【感想・ネタバレ】横浜ネイバーズのレビュー

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Posted by ブクログ

ネタバレ

横浜市の中華街に住む少年の探偵小説。

僕自身たまたま横浜(しかも中区)で育ったので、登場した地名から雰囲気がイメージ出来てとても楽しく読めました。

主人公が高校時代にとある事件を解決したという事から始まり、各章の依頼者から過去の実績を出され、不本意ながらその依頼を受けるという導入が毎回面白かったです。

主人公は探偵のセンスが勿論ありますが、協力してくれる仲間(警察官や、sns運用のプロ、アーティストなど)に恵まれているなと感じました。

最後に気になる伏線(ロンの両親、ヒナの本性)も貼られていました。次作もとても楽しみです。

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2023年04月21日

Posted by ブクログ

 初読みの作家さんで、フリーターが中華街で起こるトラブルや事件を解決する部分が「令和版IWGP(池袋ウエストゲートパーク)みたいだ。」と思った。ただ、中華街を舞台にした人間模様や現代社会にも通ずる問題をテーマにした事件を扱っている部分が面白かった。

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2024年04月15日

Posted by ブクログ

よく知っている場所の話で、楽しめました。地元で幼い頃から家族みたいに育った友達や大人達との関係も良かった。

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2024年04月03日

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 ハルキ文庫は書店買取らしく、小さなお店では、品揃え良く在庫するのは難しいとか。全く売れず死蔵されてしまうかもしれない、全くの賭けで書店主の嗅覚の見せ所だ。そんな厄介なハルキ文庫でも当たりはあるのだ。 

 大当たり!3作出てるネイバーズ。兎に角絶対続けて読みたくなる。急がないと小さなお店で品切れになる可能性大。間違いなく押さえておきたい。

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2024年02月21日

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目的も持たずフリーター暮らしの中華街のロンが、相談を受けて問題を解決する短編集。常に軽いノリでサラッと躱しているけど、その内容は依頼者にもロン自身にも、なかなか過酷なもの。『山下町の名探偵』と言われるが、探偵というには素人の域。それでも頼まれると断れない性分で、仲間に助けられながらも体当たりしていく様子は時にハラハラさせられる。社会的要素も含まれていてガッツリ読み応えがあった。

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2023年10月26日

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たまたまサイン本が本屋に売っていて、なんとなく気になり購入しました。
主人公ロンが行動的で、いろんなことに関わり、危うい場面も乗り越えながら事件を解決していくのがとても面白く、あっという間に読み終えました。
続きが気になる終わり方でした。

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2023年07月28日

Posted by ブクログ

初の岩井圭也先生の作品を読んだが読みやすくて2作目が気になる終わり。でも気になる終わりじゃなくても2作目は読みたくなる位面白い。ただ横浜中華街の事を知ってたらより面白い作品です。

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2023年07月22日

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二十歳の時、将来やりたいこととか全然決まってなかったなあ。かと言って目の前にやってきたことに対して、こんな真摯に向き合っていたかも定かじゃない。でも毎日、生きてた。
今度横浜中華街行ったら、彼らがいないかキョロっちゃいそう。

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2023年07月06日

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横浜、中華街から名探偵誕生。二十歳のフリーター、小柳龍一(ロン)はあるきっかけから事件を解決して〈山下町の名探偵〉と仲間内から言われることに。人を探してほしいという依頼から、事件に入り込んで行ったり、危険な目に遭ったり。周りにいる仲間たちも魅力的だし、ロンの人を放っておけない部分もいい。今の空気感、逃げ場がない人が行き着いてしまう場所とかそういうのが描かれていて長く続くシリーズになってほしい。

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2023年05月05日

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岩井さんの新作は、横浜中華街を舞台にした痛快活劇だった。
主人公のロンこと小柳龍一は、〈山下町の名探偵〉の異名をとる20歳の若者だ。彼のもとに持ち込まれた相談事を、友人である柔術使いのマツ、引きこもりのパソコン少女ヒナ、神奈川県警捜査1課の欽太らと共に解決していく。
本書には4話が収録されており、5月には2冊目が刊行される。4話はそれぞれ現在の問題を取り上げているが、本作は完全にエンタメ寄りに振れているため読後感は爽快だ。
文庫書き下ろし・4話の連作・2ヶ月連続刊行と、ついに岩井さんブレイクのきっかけとなるか。

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2023年04月20日

Posted by ブクログ

横浜中華街を舞台にしたご当地小説
横浜の人に読んで欲しい作品
老舗の名店を閉店して隠居した良三郎と一緒に暮らすフリーターのロン
なぜかいつも事件に巻き込まれて、本人の意思とは関係なく解決に導いてしまう
周りからは山下町の名探偵などと呼ばれている
ロンを取り巻く先輩後輩、地域の大人達が織りなす関係も今は珍しくなったのかなという風情を醸し出している

ところでいつも思うのだが、こういうご当地ものの小説にというか日本の小説全般に、相関図や地図が載ってないのはなぜなんだろう?
それがあるととても理解しやすいのに…

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2023年10月13日

Posted by ブクログ

IWGPブームから20年以上経ち、皆が知らない今その後釜を狙っているのかな/ 中華街版IWGP/ トラブルシュートものとしてはエピソードが弱い/ 不良の世界を描き切れていない/ 特に詐欺グループのくだりはきつい/ 不良の世界を描くのは真面目に生きていた人たちには難しいだろう/ 得られる知識は整理されたものだけだし、あの空気を知ることなく大半の人は大人になる/ 不良じみていないトラブルをシュートする話を頑張って欲しい/

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2023年07月05日

Posted by ブクログ

横浜駅から向こう側、みなとみらい〜元町中華街。ザ・横浜なんだけどなんとも言えない愛着の湧く感じがあって、ここを舞台にしてくれたことがまず嬉しかった。
博多とんこつラーメンズもそうだけど、愛着のある街を舞台にしてくれる小説って大好き。夢中にさせてくれる時間をつくってくれてありがとうという思いです。

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2023年05月19日

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