と、それを助ける周りの人達(一流のCAさんだったり、一流ホテルのドアマンや、専属のバトラーだったり)が、とても素敵で、感動してしまった。

0
2023年07月27日

Posted by ブクログ

2024.05.11

とても読みやすかったし面白かった!
80歳を超えたおばあちゃんだからこそ言える格言の数々…そして素敵すぎる旅先で出会った人たち。
行きの飛行機のファーストクラスのCAさん、ホテルのドアマンさん、バトラーのティム…特にティムとの最終日の夜の冒険にはびっくり。
私もこんな素敵な旅、経験してみたいけれど若き日のこのホテルだからこそ出会えた奇跡なんだろうな。
若き日の思い出深い旅を思い返しながら浸りながら書くエッセイはとても感慨深かったのではないでしょうか。
仕事のことで、気持ち的に疲れている時に読んだのでとてもとても気分転換になりました。
旅のエッセイ本は大好きだけど、その中でも少し異色の旅本でした。出逢いに感謝!

0
2024年05月11日

Posted by ブクログ

可愛いおばあちゃん。
そうそう、旅行時はこんなに仲良しなのに 日常に戻るとあまり会わなくなる。そして、おばあちゃんが亡くなった時 あーもっと会えば話しをすればよかったと後悔。よくわかります。

0
2024年05月11日

Posted by ブクログ

軽妙な語りでサクッと読めた。
祖母姫の要望に奮闘する孫秘書。
ホテルのスタッフが良い人ばかり。
きっと、孫秘書が素直で一生懸命だったから周りも自然と手伝ってくれたのかも。

笑いあり、じんわり温かく切ない。
それぞれの距離感も程よい。
最後まで楽しく読めた〜♫

0
2024年05月09日

Posted by ブクログ

ロンドンに三越があったの知らなかった。日本の経済が強かった時代。飛行機はファーストクラス、バトラー付きホテル、オリエント急行でディナー。祖母姫はとても素敵で上品はマダムだった。

0
2024年05月06日

Posted by ブクログ

おもしろかった。
孫である筆者が「プライドが高すぎるめんどくさい年寄り」である祖母をイギリスへのお姫様旅行に連れて行く。
全力で楽しむために主張はハッキリと、時にはお姫様さながらに振る舞うおばあちゃんがキュート。そして、揺るがない自信、芯の強さや鋭い観察眼を持っていてかっこいい。

お年寄りの弱さを思い遣ったり、これが最初で最後の二人きりの旅行、濃密な時間、深い会話になるであろう予感に切なさも感じた。

おもしろい旅行記であるのと合わせて、誇り高く生きるおばあちゃんの言葉の数々を受け取らせてもらい、背筋が伸びた。

0
2024年04月17日

Posted by ブクログ

初読みの作家さんのエッセイ。

英国留学の経験がある著者。
正月の集まりで祖母が
「一度でいいからロンドンに行きたい、
お姫様のような旅をしたい」と言ったことから
伯父たちの全面的バックアップで
5泊7日の超豪華イギリス旅行が決定した。

この本が出版されたのは2023年だが
二人が旅したのは1990年代のこと。
飛行機はファーストクラス
ロンドンでの宿泊先は専属バトラーがつく五つ星ホテル。
大英博物館に行って
オリエンタル急行に乗って
ハロッズ、ロンドン三越でお買い物して
アフタヌーンティーを楽しんで
と、超絶豪華がてんこ盛りの旅だけど
80代の祖母姫との旅はただ楽しいだけではなくて
気を遣うこともトラブルもてんこ盛り。
それが祖母姫の体調のことだったり
プライド高き祖母姫の言動、わがままだったり。

二人の旅が時に面白く、時に羨ましく、
そして、時に椹野さんは大変だっただろうなぁ
と、思ったりしながら
私も一緒にロンドン旅行を楽しんでいる気持ちになって
とても楽しく読んだ。


一度だけ、母と二人きりでちょっと豪華な海外旅行をしたことがある。
2006年のことだった。
飛行機はファーストクラスではないけれどビジネスクラスでホテルは五つ星。
もちろん『祖母姫、ロンドンへ行く』ほどではないが
それなりに珍道中だった(笑)
翌年の母の年賀状は旅行中に撮った母と私の写真だった。
笑顔の母の横には汗でドロドロ&暑さでヘロヘロの私。
なんでこの写真を選んだのか、と思ったが
それだけ母が喜んでくれていたということだと思っている。

また母と二人旅をしたい、と思っていたが
それは叶わなかった。
最初で最後の母娘ふたりきりの海外旅行は良い思い出だ。

0
2024年04月08日

Posted by ブクログ


旅行記なのだけど体験談なのか?というくらい
読みながら映像も見えたし、ところどころ笑えて
コメディ的な要素もめちゃくちゃ楽しめました。
祖母の名言もたくさんありで、とても良かったなー!!

たとえ売れたとしても、儲かったことより、たくさんの人の心に触れられたことをこそ喜んで、感謝もなさい

0
2024年04月07日

Posted by ブクログ

孫と祖母とのロンドン旅のエッセイ。孫と言ってもそれなりの年齢^ ^
ロンドンでお金を考えず優雅な旅。おまけに孫娘は英語堪能。
国内や近場でもこれだけのことはやってあげられない、羨ましい旅だけど保護者は大変だねー
ドラマにできそうな面白い本だった^ ^

0
2024年04月05日

Posted by ブクログ

お祖母様ととお孫さんのロンドン旅。

高齢の祖母を気遣って親類が手配したファーストクラスや豪華なホテル、そしてとことん満喫している豪華な旅!自分では体験することのないであろう内容…!素敵!!
ホテルのスタッフもホスピタリティあふれる人ばかりで後半なんてあまりにも親切すぎて出来すぎていてこれエッセイじゃなくて物語だったっけ!?と思ったほど。流石、紳士の国だ…

お祖母様がとてもチャーミングで可愛らしくかつ上品でもあり、まさに「姫」。

お孫さんにも響いていた、私もハッとさせられた彼女のお言葉。なぜそんなに自信があるのかの問いに対して、“自分は自分の顔を美しいとは思っていない、だからこそ自分に似合う服装やお化粧を研究しお肌にも気を遣ってきた。その過程に自信を持っているのだ(要約)”と。見た目だけでなく趣味や習い事で内面も磨いてきたということで、それが彼女の自己肯定感の高さに繋がっていると。
天晴れです。それまでの彼女の言動で努力家だったり妥協しない心だったりが伝わっていたのも合わせて、なるほどなと納得しました。

自分はおばあさんになったときに自信を持てるほど今努力しているだろうか……頑張ります。

エッセイを読み慣れていないので読み切れるか少し心配でしたが魅力溢れる文章で楽しく読めました。

0
2024年04月02日

Posted by ブクログ

祖母の「一度でいいからロンドンに行きたい、お姫様のような旅をしたい」の一言から、一族総出で支援する孫娘とのの豪華イギリス旅行が決定!

ファーストクラスのフライトに5つ星ホテル、オリエント急行のディナーなど、まさしく姫様旅行。
30年くらい前の旅らしいが、実際いくらくらいかかった旅だったのか、ちょっと気になるところ。

5つ星ホテルのホスピタリティの素晴らしさに、いつか私も泊まってみたいと思ったけど、泊まるにもそれなりの心構えが必要そう。

0
2024年03月31日

Posted by ブクログ

祖母と孫娘が2人でロンドンへ行くお話。
ファーストクラスで?豪華ホテルで?というところで、想像していたものとは違っていましたが、最初はコミカルな軽いタッチではありましたが、後半はおばあちゃんの素敵な生き様とか、周りの方のあたたかいエピソードなど、ホロリとさせるものがありました。
ささった言葉は『努力しなければゼロのままだけど、百も努力すれば一から二になるでしょう』でしょうか。おばあちゃんの毅然とした生き方、真似したいです。裕福な生活も(^^)
とても読みやすいあたたかい本でした。

0
2024年03月30日

Posted by ブクログ

テンポよく描かれてて読みやすかった。
こんな豪華なイギリス旅はなんだか夢みたいで、エッセイには思えなかったけど、ロンドンの街案内は行ったことのある私には、懐かしく楽しめた。
こんなバトラーに会うにはどんなホテルに泊まればいいのやら…一生に一度は体験してみたい!

0
2024年03月29日

Posted by ブクログ

なんて楽しい旅エッセイ!
そして素敵なおばあちゃんとの思い出。

著者も書いているように
時を経てから綴る記憶の記録は
「今思えば」なことがいろいろあって
気恥ずかしい感じもある。
でも、それを含めておもしろい。

おばあちゃん世代のプライドと気風で
すっかり「姫」な彼女との旅は
少しの観光とショッピング。
なによりホテルのスタッフたちとのやりとりが
読んでいて微笑ましい(*´∀`*)
孫は大変だけどね。

まぁ、一流のホテルはサービスも一流なのは
ちゃ〜んと比例してるってことか。
あと、英国ユーモアも良きかな。

0
2024年03月26日

匿名

ネタバレ

「イギリス留学経験があったので
手にした本だけど」と勧めてもらって
読んだ本ではありますが
経験なしでも
楽しい旅が出来ました
さすがはジェントルマンの国
バトラーもドアマンも素晴しく誇り高く
スマート
著者が祖母と旅する中で
気付かされる若かりし頃の自分自身
祖母を祖母姫とする事に納得
祖母姫の自己肯定感と気品と自信が
努力の賜物であることに著者が気づくあたりから
エッセイ本以上のものであることに
こちらも気づく
楽して手に入れられるものなんて
すぐ消えてなくなってしまうのかな
祖母姫いわく
「自分を信じて努力して結果が生まれるのが
自信なのよ」
著者がロンドンを南下して
何年振りかで会いに行った友人との関係を
一緒にいない人のことが
頭から抜け落ちらのは当たり前だけど
何かあった時 お互いの顔が浮かぶような
根っこで繋がってる関係に
わかるー
面白い中に名言があっておすすめです

#笑える #タメになる #共感する

0
2024年03月06日

Posted by ブクログ

旅の醍醐味は、現地の人との交流だよなーと改めて思った。「努力しなければゼロのままだけど、百も努力すれば、一か二にはなるでしょう。一でも違いは出るものよ」のお婆ちゃん言葉が印象的だった。見習いたい

0
2024年05月17日

Posted by ブクログ

わがままなおばあちゃんと一緒にロンドンを旅行する程度かなと思いきや ファーストクラスの往復や
ロンドンでも高級なホテル5泊
ゴージャスな旅の気分を味わいました

ホテルのバトラーの親身な対応、ジェントルマンの国だなだと感心しました

0
2024年04月18日

Posted by ブクログ

筆者が若い頃を振り返りながら書いている作品。反省もしばしばあり、20代の自分に響くことも多かった。おばあちゃんも孫もホテルマンもみんな素敵✨

0
2024年03月24日

「エッセイ・紀行」ランキング