【感想・ネタバレ】雨にシュクランのレビュー

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Posted by ブクログ

アラビア語を少しだけ齧ったことがあるので、タイトルを見て即読み。アラビア語がティーン向けの本でも扱われるなんて…とちょっと感動してしまった。話自体はあっさりさっぱりしているが、若い人がアラビア語に興味を持つきっかけになればいいなとの思いを込めて⭐︎5。

偉そうなことを言いながら習ったことをほぼ忘れてしまったのでもう一度アラビア語の勉強頑張ろうかな…

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2024年03月02日

Posted by ブクログ

皆で約束して傷つけないようにすることや
甘んじる父親にはじめウエッとなるけど
常にお天気の日とはいかないのが人生だと
気を許せるようになるのはいいことだね

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2023年04月29日

Posted by ブクログ

アラビア語、トルコ料理、ムスリム…。真歩と同じで、実際に近くに触れることってなかなかない。
高校に行ってない16才がいたって、ぬいぐるみが好きな中年男性がいたっていいんだよね。それをスッと受け入れてくれる周りがとても素敵。
言葉や文化の違いはあるけど、それ以前に一人一人なんだよね。読み終わり、爽やかな気持ちになった。

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2023年12月26日

Posted by ブクログ

そのときどきに合った選択をする。作中に出てくる言葉のなかで、いちばん好きなブレーズだ。こうと決めたことを一心に貫く意志の強さはもちろん大切だけれど、人生には思いどおりにいかないことがたくさんある。どちらかというと、ままならないことの方が多いかもしれない。それでも。芯となる考え方や生き方さえブレなければ、あとのことは柔軟に、そのときどきに合わせて選択していけばよい。そしてその選択肢は、自分の行動や見ようとする景色によって変化し、ときには思いもよらない方向に広がっていくよ。そんなあたたかいまなざしで子どもたちを見守り、応援している作者の気持ちが伝わってくるような作品だった。

文章のタッチはやや軽めで、読む人によっては若干幼さを感じるかもしれない。ただ、ヤングアダルトや児童書というジャンルであれば、かえってこのライトさがちょうどいいのかなとも思う。

装丁については、扉の部分につい手触りを確かめたくなるような、少し変わった紙が使われていたのが印象的だった。装画もとても素敵で、紙の本ならではの魅力がつまった1冊でした。

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2023年10月09日

Posted by ブクログ

いろんな価値観があっていい。あった方がいい。
そんな気付きを異文化交流も交えながらイキイキと読むことができた。

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2023年08月17日

Posted by ブクログ

書道といえば日本だけかと思っていた。まさかのアラビア書道とは。困難が降りかかってきた時に自分を曲げずに立ち向かっていった真歩がカッコいい。一度傷ついたからこそ輝ける。好きなものに導かれ、出会った素晴らしい友人たち。児童書らしく爽やかな読後感だった。続きがあれば読みたいし、世界の書道を調べてみたら面白そうだな。

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2023年07月16日

Posted by ブクログ

リマ・トゥジュ・リマ・トゥジュ・トゥジュのように題名のシュクランってどういう意味?
アラビア文字、竹の筆を使って書いてみたくなりました。

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2023年07月13日

Posted by ブクログ

この作者さんは、読みやすくて、読後に視界がパァーと開ける感じがする。小高、中学生にぜひ読んでもらいたい。
自分らしく、前向きに!と考えたり言うのは簡単。周りの目はやっぱり気になる。その葛藤を残しつつ一歩踏み出す、そのきっかけや勇気をくれる内容だと思う。
「世間に標準を合わせるよりも、好きなことや向いてることを選ぶほうがきっと幸せだ」
「どんな水でもそれなりに楽しめそう」
それぞれに合った、幸せを感じる生活ができるといいな。

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2023年06月21日

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