感情タグBEST3
Posted by ブクログ
試し読み増量版。
間違いではないのだが違和感のある単語の選択や表現が目についたのだが、まぁスルーはできる。題材は"転生"もので、同人活動をするヒロインというのもすでに何作もよんでいる。本作の目新しさはヒロインが諜報活動に引き込まれること。それに対するヒロインの抵抗がなかなか極端。それからヒロイン侍女の冷静で世間知のある意見もTL小説な中では面白い。
私自身は乙女ゲームやアイドルに全く関心がなく、いわゆる推し活の経験がない。巷で聞く"推し"という言葉の意味がよくわからないままで、こういった題材の作品内でよく言われる「恋愛対象ではなく見ていたい人物」というのは"好き(なアイドル等)"とどう違うのか疑問だった。本作に「崇拝という単語が、前世の記憶の推しに該当する概念」とあり、やっと理解のとっかかりを得た。ありがとう。
そんなこんなで今後最後まで読む可能性はなくはない。
推し活
乙女ゲームの世界に転生したヒロイン。推しに出会い秘密倶楽部で推し活に精を出します。普段から人を観察していたヒロインは変装中のヒーローに気付き跡をつけるのですが、ヒーローに尾行がバレてしまいます。
ヒーローの俺様的な話し方があまり好きではありませんでした。ヒロインが良ければ何でもいいのですが、好きな人を利用したり危険に晒しつつの葛藤もアッサリしていて読み応えもありませんでした。