【感想・ネタバレ】檻の中の少女のレビュー

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Posted by ブクログ

ネタバレ

タイトルからして、また、監禁ものか、と思ったんですけど、予想と違って、少女が監禁される話ではありません。

他の大石作品で、監禁+レイプや、殺人+屍姦という内容を読んだ後だからか、ロリ+父娘相姦を扱っているのに、あまりインモラルな内容だとは感じられませんでした。

むしろ、狂おしいまでに切ない恋物語に、読んでいる間、ずっと胸がときめくような気持ちになりました。

『アンダー・ユア・ベッド』『殺人勤務医』と並べて、個人的には大石作品のベスト3に数えたいと思います。

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2012年10月15日

Posted by ブクログ

日本版ロリータですかね。
元祖のを読んでないので比較できませんが。
少女と絵描きの中年男性との話なのですが
好きだ嫌いだどうしようみたいなところに 気をとられていたら
意外な展開に「そーくるか!」的な 嬉しさがありました。
終わり方も気に入りました。

( ・_ゝ・)<悲しくも切ない勝手な愛。

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2009年12月15日

Posted by ブクログ

前に読んだ『飼育する男』がおもしろかったので。
ロリコンで近親相姦って言ってしまえばそれまでなんだけど、そのことよりも「僕」の弱さ・身勝手さにイライラした。前半はそうゆうこともあるかもしれないぐらいな気持ちで、(歪んだ)恋愛ものとして読めた。後半は気持ち悪い・モヤモヤする。スッキリしない終わり方で最終的には「僕」が不憫に思えた。なんだろう?憐れみと軽蔑かな?
おもしろかったけどね。男って弱い。

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2009年10月07日

Posted by ブクログ

ネタバレ

さらーっと、止まる所無く読めてしまう大石節は相変わらず。
本当に、ざくっと読めてしまいます。
文章自体はやはり好みだし、話も考えるものがあったのですが、ホラー作品としては星ふたつ。で、差し引きみっつ。
ウラジミール・ナボコフの「ロリータ」リスペクトだそうです。

何にも興味のないしがない画家が、ある時から11歳の美しい少女をモデルとして絵を描く事になる。
彼女との良い関係を楽しみながらも絵を書いていた日々は、彼女の母親の暴力によって大きく変わる。
そして…

という感じです。
少女に「美」を感じる人には、クる作品かもしれません。
汚く、醜く、狂おしく、美しいです。


あ、少しエロいです。

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2012年05月16日

Posted by ブクログ

ホラー要素は最後にチョロっとしかなかった。

画家33歳の11歳の異常な関係の日々が綴られており
後半は扇情的な場面が多くなる。

中盤で二人の関係が明らかになり、事態は急展開して面白かった。
最後は破滅に向かうのだろうか?と思ったがちょっと
個人的に希望通りのエンディングを迎えたのでスッキリした。

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2010年10月03日

Posted by ブクログ

■0828.
<読破期間>
H20/3/31~H20/4/2

<本の内容>
孤独な画家の「僕」は、モデルの美しい少女と、心を通わせていく。
ある日、画商の提案で、少女のヌードを描くことになる。
その裸体の美しさに衝撃を受けた僕は、辛うじて欲望を抑える。
だが、少女が母親の激しい暴力を受けた夜、二人はついに一線を越えてしまう。
僕は少女との愛欲に溺れながら、絵を描き続ける。
その関係が大きな悲劇を招くとも知らずに…。

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2010年04月09日

Posted by ブクログ

おっさん×自分の娘の話です
 後半の主人公がアレになっていく様をもう少し綿密に書いていたらよかったと思う

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2009年10月08日

Posted by ブクログ

物語としては
ロリータを髣髴とさせる話ではあるが
その中にも
実は自分の娘だったと衝撃的な部分も。。

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2009年10月04日

Posted by ブクログ

大石版「ロリータ」。
う〜〜んう〜〜〜〜ん・・・・今までの作品とは毛色が違いますね。
なんだろう、最後まで男の性格がつかみきれなかったというか。感情移入できなかった。
少女のほうもね。
全体的に性格付けが薄い感じ・・・・・ストーリーも先が見えるし。
今回はちょっと残念でした。

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2009年10月04日

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