感情タグBEST3
Posted by ブクログ
アラビア語を少しだけ齧ったことがあるので、タイトルを見て即読み。アラビア語がティーン向けの本でも扱われるなんて…とちょっと感動してしまった。話自体はあっさりさっぱりしているが、若い人がアラビア語に興味を持つきっかけになればいいなとの思いを込めて⭐︎5。
偉そうなことを言いながら習ったことをほぼ忘れてしまったのでもう一度アラビア語の勉強頑張ろうかな…
Posted by ブクログ
皆で約束して傷つけないようにすることや
甘んじる父親にはじめウエッとなるけど
常にお天気の日とはいかないのが人生だと
気を許せるようになるのはいいことだね
Posted by ブクログ
アラビア語、トルコ料理、ムスリム…。真歩と同じで、実際に近くに触れることってなかなかない。
高校に行ってない16才がいたって、ぬいぐるみが好きな中年男性がいたっていいんだよね。それをスッと受け入れてくれる周りがとても素敵。
言葉や文化の違いはあるけど、それ以前に一人一人なんだよね。読み終わり、爽やかな気持ちになった。
Posted by ブクログ
そのときどきに合った選択をする。作中に出てくる言葉のなかで、いちばん好きなブレーズだ。こうと決めたことを一心に貫く意志の強さはもちろん大切だけれど、人生には思いどおりにいかないことがたくさんある。どちらかというと、ままならないことの方が多いかもしれない。それでも。芯となる考え方や生き方さえブレなければ、あとのことは柔軟に、そのときどきに合わせて選択していけばよい。そしてその選択肢は、自分の行動や見ようとする景色によって変化し、ときには思いもよらない方向に広がっていくよ。そんなあたたかいまなざしで子どもたちを見守り、応援している作者の気持ちが伝わってくるような作品だった。
文章のタッチはやや軽めで、読む人によっては若干幼さを感じるかもしれない。ただ、ヤングアダルトや児童書というジャンルであれば、かえってこのライトさがちょうどいいのかなとも思う。
装丁については、扉の部分につい手触りを確かめたくなるような、少し変わった紙が使われていたのが印象的だった。装画もとても素敵で、紙の本ならではの魅力がつまった1冊でした。
Posted by ブクログ
書道といえば日本だけかと思っていた。まさかのアラビア書道とは。困難が降りかかってきた時に自分を曲げずに立ち向かっていった真歩がカッコいい。一度傷ついたからこそ輝ける。好きなものに導かれ、出会った素晴らしい友人たち。児童書らしく爽やかな読後感だった。続きがあれば読みたいし、世界の書道を調べてみたら面白そうだな。