【感想・ネタバレ】世界は「 」を秘めているのレビュー

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Posted by ブクログ

自由で、個性的。よく聞く言葉で、特に最近世の中で大事とされていることな気がする。
つばさが感じる自由であることのしんどさ、わかるなあ。好きなのでいいよって言葉が相手にとって親切じゃないこともある。好きがわからない、っていうのも少しわかる。嫌なものとか苦手なものはあるけど、これ!って好きだと言えるもの、あるかなぁ。これが好き!ってハッキリ言える人ってキラキラしてみえるよね。羨ましいなぁとも思う。
たとえウソが隠れていても、それでいい。それでも楽しく生きていく。素敵な終わり方。
「世界は「」で沈んでいく」とリンク?してるのも嬉しかった。

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2024年04月13日

Posted by ブクログ


いいよさんの児童書新刊だよー!
三冊並べると表紙がとってもきれいだよね。

主人公のつばさちゃんは、とても『櫻いいよ』らしさの詰まった女の子だとおもう。
みんな違っていい。個性は大事。
女の子だから、男の子だから。
女の子だからといって、男の子だからといって。
あーもう、ぜんぶうるせえよ!好きにさせろよ!!
という、友の叫びが終始聞こえるような一冊。

好きなものがあるなら、それを自分なりに大事にすればいいし、好きなものがまだないなら、これから見つければいいし、見つからなくてもそれならそれでいい。誰の言葉を信じて、誰と時間を過ごし、どんな自分で日々を過ごすか。
それって子どもとか大人とか関係なく人生ずっと続く命題のようなもの。

つばさちゃんも凪良くんも、みんなみんな好きなように生きてほしいと思うけども、好きなように生きられないのがこの世界だから、せめて好きな自分で一秒でも長く過ごせるように。
わたしたち大人はそんな世界を残してあげないとな、などと思ってみたり。

良くも悪くも他人を気にしすぎなこの世界で、他人よりも自分を気にかけて生きていけるようになればいいなぁ。

そんな『世界』にしていきたいものです。

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2023年02月19日

Posted by ブクログ

私の周りの人達も噂を結構気にする人が多いため、私も周囲からの評価を気にしすぎて自分をしっかり出せないことが多いので、自分の好きなこと、ものを表に出すのも大事なことだと気付かされるような本でした。

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2024年04月04日

Posted by ブクログ

児童書なので読みやすかった。
ジェンダーレスになってきて、ランドセルの色が選べる。制服のスカート、パンツが選べるようになってきた。
選べるようになったばかりだと、自分だけ違うのはちょっと…。って誰しも思うけど、それが当たり前になると、自然と好きなものが選べるようになる。今では、女の子で赤いランドセルの子はほとんど見なくなった。
絶対変わっていく。堂々とできなくても、今は自分の好きなもの選べなくて我慢していても、好きなもの選べるようになる。って、悩んでる学生さんにエールを送りたいなと思った。

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2023年04月18日

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