【感想・ネタバレ】地理学者、発見と出会いを求めて世界を行く!のレビュー

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Posted by ブクログ

大学生のときに著者の自然地理学の講義を受けたことがあったので購入しました。
第1部・第2部の内容(1990年代~2000年)は今となっては古いものになっていると思いますが、著者の講義もこの書籍も、この広い世界への興味や認識を広げてくれるものには変わりないと思います。
ケニア山やキリマンジャロでの調査の話、ペルーでズボンの足首に財布を縫い付けて間一髪助かった話など、今でも講義の内容を自分で覚えていたような話が出てきてとても懐かしい気持ちになりました。
研究の細分化・専門化が進んでいる中で、著者のように幅広い地域の研究を行っている人(行える環境にある人)も現在はなかなかいないのだろうなぁとも思ってしまいました。

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2023年06月17日

Posted by ブクログ

地理学者の調査旅行記。地理学的な話と紀行本の両方を足して割らない感じでおもしろいです。解説でも書かれてましたが、地理学者が書いたブラタモリ世界版っぽい。

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2023年03月21日

Posted by ブクログ

地理学者が自身の調査旅行で経験した旅行記。原著出版時点から時間が18年近く経過しているが、文庫化にあたって現在の情報にアップデートした注釈があるので、わかりやすい。
高山病がつらそう。

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2023年06月12日

Posted by ブクログ

タイトルとあらすじに惹かれて。

ただの旅行記ではなく、目的を持った行動でたまたまいろいろなところに赴いて、という感じがより縁というものを感じる。
普通の旅行では行かないようなところに行かれたり、滞在したりしているのが面白かった。
調査内容の図表は難しいけれど、地理学というものの片鱗を見れたことも興味深い。
地球環境の変化がすごく、今後どうなってしまうのかという思いもありつつ…
当時の旅の仕方とか、今と比べて不便なことはたくさんあるだろうけど人と人の繋がりとかがいいなと思えた。

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2023年03月17日

Posted by ブクログ

今現在の、滞在エッセーではない。でも、
少し昔の、ケニアが、ボリビアが、ペルーが、ドイツが、リズミカルでフレッシュな印象の文体で、さながら著者自身が目を輝かせながら、ライブで語っているように迫ってくる。
こういう、世界体験記が、30年くらい前までは、よくベストセラーになっていたと思うのだけど、今は・・?

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2023年02月23日

Posted by ブクログ

 地理学も楽しく学べる旅エッセイ

と、帯に書いてあったので
「旅エッセイ」のほうに重点をおいて
楽しく読みました〜。

自然地理学の学者である水野さんが
フィールドワークをすると
注目するのは植物や鉱物の分布。

ドイツに滞在してじっくり研究した話も
アフリカや南米の現地調査で苦労した話も
どちらも興味深かったです。
高山病に苦しめられるとわかっているのに
やっぱり自分の目で見たい気持ちが勝る
根っからの研究者さんなんですねぇ。

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2023年04月11日

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