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アポリネールを読んでから
紹介文にある通り、アポリネール「若きドンジュアンの冒険」へのオマージュと言えなくもない。プロットは忠実に追い掛けられているが、最後に思わぬ方向に向かう。
元作品を読んだ人には分かると思うが、この作品中の触れ合いも全て暖かく、身勝手な欲望は欠片も出てこない。
一万一千本の鞭の作者アポリネールの作品とは思えない元作品の好みは分かれると思う。その意味でも、まず「若きドンジュアンの冒険」を読み、その世界が好きならば本作品も十分に楽しめるだろう